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火薬御飯

Category :  ミリタリー
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陸自最新鋭の正面装備16式機動戦闘車も見慣れてきた。位置づけとしては戦闘車両だがいわゆる戦車よりも駐屯地外で見る機会が多いからだろう。
16式機動戦闘車Type 16 maneuver combat vehicle16MCV陸上自衛隊機甲教導連隊戦闘中隊「機教‐戦」第60回静岡ホビーショー 2022Shizuoka Hobby Show2022Шоу хобі Сідзуока静岡模型教材協同組合長谷川製作所Hasegawa青島文化教材AOSHIMA田宮模型TAMIYAバンダイBANDAI 東京マルイTokyo Marui静岡産業
履帯で走行し重量もある戦車は一般公道では専用トレーラーで移動しなければならないが装輪式の16式は普通に道路を走って移動できる。道交法の適応除外だが公道走行には通知義務のある特殊車両、例えば重量物運搬のトレーラーのような区分になる。こうした法的な手続き以外の物理的な制約も戦車より少なく、平時でも(有事も)移動や転回が迅速に行える。これでより広範囲を守備できる他ライフサイクルコストも大幅に安く上がる。
16式機動戦闘車Type 16 maneuver combat vehicle16MCV機甲教導連隊戦闘中隊「機教‐戦」第60回静岡ホビーショー 2022Shizuoka Hobby Show2022Шоу хобі Сідзуока静岡模型教材協同組合長谷川製作所Hasegawa青島文化教材AOSHIMA田宮模型TAMIYAバンダイBANDAI 東京マルイTokyo Marui静岡市駿河区ツイン
こうしたイベントに出張することがその機動力の高さを仮想敵に見せ付けることにもなる。戦車と同じ火力の武装が大型トラックなみの機動性を持って待機しているということだ。昨今のニュースを見るまでもなく戦車の専売と思われたブ厚い装甲は昔ほど意味を成さなくなっている。防御に重きを置くより重量を抑えて戦術的な機動性に振るのが世界的トレンドだ。
16式機動戦闘車Type 16 maneuver combat vehicle16MCV陸上自衛隊機甲教導連隊戦闘中隊「機教‐戦」第60回静岡ホビーショー 2022Shizuoka Hobby Show2022Шоу хобі Сідзуока静岡模型教材協同組合長谷川製作所Hasegawa青島文化教材AOSHIMA田宮模型TAMIYAバンダイBANDAI 東京マルイTokyo Marui静岡市駿
車体側面に無数のボルト。装甲がモジュラー式で用途に応じて増減ができるという。陸自はこの16式の車体を流用した兵員輸送車等も開発中ということで、今後ファミリーとして進化する可能性も大きい。ただやはりマニア的にはキャタピラーを装備した如何にも戦車も存続し続けてほしい。

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タミヤ会長閣下のお話でも度々拝聴した旧ソ連主力戦車T-72。当時田宮社長は旧ソ連製この戦車のプラモ化を企画。旧ソ連大使館に取材を申し込んだが這う這うの体で断られたという。その後イスラエルに現存する同車を取材しプラモ化に漕ぎ着ける。それだけ当時のT-72には話題性があった。
135 ミリタリーミニチュアシリーズ 旧ソビエトT72M1戦車
1970年代半ばくらいモスクワ「赤の広場」のパレードでT-72が確認された時(今では信じられないが)西側情報筋はかなり驚愕した。当時まだT-64が未確認な中でその発展型の配備が確認されたのだから無理もない。当時アメリカを含むNATOはMBT-70(KPz.70)の開発に失敗。後継車の見込めない状況でM47やM60が頼みの綱だった。時代背景はもう少し掘り下げるが、おそらく旧ソ連もT-64の開発が難航する中で、東側諸国向けに配備が急がれたT-55の後継となる普及版を先行して開発したというのが個人的見解。

