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特急ふじかわは静岡駅発で私は清水駅から乗る。身延線と呼ばれる路線は次の富士駅から。車窓から見ていると無人駅が多く普通車の便数は少なく乗降客も多くは見えない。ただ普通車でも3両編成。車輌も比較的新しい。

身延線は甲府駅1番ホームの東京寄りの切り欠きにある4番5番ホームに乗り入れる。甲府駅は身延線の北の終点になるためここで折り返し。東海道線のように身延線列車が中央本線まで乗り入れることはない。身延線はJR東海、中央本線と甲府駅はJR東日本の管轄になる。そのため甲府駅は改札や券売機の趣きが違う。ICカードなど相互に使えないものがあるらしい。

乗降客も行楽風が多くて何となくテンションが上がる。実は甲府は静岡駅よりも遥かに東京都心に近く、小さい駅ながら都会的に見える。静岡県と東京は間に神奈川があるが、山梨県は実は隣。静岡から都内に行くにも場所によっては甲府経由のほうが近いのではないかと検索してみたり(笑)。

駅北側が官庁街で南側に出て飲食店を探す。私はこうしたイベントの時はあまり食べない。駅ビルのセレオの中にも軽食はあったがお値段も良さそうなのでパス。やはり都内のエキナカっぽくてちょっと引いた。グルメの趣味がないのでSNSにラーメンとかの画像を上げるのは好きじゃない。

帰路。一番線ホームから身延線乗り場を望むとこんな感じ。いかにも支線乗り場だが間違えることはない。乗り越し用の切符売り場もあるが特急ふじかわには明らかにキセルで乗っている奴もいる。車掌の目は厳しいぞ。

身延線は甲府駅1番ホームの東京寄りの切り欠きにある4番5番ホームに乗り入れる。甲府駅は身延線の北の終点になるためここで折り返し。東海道線のように身延線列車が中央本線まで乗り入れることはない。身延線はJR東海、中央本線と甲府駅はJR東日本の管轄になる。そのため甲府駅は改札や券売機の趣きが違う。ICカードなど相互に使えないものがあるらしい。

乗降客も行楽風が多くて何となくテンションが上がる。実は甲府は静岡駅よりも遥かに東京都心に近く、小さい駅ながら都会的に見える。静岡県と東京は間に神奈川があるが、山梨県は実は隣。静岡から都内に行くにも場所によっては甲府経由のほうが近いのではないかと検索してみたり(笑)。

駅北側が官庁街で南側に出て飲食店を探す。私はこうしたイベントの時はあまり食べない。駅ビルのセレオの中にも軽食はあったがお値段も良さそうなのでパス。やはり都内のエキナカっぽくてちょっと引いた。グルメの趣味がないのでSNSにラーメンとかの画像を上げるのは好きじゃない。

帰路。一番線ホームから身延線乗り場を望むとこんな感じ。いかにも支線乗り場だが間違えることはない。乗り越し用の切符売り場もあるが特急ふじかわには明らかにキセルで乗っている奴もいる。車掌の目は厳しいぞ。
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退院から二日目。清水インター前のレッカー屋さんに預かってもらった原付を回収に行きます。カーレスキュー静清様、ほんとうにお世話になりました。スマホの履歴によれば2月22日午後8時前くらいに、ここで体調不良に陥り救急搬送。それから一か月半。なんとか生きて帰ってきました。

会社の上司のR氏を頼んで原付を回収してもらいます。軽トラは家業用ということですがプライベートでレースも走るR氏のこと。積載やタイダウンを掛けることまで手早く済ませてくれます。とはいえ二月のまだ肌寒い頃から一か月弱の放置状態。でもキーを回すとウィンカーが点滅。しばらくセルを回すとカブリながらもエンジン始動できました。
まだ乗り回せるほど体力が回復していませんが近隣の移動はできそう。休業中に任せてレストアもしていきたい。なにかと先行き不透明な世の中ですが、合わせて日常を取り戻していきたいと思います。

会社の上司のR氏を頼んで原付を回収してもらいます。軽トラは家業用ということですがプライベートでレースも走るR氏のこと。積載やタイダウンを掛けることまで手早く済ませてくれます。とはいえ二月のまだ肌寒い頃から一か月弱の放置状態。でもキーを回すとウィンカーが点滅。しばらくセルを回すとカブリながらもエンジン始動できました。
まだ乗り回せるほど体力が回復していませんが近隣の移動はできそう。休業中に任せてレストアもしていきたい。なにかと先行き不透明な世の中ですが、合わせて日常を取り戻していきたいと思います。
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去年(2019年)の暮れに7500円で購入したギアC。今年2月頃ナンバーを取得すると間もなく世間はコロナ禍の外出自粛に突入。もちろん一人乗りの原付なのでお構いなしに走り回る。おかげで既存のニュースギアとの違いがわかってきた。

