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ZRXはほんとうによくできたバイクだ。昔 会社の後輩君のZRX(400)とよくツーリングに行って思った。400ccのZRXは車名に排気量が付かず実は400が本家でオリジナル。ゼファーのようなムリしたレトロ感を出さず必要にして充分な装備で乗りやすくシッカリ速い。特にシート下の小物入れに妙に感動したのを覚えている。後輩はお土産を入れて帰った。

此処もちやで 初のZミーティングがあったのは20年以上前のこと。手元の記録では 1994年となっているが定かではない。当時はまだ検対マフラーなど無く「レース用・公道不可」と白々しく書かれた直管を皆フツーに付けて走っていた。当然 バイク屋で付けてくれるはずもなく友人と持ち回りで作業をしたのも懐かしい。すんなり付かないことも多いが クレームも利かない。寸法が狂った物はブッ叩いて付ける。ステーを曲げ直したり穴を広げたりもした。ケガをしてもPL法もなく自業自得。そんな時代からすれば下手なユーザーの愚痴まで罷り通ってしまう今は、メーカーやバイク屋には受難の時代だ。因みに 今の日本製バイクやクルマに無理な規制を掛けて追い込んでいるのは 同じく破綻しているEUの環境基準だ。

機械は新しいほうが良いに決まっている。別に私も どうしても古いバイクに乗りたいワケではなく買い換える余裕がないだけ。昔のバイクやクルマは公差が大きく、素人がイジッても実際速くなったが現行にそんな必要もあるまい。 それでも新型をカスタムできるライダー氏は羨ましいし敬服している。私の周囲でもフカしていたバイク乗りほど、早くバイクを降りていったからだ。金よりも気力やモチベーションの問題だ。

此処もちやで 初のZミーティングがあったのは20年以上前のこと。手元の記録では 1994年となっているが定かではない。当時はまだ検対マフラーなど無く「レース用・公道不可」と白々しく書かれた直管を皆フツーに付けて走っていた。当然 バイク屋で付けてくれるはずもなく友人と持ち回りで作業をしたのも懐かしい。すんなり付かないことも多いが クレームも利かない。寸法が狂った物はブッ叩いて付ける。ステーを曲げ直したり穴を広げたりもした。ケガをしてもPL法もなく自業自得。そんな時代からすれば下手なユーザーの愚痴まで罷り通ってしまう今は、メーカーやバイク屋には受難の時代だ。因みに 今の日本製バイクやクルマに無理な規制を掛けて追い込んでいるのは 同じく破綻しているEUの環境基準だ。

機械は新しいほうが良いに決まっている。別に私も どうしても古いバイクに乗りたいワケではなく買い換える余裕がないだけ。昔のバイクやクルマは公差が大きく、素人がイジッても実際速くなったが現行にそんな必要もあるまい。 それでも新型をカスタムできるライダー氏は羨ましいし敬服している。私の周囲でもフカしていたバイク乗りほど、早くバイクを降りていったからだ。金よりも気力やモチベーションの問題だ。
テーマ:富士五湖・富士山周辺の情報 - ジャンル:地域情報
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富士山麓に演習場や駐屯地が多いのは 土地が痩せて農耕地に使えなかったことや 戦前 大陸の戦場を想定して寒冷地での訓練が必要だったからと云います。先週の滝ヶ原は濃い霧に冷たい雨。本日は一転 暖かく風緩く桜も満開。富士山バックに絵葉書のような風景。山の天気は変わりやすい。

昨昨年2016年度 創立記念祭は熊本震災で中止。駐屯する第34普通科連隊も熊本に出動したそうです。県内にこうした経験豊富な隊員の方々が駐屯してくれているのは心強く頼もしい限りです。またこの隊は(地元で)有名な旧陸軍静岡第34連隊の名を受け継ぐ部隊。子供の頃、ウチの爺ちゃんからよく武勇伝を聞かされました。現代では、災害復旧や救助活動、人道支援などでの活躍が有名。その技術と士気は海外でも評価されています。

板妻廠舎と歩兵第34連隊にまつわる貴重な資料が保管された資料館の前には、日露戦争に従軍し遼陽戦で戦死された軍神橘周太中佐の像が建立されています。残念ながら資料館の中は撮影禁止でしたが、寄贈された貴重な品々は当時の人々が生きた証。駐屯地内でもあり こうした機会にしかお目に掛れません。当時の人々(とウチの爺様)に思いを馳せ拝観しました。