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日本のマスコミやネット民が忘れ去って久しい「キエフの幽霊」は、海外では英雄伝として偶像化が進んでいるらしい(Tシャツほしい)。当初はマニア好みの荒唐無稽な都市伝説だと思われていたが、戦況が明らかになるにつれて、全くのデマではない事実に基づく戦果として解明されつつある。
キエフの幽霊(Привид Києва)the-ghost-of-kyiv-i-stand-with-ukraine-lover-hero-of-kiev-t-shirt-Ladies-tee
「キエフの幽霊」とは初戦で圧倒的な兵力で先制攻撃を掛けたロシア軍を、一機のMig-29(国籍不明)が迎撃し一度に6機のロシア空軍機を撃墜したというもの。いくら技量の高いパイロットでも一度の6機の撃墜など(エリア88かエースコンバットでもなければ)状況的に不合理で信憑性がない。
戦況が絶望的になると、こんな噂話が実しやかに流れることが歴史上も間々あった。圧倒的な敵を何処からか現れた神の軍隊が蹴散らし窮地を脱した…という類の逸話。これは追い込まれた状況での一種の極限心理だ。
ところが戦況が徐々に公開されると(幽霊が単機で撃墜したわけではないが…)キエフ空襲時のロシア側の損害はまんざらウソでもなくなってきた。
ウクライナはロシア侵攻前からNATOや周辺国から情報を得て、航空機や防空火器を退避させ相当数温存。反撃に際してはウクライナ空軍のMig-29だけでなく対空火器や供与された携行型対空ミサイルまで、(当時のマスコミ報道とは裏腹に)かなりの損害をロ軍に与え、SNS等でも公開されている。
そんな目に見える反撃の様子から現れたのが「キエフの幽霊」という英雄伝説ではないか。実際この伝説が単なる伝説で終わらないほどウクライナ軍は強い。またウクライナ国民も賢明で、それらが世界中を惹き付ける。
なお「キエフの幽霊」は開戦初期に外電の“Ghost of Kyiv”を直訳したものだが、現在ではウクライナ語の発音を直接表記する「キーウ」に変わり、日本語のニュアンス的には幽霊よりも「亡霊」とするほうが正解だろう。
ところで上記のTシャツのシルエットはMig-29フルクラムではなくF-15。Tシャツを販売するにあたり、版権上の問題でも心配しているのか(笑)。

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 浜松基地広報館(エアパーク)に永らく展示されていたが2021年の休館中のリニューアル後、忽然と姿を消してしまったバンパイアT55。気になっていたが、ホビーショーに模型サークルで参加された空自の方にお伺いしたところ「基地内に分解・保管」とのこと。F-4EJが入ったので仕方ない。
デ・ハビランド DH.100 バンパイア(de Havilland DH.100 Vampire)T.55 - 輸出練習機型 DH.112 ベノム(DH.112 Venom)シービクセン(DH.110 Sea Vixen)航空自衛隊エア・フェスタ浜松2015浜松基地JASDF Hamamatsu Airbase広報館エアーパーク
 国内にはこの一機しかない貴重な機体。遠方の他の基地へ行ってしまうのが心配だったが一応浜松にあるらしい。こんな飛行機を見て喜ぶ奴も珍しかろうから再展示は不明。たしかに変わった形状だがジェットエンジン黎明期に各国が挙って採用した当時としては合理的な形ではある。ただし実用化に漕ぎ着け更に量産された例はバンパイアを除いてほとんどない。
奇怪な外形ながら運動性が良く堅牢で生産性も良好にまとめられた高い完成度は、欧米の航空機メーカーとしては新参ながら奇抜な名機を多数産み出したデ・ハビランド社の先進性と高い技術力の両立に寄る所が大きい。
