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火薬御飯

Category :  オートバイ
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 イタリアンバイクはエンジンの造形まで美しい。そんなことを考えながらムルティストラーダのサイドを覗き込んでいると、従来のドゥカティのいわゆるL型ツインとは何か雰囲気が違う。この新型ムルティストラーダは伝統のL型2気筒エンジンではなく、パニガーレやストリートファイターV4と同じ、V型4気筒の「V4グランツーリスモ」エンジンを搭載していた。
ドゥカティ・ムルティストラーダV4 S新型V4グランツーリスモV4 Grantursimo the new Ducati EngineパニガーレV4 R Panigale V4RストリートファイターV4S Streetfighter V4S火薬御飯KANERU-Sあんだあ☆びれっじ 魔輝屋REDWINGSネオパーサ静岡県静岡市清水区小河内ぷらっとパークE1A 新東名高速道路中部横断自動車道NEOP
 V4グランツーリスモ・エンジンは90度V型4気筒、排気量1158㏄から最高出力170ps/10,500rpm、最大トルク12.7kgm/8,750rpm。実際の公道で243kgもある車体でフルパワーを使い切れるはずもないが、カタログスペックには夢がある。使いきれないパワーは要らないという(ホンダが言いそうな)一見現実的だが妙に醒めた言い草に駆り立てられるものはない。
ドゥカティ・ムルティストラーダV4 S新型V4グランツーリスモV4 Grantursimo the new Ducati EngineパニガーレV4 R Panigale V4RストリートファイターV4S Streetfighter V4S火薬御飯KANERU-Sあんだあ☆びれっじ 魔輝屋REDWINGSネオパーサ静岡県静岡市清水区小河内ぷらっとパーク新東名高速道路E1A中部横断自動車道NEOPA
 事実この新型グランツーリスモ・エンジンは、これまでのムルティストラーダに搭載されていたテスタストレッタ2気筒エンジンより1.2kg軽量。幅が若干広がったが、全高・前後長とも85㎜~95㎜小型化。これが工業製品の正常進化だ。新型が出る度に当り前のように大きく重くなっていく日本車とは正反対。しかも耐久性や燃費性能まで向上しているという。知ると知らずとに関わらず、こうしたデータは乗る側にとって安心要素となる。それでいて外連味のない合理的なデザイン。本物の機能美が美しい。
ドゥカティ・ムルティストラーダV4 S新型V4グランツーリスモV4 GrantursimoアドベンチャーツアラーDucati EngineパニガーレV4 R Panigale V4RストリートファイターV4S Streetfighter V4S火薬御飯KANERU-Sあんだあ☆びれっじ 魔輝屋REDWINGSネオパーサ静岡県静岡市清水区小河内ぷらっとパークE1A 新東名高速道路中部横断自動車道NE
 ムルティストラーダはアドベンチャーツアラーよりやや公道寄りな雰囲気がある。オフロードを走行できる機能を省き、一般道での信頼性や安全性に振って安心感を高める。長距離を走る時この安心感は何ものにも代えがたい。不安なメカで遠距離走るなんて身体に悪い。まして北極圏から亜熱帯まである欧州や、気象だけでなく治安にも不安のある北米なら尚更だ。無事これ名馬。安全に速い機械はモチベーションを駆り立てられる。