突撃ラッパ等の音が聞こえると皆集まってしまうライブステージ(笑)。自衛隊のものは「信号ラッパ」と言います。栄誉礼とか内容は単純ですが、何となく懐かしい気がして聞き入ってました。号令ラッパは現在も昔と同じように使われているそうで、古今入り混じった様が興味深いです。

花より団子。声を大にして言いたいのは自衛隊関連イベントはドコも飲食が安いと!いうこと。特に自衛官の方が直接運営する屋台が廉価で雨天ではさらに値引(滝ヶ原は半額!)も期待できます。官庁のせいか的屋風の方がおらず普通のイベントではお高い民間業者も釣られて安いような。因みに本家富士宮ではなく「自衛隊やきそば」が昼飯。腹が減っては…なので。

昨昨年2016年度 創立記念祭は熊本震災で中止。駐屯する第34普通科連隊も熊本に出動したそうです。県内にこうした経験豊富な隊員の方々が駐屯してくれているのは心強く頼もしい限りです。またこの隊は(地元で)有名な旧陸軍静岡第34連隊の名を受け継ぐ部隊。子供の頃、ウチの爺ちゃんからよく武勇伝を聞かされました。現代では、災害復旧や救助活動、人道支援などでの活躍が有名。その技術と士気は海外でも評価されています。

板妻廠舎と歩兵第34連隊にまつわる貴重な資料が保管された資料館の前には、日露戦争に従軍し遼陽戦で戦死された軍神橘周太中佐の像が建立されています。残念ながら資料館の中は撮影禁止でしたが、寄贈された貴重な品々は当時の人々が生きた証。駐屯地内でもあり こうした機会にしかお目に掛れません。当時の人々(とウチの爺様)に思いを馳せ拝観しました。

突撃ラッパ等の音が聞こえると皆集まってしまうライブステージ(笑)。自衛隊のものは「信号ラッパ」と言います。栄誉礼とか内容は単純ですが、何となく懐かしい気がして聞き入ってました。号令ラッパは現在も昔と同じように使われているそうで、古今入り混じった様が興味深いです。

花より団子。声を大にして言いたいのは自衛隊関連イベントはドコも飲食が安いと!いうこと。特に自衛官の方が直接運営する屋台が廉価で雨天ではさらに値引(滝ヶ原は半額!)も期待できます。官庁のせいか的屋風の方がおらず普通のイベントではお高い民間業者も釣られて安いような。因みに本家富士宮ではなく「自衛隊やきそば」が昼飯。腹が減っては…なので。
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去年2016年の春頃 陸自イベントを狙っていたら…熊本震災で全て中止になってしまいました。当たり前ですが自衛隊は災害があれば何時でも何処でも出動します。海外からも賞賛される我が国の自衛隊の災害救助活動。近くにいてくれることは実に心強く またこうしたイベントも天候に関わらず堂々と開催してくれます。

時折霧が濃くなり視界が全く利かない中の訓練展示。映画「Cross of Iron」の戦闘シーンのようで何やら不気味な臨場感があります。先陣を務めるのは74式戦車 ! 二世代前の戦車ということになりますが90式の配備が限定的となり今だ主力というのもマニアには喜ばしい事。最も台数が多く永く愛されてきた主力戦車。

74式がデビューした70年代後半といえば国産車もまだ海外のマネばかりの時代。そんな頃 世界のドコの国の物にも似ていない美しいシルエットは、
「こんなカッコいい乗り物、日本にあったのか ! 」
と子供心に強烈な原体験。タミヤの新発売プラモを速攻買って作りOM-1で撮った実車をガン見しグリーンを調色して塗装。完成品を延々眺めてました。

静岡ホビーショーなどイベント展示でもお馴染みの96式装輪装甲車。装輪式は一般道の移動が容易なため汎用性の高い装備。災害救助や海外派遣でも活躍するある意味最も出番の多い車両。不整地を高速で疾駆する姿は圧巻でした。

滝ヶ原の89式装甲戦闘車といえば2年半前の御嶽山噴火災害の救援活動にも参加した歴戦の勇士。訓練展示でも 敵陣制圧は最終的には歩兵部隊の任務。空砲とはいえ(ゲパルトと同じ)エリコン35mm機関砲の連射は腹に響きます。