バンパイアはさすがに有名とは言い難いが、デ・ハビランド社と同社の傑作機モスキートは映画の影響もあって有名だった時期があった。私も先に知ったのはモスキート。社名が同じなので同社の機体なのかとわかった。
デ・ハビランド社製造の機体はイニシャルの後に通し番号が付き、DH98がモスキート、DH100がバンパイアになる。間のDH99はバンパイアの全金属製バージョン。量産型バンパイアは機体の一部に木材が使われていた。
デ・ハビランドDH.98 モスキートde Havilland DH.98Mosquitoエアフィックス Airfix 1・72Airfix Matchboxプラモデル
 戦前、無名だった同社を一躍有名にしたのが「木造の脅威」と呼ばれた戦闘爆撃機DH.98モスキート。機体の大半が合板など「木」でできているため家具工場等で製造でき既存の設備や資源を圧迫せず大量生産できた。
また製造が容易で機体表面を平滑化できたため空気抵抗が減って速度性能が上がる。金属製に比べレーダーに探知されにくいステルス性もあった。
一部は極東にも送られたが、高温多湿の東南アジアでは木が腐ったり接着剤が劣化するトラブルが多発し活躍できず撤退。長大な航続力も有したこんな高性能機が日本軍や本土空襲に相見える事がなかったのは寧ろ幸い。
いわゆる「トンデモ兵器」の宝庫のイギリス軍にあって、新機軸を完全に掌中に収め実用化レベルに持っていけたのがデ・ハビランド社の実力だ。
デ・ハビランド ゴブリン(de Havilland Goblin)遠心圧縮型ターボジェットエンジンP-80シューティングスター(Shooting Star)(Allis-Chalmers J36)サーブ21(Saab 21)航空自衛隊浜松広報館・エアーパークアトラクション「SHIROBAKO」陸上自衛隊広報センター(りっくんランド)海上自衛隊佐世保史料館
 バンパイアではデ・ハビランド社はジェットエンジンも自社製を搭載する。遠心式ターボジェットエンジンは当時としては信頼性があり量産機にも改良型が使われた。第一世代ジェット戦闘機で機体とエンジン双方を製造できたのはデ・ハビランド社だけ。開発力と生産力両方を持っていた。
バンパイアの実戦は戦後で、第一次印パ戦争にインド空軍から参戦。程なくパキスタン空軍に配備されたF86セイバーに完敗を帰すが、インド空軍が導入した超軽戦闘機ナットに仇を討たれる戦記が世界的に有名になった。
インド空軍FollandフォーランドGnatナットVSパキスタン空軍F-86セイバー第一次印パ戦争
後年かなり誇張された武勇伝とする説もあったが、インド空軍がナットをライセンス生産した他、自国製の改良型アジートを開発したことを考えると実戦での高評価は疑う余地はない。或いは周辺国に大量に供給され文字通り救世主となったセイバーに対する優位性を誇示したのかもしれない。
セイバーは空自でも運用され、用途廃止となった機体が今も各地に現存。ナットはチャーリー・シーンの映画「ホットショットⅡ」で米海軍機として大活躍。両機とも米英空軍のアクロバットチームや、F86Fは空自の初代ブルーインパルスにも採用され、操縦性や運動性の高さは定評があった。
当のバンパイアは…なんと!日本のアニメにもすでに出演していた!…
デ・ハビランドDH.100 バンパイア(de Havilland DH.100 Vampire)AIKa ZERO 第1話 ホワイトナイツ
 AIKa ZEROは2009年のアニメ。今のアニメに比べたらチープな感じは否めないが、バンパイヤの離陸や操縦シーンのクオリティーは高い。離陸からハイレートクライムは空自の基地祭ではお馴染みだが、バンパイアのDHゴブリンIIターボジェットエンジンの推力(=1,410kg)ではたぶんムリ。
デ・ハビランドDH.100 バンパイア(de Havilland DH.100 Vampire)T55航空自衛隊浜松基地広報館エアパーク
異様に詳細なコックピット内のディテールは、アニメ「SHIROBAKO」と同様に浜松基地エアパークでの実機取材の成せる技かと思う。浜松基地のバンパイアは練習機型でDH.115が形式名。T55は機体番号と云われる。