テーマ:Ducati MultiStrada! - ジャンル:車・バイク

Category :  オートバイ
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 90年代半ば、現在のトライアンフ・ブランドが復活した時、主力モデルとして投入されたのが水冷3気筒900㏄エンジンを搭載したトライデント900だった。当時トライアンフは(トリンプとは違う)すでに解散した歴史上のオートバイメーカーと思われていたのでT150など知る由もなかった。
トライアンフ T150トライデントBSAロケットIII 1968〜 1975Triumph Trident T150T160 BSA Rocket III
 戦後のトライアンフは6TサンダーバードやT120ボンネビルなど並列2気筒モデルでアメリカ市場で成功を収める。60年代に入るとホンダCBやカワサキのマッハなどハイメカの日本製オートバイに市場を脅かされ始め、これに対抗するためツインに一気筒足した3気筒のトライデントを投入した。
740cc並列3気筒のトライデントは改良されながら1975年まで販売されるが、成績も販売も日本車に及ばず、イギリスの古い企業風土もあって再建にも失敗し1977年に倒産。80年代に入って実業家ジョン・ブルーアが商標を購入。ハリスによるライセンス生産を経て、1990年ヒンクレー工場でカワサキの技術を取り入れた新生トライアンフとして復活を果たした。
トライアンフTRIUMPHボンネビルBonneville T120
ヒンクレーのトライアンフは3気筒と4気筒の750~1200㏄から始まり、現在では近代的な3気筒と伝統のスタイルを取り入れた2気筒で独自の路線を開拓。英国車の伝統ブランドの復活に成功した。世界中のメーカーが挑んできたレジェンドの現代的な復活に最も成功したオートバイにもなった。

テーマ:トライアンフ - ジャンル:車・バイク

Category :  オートバイ
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 私が昔から知っているある業者で、とにかく人が乗るバイクや趣味を茶化してばかりいるヤツがいた。本人はギャグのつもりらしいのだが、案の定、ほとんどの客は苦笑いしながらも気を悪くして(中にはカンカンに怒る人も)次々に去られ、今では一見サン相手。バイクのような趣味性の強い物は、単純な好き嫌い含めてツッコミどころ満載。友人の言い方を借りるなら「異性の趣味」にケチを付けるような話だと。そりゃ怒るわ(笑)。
幸い今のバイクは万人ウケするキャラクター(悪くいうなら没個性的)で、ケチの付けどころがない。これが旧車となると車種選びに乗り手独自の価値観が絡む。レジェンドとオマージュでは、全く似て非なるモノだ。
スズキ新型カタナGSX-S1000S(GT79B)KATANAレンタルバイク819営業時間平日900-1700土日祝日700-1700バイカーズパラダイス南箱根Bikers Paradice伊豆スカイライン湯河原パークウェイ
 旧型カタナのオーナーのため、この新型の感想をよく聞かれるが、新型が悪かろうはずがない。ただ自分で買って乗ろうとは思わないといったていど。似たような機種が2台は要らない。これは相対的な価値観。新型カタナは、そのシルエットもコンセプトも好みが分かれると思う。この車種そのものの感想というなら「よくできている」と思った。新型の形式名はGT79B。GT79AがGSX-S1000/Fのことなので、シャシ流用と見て間違いなかろう。とすればベースはGSX-R1000。そのハーフカウル版とも言える。これはイイ。ポジションもラクそうだしバーハンなら交換も容易だ。
スズキ新型カタナGSX-S1000S(GT79B)KATANAレンタルバイクGSX1100S・GSX1000S・GSX750Sバイカーズパラダイス南箱根Bikers Paradice伊豆スカイライン湯河原パークウェイ
 シートの座面が広くタンデム側も平面で広い。最近デザイン上のトレンドからムダにテール周りを絞った機種が多いが、あれでは積載が安定しない。スイングアームにリアフェンダーやナンバープレートをマウントするのは欧州の流行り。これは好きではないが、フェンダーレスキットなどでどうにでもなる。シート高がやや高めで座面が広く脚付きが心配だがGSX-R用の車高調もあるので流用できると思う。マフラーなども使えそうだ。
スズキ新型KATANA2019レンタルバイク819営業時間平日900-1700土日祝日700-1700バイカーズパラダイス南箱根Bikers Paradice伊豆スカイライン湯河原パークウェイ
 肝心のフロントカウルのデザインも旧型の雰囲気をよく保ちながら合理的に引かれていると思う。発展型のデザインスタディは昔から多数あったが、今は曲線よりも多面体デザインがトレンド。ただ所詮ハンス・ムートには敵わないと思った。初期型のフロントカウルがほぼ一つのパーツなのは生産技術的にもスゴイ事。工業製品は常にシンプル・イズ・ベストだ。