積載性は新聞配達用のニュースギアよりも良い。ご覧の通りレッグスペースが平面なおかげでココに荷物が載ってしまう。ニュースギアやギアSTはフロアにフットブレーキやパーキングブレーキのペダルが飛び出しているため物を置くことはできない。ギアCはバーハンドルでブレーキレバーやハンドルの角度などの調整やメンテが格段に容易。またハンドルバーにホルダーなど付けることもできる。
ただ発売当時(2005年頃)大流行だったミニメーターは今見ると安っぽく小さすぎて見難い。ニュースギアはハンドルをカバーするカウルに手元灯や(カッコ良くないが)純正ナックルガードやグリップヒーターも標準で冬はありがたい。いくら高機能素材のブ厚いグローブをしても安いハンドルカバーの防寒性に敵わない。

動力系は基本同じ…と思ったがニュースギアよりやや加速にムラがあり坂に弱い気がした。その代わり最高速は2~3km/hほど伸びるがそんなものは個体差の範囲。調べてみるとウェイトが違うらしい。ニュースギアが1個6gなのに対しギアCは7.5g。1個あたり1.5gの差は大きい。プーリーはUA-03J系共通の専用のもの(?だと思う)で出足重視。JOG系などのアフターパーツに交換すると加速が鈍るので純正加工で使いたい。また耐久性も所詮メーカー純正品には敵わない。だからウエイトローラーも純正の程度の良いものをストックして使っている。

平坦な場所ではほとんどわからないが少しの勾配でも速度が落ちる。変速点がトルクバンド合わないとエンジンに負担になって不調の原因になる。新聞用のセッティングが良い。今の時点ではハイプリ加工とセンタースプリングの面取りだけだが腰上O/Hを兼ねてポート加工の予定。ちなみにニュースギアで65ccくらいのボアアップ・キットを組んだことがあったがコンペンセイターのためか良いセッティングが出なかった。細かい所でフロントフェンダーが小さいためニュースギアよりハンドルが軽い。フロント12インチの安定感も良好。地味にかなり理想的原付。

積載性は新聞配達用のニュースギアよりも良い。ご覧の通りレッグスペースが平面なおかげでココに荷物が載ってしまう。ニュースギアやギアSTはフロアにフットブレーキやパーキングブレーキのペダルが飛び出しているため物を置くことはできない。ギアCはバーハンドルでブレーキレバーやハンドルの角度などの調整やメンテが格段に容易。またハンドルバーにホルダーなど付けることもできる。
ただ発売当時(2005年頃)大流行だったミニメーターは今見ると安っぽく小さすぎて見難い。ニュースギアはハンドルをカバーするカウルに手元灯や(カッコ良くないが)純正ナックルガードやグリップヒーターも標準で冬はありがたい。いくら高機能素材のブ厚いグローブをしても安いハンドルカバーの防寒性に敵わない。

動力系は基本同じ…と思ったがニュースギアよりやや加速にムラがあり坂に弱い気がした。その代わり最高速は2~3km/hほど伸びるがそんなものは個体差の範囲。調べてみるとウェイトが違うらしい。ニュースギアが1個6gなのに対しギアCは7.5g。1個あたり1.5gの差は大きい。プーリーはUA-03J系共通の専用のもの(?だと思う)で出足重視。JOG系などのアフターパーツに交換すると加速が鈍るので純正加工で使いたい。また耐久性も所詮メーカー純正品には敵わない。だからウエイトローラーも純正の程度の良いものをストックして使っている。

平坦な場所ではほとんどわからないが少しの勾配でも速度が落ちる。変速点がトルクバンド合わないとエンジンに負担になって不調の原因になる。新聞用のセッティングが良い。今の時点ではハイプリ加工とセンタースプリングの面取りだけだが腰上O/Hを兼ねてポート加工の予定。ちなみにニュースギアで65ccくらいのボアアップ・キットを組んだことがあったがコンペンセイターのためか良いセッティングが出なかった。細かい所でフロントフェンダーが小さいためニュースギアよりハンドルが軽い。フロント12インチの安定感も良好。地味にかなり理想的原付。
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4stのニュースギアUA06Jは専売店の代車を配達に使ったことはあるが自分で所有したことはない。だから詳細はわからないが 新しいモノ好きの配達オヤジ連中が社有車を奪い合って ああだこうだと言っていたのを覚えている。2ストから乗り換えた配達員がよくやるトラブルが、燃料ポンプの加圧完了のインジケーターが消える前にセルモーターのスイッチを押して始動不良を起こす初歩的ミス。

