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火薬御飯

Category :  オートバイ
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 ヤフオクの出展はマジで久しぶりです。何故久しぶりかといえば 交渉やら発送やら メンドクサいから。いわゆる”代理”ともなれば、なおさら面倒です。今回の物はこのホンダG'ジーダッシュ。20年も前のスクーターなんで…。
ホンダGジーダッシュ
 業者さん同士の茶飲み話でよくあるのが、こういう車体に対する質問で「ヘルメットは入りますか?」 …という冗談のようなホントの話。 確かによくありました。 答える気にもなりません。(入札も入れないくせに…)せめて、実車の事を知っている(同年代の)方にお譲りしたいものです。
 
  これ(G'ジーダッシュ)は、2年程前に知り合いの業者さんからチャンプ80と2台まとめて(確か弐万円)不動状態で購入したものだった と思います。チャンプ80は手元に置いて、G'は 一旦は友人に持たせたものの、そいつが一向に修理しようとせず、私が渋々修理に赴き、やっと実働に漕ぎ着けたものでした。 当時の仕事は新聞配達員。 自分でも ニュースギアという汎用兵器を2台も持っていたため、チャンプ80は出番がなく 結局ヤフオクで売り飛ばしてしまい、こっちのG'も 自分の手で直し 売るという自作自演の結末。まあ、修理自体は嫌いじゃないんですけど…。

 なんというか…、この機種に ”思い入れ”のある人に売りたいものですね。「走ればイイ」なんていう、モノの価値を知らない安物買いほど怖いものはありません。そういう奴に限って、後からケチを付けてくる。 本当に懲りてます、そういうの。

  古いバイクほど(クルマも)、修理に手間も金も時間も余計に掛るということがわからず、「古いから安いハズ」とか安直に考える輩が未だに多いのには辟易しています。だから バイク屋さんが買い替えを薦めるのです。商売としては、単価が安いと採算が取れないことに加え、手を抜けばクレームが怖いのもあります。 「走ればイイ」と言ったはずの使用者の苦言や言い掛りには、ほんとうに遣り切れないものがあります。

 タイヤを前後交換すれば、激安タイヤを使っても工賃込みで2万円を軽く超えます。ブレーキパッドならフルード交換を入れて一万円。最近高価なバッテリーやサスのメンテ・交換など、部品だけでも更に数万掛かります。それだけ交換しても、特に使い勝手などは現行車には及びません。その点では、古いことを承知で乗っている旧車会のほうが 遥かに上客です。

 このジーダッシュは、前後タイヤは5分山くらいの中古。 フルードは交換しましたが、キャリパーをO/Hした以外パッド、シューは脱脂と面取りのみ。最も高価だったのはインテークファンネル。元から付いていたものは、硬化して割れてしまったため、新品に交換。ただ バイク屋さんにもパーツリストが無く、デッドストックを注文するしかありませんでした。リアホイールはたぶんディオ。純正は6本スポークのアルミキャスト製。欠品だったキックペダルはジュリオのメッキパーツ。その他、既存のホンダスクーターから寄せ集め多数。 バッテリーはニュースギアに使っていたものを補充電して再利用しています。あとは 純正CDI流用のリミッターカット。65km/hくらい出るようになりました。

この仕様で、開始10,000円、希望落札20,000円は破格だと思うのですが…。

テーマ:原付 - ジャンル:車・バイク

Category :  ミリタリー
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 丹陽は有名な陽炎級駆逐艦「雪風」の台湾での艦名。ミッドウェイや大和の沖縄特攻にも参戦したが沈没することなく生き残り、終戦後は復員船へ改修、水木しげるも乗って帰国したという。 戦後、戦時賠償として台湾に譲渡され…
八二三砲戦 九二海戦
 台湾海峡での中国との武力衝突でも活躍しました…って、これって中華版ストライクウィッチーズじゃん! ちんけな同人誌かと思ったら、国定教科書並みのマトモな歴史解説書だって。因みに雪風(丹陽)は左。ポニテの僚艦信陽(初梅)は、船を沈められ涙目のパンダにも容赦無く笑顔で銃撃する!

 この同人誌みたいな台湾本、フルカラー装丁で雪風の戦史を追っている。開戦は云うまでもなく1941年だが、雪風も大和も真珠湾には参戦していない。雪風は開戦当初はフィリピンが初陣。大和は就役が1941年12月中旬だった。
太平洋戦争開戦
 この大和、クイン・マンサのようなフレキシブル・バインダーに46cm砲塔を装備。デザインはイイんじゃないかな?雪風は…宮藤芳佳が入っている?大和と雪風は同じマル3計画で建造されたので、ここでは姉妹となっている。

 第三次ソロモン海戦、第二夜戦で軽巡アトランタに雷撃する雪風。作戦全般では、戦艦「金剛」「榛名」等がヘンダーソン基地を艦砲射撃するなど一定の戦果を上げる。電探などの装備に劣っていても夜戦では日本軍は実に強い。
第三次ソロモン海戦
 航跡の見えない九十三式酸素魚雷により、日本海軍は圧倒的(数少ない)戦果を上げたが、本来の目的の 物資輸送には失敗したという例の作戦。こういう創作は、当事国の人間ほど上手く描けないもの。第三者的描写。

 昭和廿年、天一号作戦(通称:沖縄特攻)坊ノ岬沖海戦。大和・軽巡矢矧ほか駆逐艦8隻で出撃。大和矢矧と駆逐艦4隻喪失。雪風、冬月、初霜、涼月が生還。
坊ノ岬沖海戦
 復仇者はTBFアベンジャー、地獄猫は文字通りF6Fヘルキャット。この辺りはやはりストパン。中国、台湾では強襲魔女というタイトルで垂れ流しなっている。ただ台湾で、日米はパンダよりは友好的に描かれていると信じたい。

 漢陽・洛陽は、アメリカのベンソン級駆逐艦チャールズ・F・ヒューズとベンソン。雪風と同様に台湾に譲渡され、同じ艦隊に…という歴史トリビア。
大陸封鎖作戦
 昭和31年というと三丁目の夕日とほぼ同じ頃。中国は百花斉放百家争鳴、大躍進政策など今の北朝鮮とよく似た混乱期に当る。雪風が旗艦だったのは死地を生き抜いた幸運艦という縁起担ぎらしい。この辺りがなんとも東洋人的で共感するところ。よく見ると制服が水兵から士官に昇進。旧米海軍艦と共に戦う。
陽字家族 丹陽
 陽という字は縁起が良いことに加え、雪風は陽炎型8番艦でもあるという名前の由来。戦後は駆逐艦という区分がフリゲート艦に代ったこともあり、二等駆逐艦に近い初梅(信陽)は哨戒艦の名称PFになっている。

ただ日の丸(ミートボール)が晴天白日に塗り代った、という行がある。

テーマ:擬人化ですよ! - ジャンル:サブカル

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