 世間にはアツいカタナマニアが数多いるが、わたしが旧型(82年型GSX750SⅠ)を購入した動機は、私が限定解除した直後、大型車の中でいちばん相場が低かったからだ。カタナは90年代から逆輸入の1100が主流になり、どこのメーカーも「ナナハン」は極端に安かった。金がなかったので、本体が安くて程度が良く、部品があることが条件。GS650Gはもっと安かったかもしれない。単純に好みならゼファー750のほうが良かった。
スズキ(SUZUKI) GSX750S(GS750S)カタナKROG火薬御飯コミケ同人サークルあんだぁ☆びれっじKANERU-S魔輝屋 REDWINGS‐RPPけいおん!秋山澪HTT放課後ティータイム#PrayForKyoani京都アニメーション京アニスペシャル痛車痛バイクSUZUKI GSX750Sアイカツカタナaikatsu katana清水パーキングエリアNEOPASA清水
 その後マンガ「キリン」の影響からビッグバイクのカスタムがブームになり、エンジンや足回りに大枚を掛けた凄まじい改造車が氾濫。スズキも「アニバーサリー」や「ファイナル」など限定再生産して火に油を注ぐ。貧乏な私がブラック企業でコキ使われてる間にブームは過ぎ去り、収集の付かなくなったカスタムが残骸のように溢れる時代になっていた。初期のカタナは今や旧車の部類に入って、ノーマルに近い個体が多い750の相場が上がり始めた。だからと言って売る気もない。特にアツい思いもコダワリもないが、今も手元にあるので、周りが何と言おうが乗っている。

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 世間は五輪の情報操作とコロナ拡大のパニックで驚天動地の大騒ぎだが、こちらはアフターオリンピックの冬コミ原稿を書き溜めている。カブに関しては、それこそ上には上がいる。自分で何台もイジッた私よりも遥かに詳しいライターさんが多数いらっしゃる。私は少し絞り込んで書く。
スーパーカブSuper Cub(JBH-AA01)AA02E型2007年9月~2012年5月ヤマハUA03JギアC駐輪場JR興津駅
 スーパーカブJBH-AA01型は2007年9月から2012年まで国内で生産された、プレス鋼板とパイプフレームの車体の最後の型になる。2012年以降、生産拠点が一旦中国に移り、現行のJBH-AA04型に移行して逆輸入されるが、2017年から同型の生産は熊本工場に戻った。この間、私はちょうど正規の新聞配達員で、自分では乗らなかったが、中国製カブの惨憺たる評判を見聞きした。無論これらは恐ろしく荒い使い方をする新聞配達員の評価であって、一般に使われる分には別段の問題はないのかもしれない。
 JBH-AA01型からインジェクション(PGM-FI電子制御式燃料噴射装置)化。まぎらわしいがエンジン形式名AA01E型はキャブレターの最終型。AA02E型は燃料噴射でクランクケースが黒塗装。マフラーに触媒が入る。
スーパーカブSuper Cub(JBH-AA01)AA02E型ヘッドカバー(2007年9月~2012年5月)クランクケース黒塗装キャブレターPGM-FI電子制御式燃料噴射装置エキゾーストパイプ三元触媒
 箱状ヘッドカバーはシール付きフランジボルト2本で固定される。旧型はタペット調整用の丸いフタが上下にあった。AA04型以降はフィンが切ってある。エアクリーナーボックスは大型でインシュレーターが長く複雑な形状。またブローバイやセンサーなど補器も多い。それでも燃料噴射は小排気量になるほど制御が難しく、出力・燃費とも低下。額面性能よりも排ガス浄化のために行われたFI化。そのためピストンにカーボンのこびり付きはないが、異常燃焼で焼き付いたような個体をよく見掛けた。
スーパーカブSuper Cub(JBH-AA01)AA02E型(2007年9月~2012年5月)クランクケース黒塗装キャブレターPGM-FI電子制御式燃料噴射装置エキゾーストパイプ三元触媒
 セルモーターが後付けなのがわかる。エンジン本体は、OHVの中古からツインカム4バルブのコンプリートまで、純正もアフターもほぼ無限にある。ただ6V時代から続いたプレス鋼板のモノコックフレームはJBH-AA01が最後。AA04型以降はパイプフレームに樹脂製の外装を被せたありふれた物に代わる。似て非なるものだ。2012年まで生産されたJBH-AA01型で貴重なのは、このフレームだ。私が知っている、私だけではない、日本中、世界中で知られた「一家に一台」のレジェンドのカブは、この形だ。