デ・ハビランドDH.100 バンパイア(de Havilland DH.100 Vampire)2022-01-14 000106
アニメ放送時には未装備だったF35に誘導されるアイカのバンパイア。戦後しばらくはアメリカよりイギリス側の航空機技術が優位にあり我が国はその双方から技術供与を受けていた。戦後初のジェット機T-1Aはナットと同じブリストル・シドレー オーフュース、同じく三菱F-1/T-2はロールスロイス・アドーアMk801を搭載。ライセンス生産によって技術力を蓄えた。
遡れば英国は「日英同盟」からの友好国であり将来も友好で在り続ける。

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 タミヤから1/35米駆逐戦車M18ヘルキャットが発表された。これまで同スケールではAFVクラブとエアフィックス、またイタレリから1/56という半端なスケールで発売されていたが、タミヤが決定版なのは間違いない。
1/35 アメリカ軍 M18 ヘルキャット 駆逐戦車1・35 SCALE U.S. TANK DESTROYER M18 HELLCATミリタリーミニチュアシリーズ No.376タミヤTamiya静岡ホビースクエアSHIZUOKA HOBBY SQUARE静岡ホビーショー2021ホビーのまち静岡クリスマスフェスタ田宮模型TAMIYA
 米軍の駆逐戦車といえばオープントップの旋回砲塔というのが基本形。当然、砲塔内部から床面まで再現されているが、砲塔は後から載せられるので、作り易いのが利点。M10やM36のようにM3・M4戦車の車体流用ではないので、足回りから車体上部まで全て新設計の金型で作られている。
1/35 アメリカ軍 M18 ヘルキャット 駆逐戦車1/35SCALE U.S. TANK DESTROYER M18 HELLCATミリタリーミニチュアシリーズ No.376タミヤTamiya静岡ホビースクエアSHIZUOKA HOBBY SQUARE静岡ホビーショー2021ホビーのまち静岡クリスマスフェスタ田宮模型TAMIYA
 ランナーを見る限り、部品点数はずいぶん抑えられているように見える。別部品といえば精密感があるように錯覚するが、海外製プラモのように何もかも別部品にしてしまうと部品点数が膨大になって、作り難い以上に、膨大なパーツ群を見ただけで気持ちが萎えてしまう。一体成型しながら抜群の立体感を再現し、部品点数を抑える職人技はタミヤのお家芸。
1/35 アメリカ軍 M18 ヘルキャット 駆逐戦車1・35 SCALE U.S. TANK DESTROYER M18 HELLCATミリタリーミニチュアシリーズ No.376タミヤTamiya静岡ホビースクエアSHIZUOKA HOBBY SQUARE静岡ホビーショー2021ホビーのまち静岡クリスマスフェスタTAMIYA田宮模型
 オリーブドラブ単色の米軍戦車はウェザリングで立体感を表現するのも楽しみ。装甲は貧弱ながら小型軽量で、WWⅡ戦車で最速のスプリンターの雰囲気が良く伝わる。ワールド・オブ・タンクスでも人気のユニット。
1/35 アメリカ軍 M18 ヘルキャット 駆逐戦車1/35SCALE U.S. TANK DESTROYER M18 HELLCATミリタリーミニチュアシリーズ No.376Tamiyaタミヤ静岡ホビースクエアSHIZUOKA HOBBY SQUARE静岡ホビーショー2021ホビーのまち静岡クリスマスフェスタ田宮模型TAMIYA
 砲塔内側のインテリアの再現も緻密で見ていて楽しいが、特徴の一つとなる防盾を覆うカンバスの質感も素晴らしくペイントのウデの見せ所。ジャンパー姿のフィギュアは出動待機中の雰囲気で、ヒット・エンド・ランを得意とする本車によく似あう。このままでも充分ヴィネットになる。

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