これをやると燃調が狂って失火。カブリ気味になるので、アクセルを開けた状態でセルを回せば普通に始動できる。一度掛かってしまえば水冷のため温度湿度の影響は2ストより受け難いように思う。また多少走行距離が伸びた車両でオイルに冷却水が混入するトラブルがあったとも聞いた。冷却水ポンプのシールが逝ってしまったのかと思う。逆に冷却水にエアが入ってオーバーヒートもする。初期RZにも同じような症状があった。またインジェクションのため なにかしら電気系トラブルが起こる確率もシンプルな2ストより遥かに高い。4ストはオイル交換が必要だが毎日乗ると月に何度か交換せねばならず以外と面倒だとも聞いた。オイルは銘柄指定があり これを守らず安物を入れてトラブるとクレーム対象外となる。

UA06Jに乗り始めると皆一様に2ストより「遅い」とボヤく。たしかに出足は少し鈍い気がする。だが実際配達に使ってみると所用時間はほとんど変わらない。登坂時にパワーが足りない感じがあるので、坂が多い区域を配ると多少差が出るかもしれない。ちなみに私が社有のニュースメイト80Vから2ストのUA03Jギアに乗り換えた時は、2時間半弱の配達時間の区域でラクに15分短縮した。その差、約一割。他の配達員でも10~15分は普通に短縮する。この差は大きい。

ただニュースギアはカブ型に比べるとイマイチ小回りが利かず袋小路で切り返しの連続になることがある。これを嫌う配達員はカブやメイトを好む。フロアのフットブレーキも慣れが必要だ。フロアやカウル幅は意外と大きく、幅寄せの目算を誤って縁石などに当てることもある。この辺りはUA06Jで改良され外装の擦る率が低い。仮に破損しても個々の部品が小振りに分割され交換は容易で単価も低い。
また06Jは外装を付けたまま駆動系の分解整備が可能。これは助かる。車重は06Jのほうが重く感じるが重心が低くなった感じもあり、ブレーキの利きは良いほうだと思う。UA03Jのほうが初心者の急発進の飛び出しや握りゴケが多い。

カブ系は燃費が良いとはいっても燃料タンク容量が少ない。配達区域が遠方だった私の場合メイトにほぼ毎日給油しなければならなかった。ギアはメットインを潰して燃料容量が7ℓもあるので(区域にもよるが)一日おきで済んだ。昔はともかく今は店にガソリンの取り置きはできない。ガソリンスタンドが遠かったり閉店が早いと不便も感じるところ。ガススタの閉店や時短が追い討ちを掛ける。ついでにUA06Jは業務用以外はまず乗られないため新聞配達員かピザ屋にしか見えない。
UA06Jは先行のVOX(SA52J)とエンジン周りに互換がある。VOXはノーマルでも60km/hを越える個体もあり UA06Jのノーマルプーリーは外周に使い切ってない部分もあるため加工しだいで多少最高速が伸びると思われる。水冷3バルブのエンジンは実はポテンシャルはそうとう高いのではないか?と思う。

これをやると燃調が狂って失火。カブリ気味になるので、アクセルを開けた状態でセルを回せば普通に始動できる。一度掛かってしまえば水冷のため温度湿度の影響は2ストより受け難いように思う。また多少走行距離が伸びた車両でオイルに冷却水が混入するトラブルがあったとも聞いた。冷却水ポンプのシールが逝ってしまったのかと思う。逆に冷却水にエアが入ってオーバーヒートもする。初期RZにも同じような症状があった。またインジェクションのため なにかしら電気系トラブルが起こる確率もシンプルな2ストより遥かに高い。4ストはオイル交換が必要だが毎日乗ると月に何度か交換せねばならず以外と面倒だとも聞いた。オイルは銘柄指定があり これを守らず安物を入れてトラブるとクレーム対象外となる。

UA06Jに乗り始めると皆一様に2ストより「遅い」とボヤく。たしかに出足は少し鈍い気がする。だが実際配達に使ってみると所用時間はほとんど変わらない。登坂時にパワーが足りない感じがあるので、坂が多い区域を配ると多少差が出るかもしれない。ちなみに私が社有のニュースメイト80Vから2ストのUA03Jギアに乗り換えた時は、2時間半弱の配達時間の区域でラクに15分短縮した。その差、約一割。他の配達員でも10~15分は普通に短縮する。この差は大きい。