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 火花が飛ばなくなったリード90を、ステーターコイルごとキャビーナのものに交換すれば直るものと踏んでいた。その前段階として、フライホイールを外すのに手間取った。さほど度々つかうものでもないので、類似品の純正規格の特殊工具を購入。なんとか取り外し、交換に漕ぎつけた。
HONDAリード90(HF05)リード50(AF20)ジェネレーターフライホイールプーラーホンダ用ジョーカー90JOKER 90(HF09) ジョーカー50(AF42)キャビーナ90CABINA 90(HF06)キャビーナ50(AF33)ブロード90 BLOAD90(HF06)レストア
 この作業は自分では全く初めての経験で、ちょっと感動。これ以上の分解が必要なら、エンジン丸ごと載せ替えたほうが、自分としては楽だと思った。ただそろそろ程度の良い中古エンジンの在庫も減り始め、特殊工具を購入してでも分解整備したほうが逆に安く済むようになっていた。
HONDAリード90(HF05)ジェネレーター(ゼネレーター)CDI点火方式フライホイールマグネトー点火点ホンダ用リード50(AF20)ジョーカー90JOKER 90(HF09) ジョーカー50(AF42)キャビーナ90CABINA 90(HF06)キャビーナ50(AF33)ブロード90 BLOAD90(HF06)レストア
 リード90のステーターコイルまで外した所。マフラーからの排気漏れの油分が流れ込み、コイルが油まみれになっている。導通さえあれば、フライホイールのサビや汚れは、理屈のうえではそれほど関係ないはずだ。
HONDAキャビーナ90CABINA 90(HF06)ジェネレータープーラーフライホイールジョーカー90JOKER 90(HF09) ジョーカー50(AF42)キャビーナ50(AF33)ブロード90 BLOAD90(HF06)リード90(HF05)リード50(AF20)レストア
 キャビーナのステーターコイルの分解前。一目でわかるのはコイルがリード90の6極からは8極になっていること。これはこの時期に行われたマイナーチェンジで、充電系が半波整流から全波整流に変更されていた。
HONDAキャビーナ90CABINA 90(HF06)キャビーナ50(AF33)ブロード90 BLOAD90(HF06)ジェネレーター(ゼネレーター)CDI点火方式フライホイールマグネトー点火点ホンダ用リード50(AF20)ジョーカー90JOKER 90(HF09) ジョーカー50(AF42)リード90(HF05)レストア
 配線の色が違ったため気付いただけで、理屈はよくわからない。電流の振幅の波形が片側だけから両方で充電する。要するに充電量が上がっている。そもそもこのコイルにも導通の保障はない。洗浄してみただけ。
ホンダ・リード90・キャビーナの全波整流改造
 リード90とキャビーナの配線図を比べたところ。点火系は同じだが、充電系がリードは片側がアースに落ちている。キャビーナの配線をリードと同じように改造することにした。点火系が正常なら、火花は飛ぶはずだ。
HONDAキャビーナ90CABINA 90(HF06)ジェネレーターステーターコイル配線改造フライホイールジョーカー90JOKER 90(HF09) ジョーカー50(AF42)キャビーナ50(AF33)ブロード90 BLOAD90(HF06)リード90(HF05)リード50(AF20)レストア
 改造したキャビーナのステーターコイル。配線図のキャビーナ側の[黄/緑]の線をリードの[黒/赤]に繋ぎ、[白/緑]をアースに落とす。充電系のみの改造で、点火系はカプラーのみ交換。セルモーターは関係ないはず。
HONDAキャビーナ90CABINA 90(HF06)フライホイールジェネレーターステーターコイルジョーカー90JOKER 90(HF09) ジョーカー50(AF42)キャビーナ50(AF33)ブロード90 BLOAD90(HF06)リード90(HF05)リード50(AF20)レストア
 改造したキャビーナのステーターコイルを組み付け、同じくキャビーナのフライホイールを取り付けたところ。フライホイールはいちおうサビを落し塗装している。火花が飛べば成功だが、…ダメなら諦める。(笑)

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