ただニュースギアはカブ型に比べるとイマイチ小回りが利かず袋小路で切り返しの連続になることがある。これを嫌う配達員はカブやメイトを好む。フロアのフットブレーキも慣れが必要だ。フロアやカウル幅は意外と大きく、幅寄せの目算を誤って縁石などに当てることもある。この辺りはUA06Jで改良され外装の擦る率が低い。仮に破損しても個々の部品が小振りに分割され交換は容易で単価も低い。
また06Jは外装を付けたまま駆動系の分解整備が可能。これは助かる。車重は06Jのほうが重く感じるが重心が低くなった感じもあり、ブレーキの利きは良いほうだと思う。UA03Jのほうが初心者の急発進の飛び出しや握りゴケが多い。

カブ系は燃費が良いとはいっても燃料タンク容量が少ない。配達区域が遠方だった私の場合メイトにほぼ毎日給油しなければならなかった。ギアはメットインを潰して燃料容量が7ℓもあるので(区域にもよるが)一日おきで済んだ。昔はともかく今は店にガソリンの取り置きはできない。ガソリンスタンドが遠かったり閉店が早いと不便も感じるところ。ガススタの閉店や時短が追い討ちを掛ける。ついでにUA06Jは業務用以外はまず乗られないため新聞配達員かピザ屋にしか見えない。
UA06Jは先行のVOX(SA52J)とエンジン周りに互換がある。VOXはノーマルでも60km/hを越える個体もあり UA06Jのノーマルプーリーは外周に使い切ってない部分もあるため加工しだいで多少最高速が伸びると思われる。水冷3バルブのエンジンは実はポテンシャルはそうとう高いのではないか?と思う。
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ノーマルのまま近場を走り回ってみたが予想通りニュースギアと大差のない走行性能。発進直後の加速は良いが最高速度は60km/hに届かずメーター読みで57km/hくらい。ここまで確認して駆動系の分解のため近所のバイク屋に持っていく。プーリーとクラッチのセンターナットをエアツールで弛めてもらうためだ。

このロックナットは高いトルクで締められているうえに熱と経年で固着している。素人が片側からしか力を掛けられないメガネレンチで弛めようとすればカラーの浅いナットは簡単に舐める。バイク屋に持って行く時は二重になったカバーのボルトを可能な限り減らし短時間で分解できるようにしていく。バイク屋は工数が掛る仕事中。お手間は取らせない。家に戻ってプーリーを外すとVベルトが社外品に交換されているのに気付く。走行距離が本当なら交換しても良い時期。だが他の部品はノーマルなので定期整備でベルトとウエイトを交換したのかもしれない。

プーリーとクラッチを分解したところ。ギアCはUA03Jでは最後期の型だがクラッチ板が3枚の4KNに多い仕様になっていた。ニュースギアの標準はクラッチ板2枚がスタンダード。さすがに業務用でないのと高年式のためクランクケース内は気味が悪いほどキレイで遣り甲斐がない。当り玉と思って感謝しつつ進めていく。

最近ハマっているセンタースプリング加工。サスペンションではないので切ったりはしない。両端の面取りをする。昔どっかのショップでセンタースプリングベアリングというテーパーローラーを市販していたのを見て思い付いた。地味な加工だがセンタースプリングの可動が良くなるため変速がより微妙に合うようになる。ただし若干ローギアになる傾向。ハイギア化するためにはカラーまたはセカンダリースプリングシートを挟んでバネレートをキツくしてやる。その他また次回の機会に。

このロックナットは高いトルクで締められているうえに熱と経年で固着している。素人が片側からしか力を掛けられないメガネレンチで弛めようとすればカラーの浅いナットは簡単に舐める。バイク屋に持って行く時は二重になったカバーのボルトを可能な限り減らし短時間で分解できるようにしていく。バイク屋は工数が掛る仕事中。お手間は取らせない。家に戻ってプーリーを外すとVベルトが社外品に交換されているのに気付く。走行距離が本当なら交換しても良い時期。だが他の部品はノーマルなので定期整備でベルトとウエイトを交換したのかもしれない。

プーリーとクラッチを分解したところ。ギアCはUA03Jでは最後期の型だがクラッチ板が3枚の4KNに多い仕様になっていた。ニュースギアの標準はクラッチ板2枚がスタンダード。さすがに業務用でないのと高年式のためクランクケース内は気味が悪いほどキレイで遣り甲斐がない。当り玉と思って感謝しつつ進めていく。

最近ハマっているセンタースプリング加工。サスペンションではないので切ったりはしない。両端の面取りをする。昔どっかのショップでセンタースプリングベアリングというテーパーローラーを市販していたのを見て思い付いた。地味な加工だがセンタースプリングの可動が良くなるため変速がより微妙に合うようになる。ただし若干ローギアになる傾向。ハイギア化するためにはカラーまたはセカンダリースプリングシートを挟んでバネレートをキツくしてやる。その他また次回の機会に。