最新鋭の「16式機動戦闘車」は74式と同じ105mm砲を装備。対テロ戦闘等の都市型戦闘を想定し 世界的に需要が高まる装輪式戦闘車は一般道を迅速に移動し短時間に広範囲に転回できることが利点。正直キャタピラでないのは残念な気もしますが装甲車同様に各地のイベントに出張してくれることに期待します。

キャンプ富士から友情出演の在日米軍AAV-7。タミヤ商品名はアップガン・シードラゴン。創設予定の水陸機動団に配備のため自衛隊も数両保有しています。車内も気軽に見せてくれましたが米兵殿からは「No,Camera!」とご忠告。

こちらも米軍LAV-25A1歩兵戦闘車。日本では少々馴染みが薄いが緊急展開部隊等を運用する米軍やNATO軍では多数が配備されている。元々はスイス軍「ピラーニャ兵員輸送車」を米軍仕様に改装したもので 主砲はM2ブラッドレー等と同じ25mmブッシュマスター機関砲。水上浮航能力も持つ。

施設科装備の一つ掩体掘削機。民生パワーショベルと略同型だがアームが凝った構造で バケット部分は360度回転させることができる。後方の資材運搬車と共に正面装備以上に多数が配備されている。施設科は災害復旧や海外派遣でも大活躍する最も多忙な実働部隊。彼等こそ陸自の本領。最強の部隊だ。

時折霧が濃くなり視界が全く利かない中の訓練展示。映画「Cross of Iron」の戦闘シーンのようで何やら不気味な臨場感があります。先陣を務めるのは74式戦車 ! 二世代前の戦車ということになりますが90式の配備が限定的となり今だ主力というのもマニアには喜ばしい事。最も台数が多く永く愛されてきた主力戦車。

74式がデビューした70年代後半といえば国産車もまだ海外のマネばかりの時代。そんな頃 世界のドコの国の物にも似ていない美しいシルエットは、
「こんなカッコいい乗り物、日本にあったのか ! 」
と子供心に強烈な原体験。タミヤの新発売プラモを速攻買って作りOM-1で撮った実車をガン見しグリーンを調色して塗装。完成品を延々眺めてました。

静岡ホビーショーなどイベント展示でもお馴染みの96式装輪装甲車。装輪式は一般道の移動が容易なため汎用性の高い装備。災害救助や海外派遣でも活躍するある意味最も出番の多い車両。不整地を高速で疾駆する姿は圧巻でした。

滝ヶ原の89式装甲戦闘車といえば2年半前の御嶽山噴火災害の救援活動にも参加した歴戦の勇士。訓練展示でも 敵陣制圧は最終的には歩兵部隊の任務。空砲とはいえ(ゲパルトと同じ)エリコン35mm機関砲の連射は腹に響きます。

最新鋭の「16式機動戦闘車」は74式と同じ105mm砲を装備。対テロ戦闘等の都市型戦闘を想定し 世界的に需要が高まる装輪式戦闘車は一般道を迅速に移動し短時間に広範囲に転回できることが利点。正直キャタピラでないのは残念な気もしますが装甲車同様に各地のイベントに出張してくれることに期待します。

キャンプ富士から友情出演の在日米軍AAV-7。タミヤ商品名はアップガン・シードラゴン。創設予定の水陸機動団に配備のため自衛隊も数両保有しています。車内も気軽に見せてくれましたが米兵殿からは「No,Camera!」とご忠告。

こちらも米軍LAV-25A1歩兵戦闘車。日本では少々馴染みが薄いが緊急展開部隊等を運用する米軍やNATO軍では多数が配備されている。元々はスイス軍「ピラーニャ兵員輸送車」を米軍仕様に改装したもので 主砲はM2ブラッドレー等と同じ25mmブッシュマスター機関砲。水上浮航能力も持つ。

施設科装備の一つ掩体掘削機。民生パワーショベルと略同型だがアームが凝った構造で バケット部分は360度回転させることができる。後方の資材運搬車と共に正面装備以上に多数が配備されている。施設科は災害復旧や海外派遣でも大活躍する最も多忙な実働部隊。彼等こそ陸自の本領。最強の部隊だ。
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2017年KROG東海ミーティングは岐阜県各務原市「かがみはら航空宇宙博物館」駐車場に集合。同博物館は改装中だがプレオープン特別展示中の三式戦闘機「飛燕」などの見学が主たる目的。東名で清水から200km弱の距離だが前夜まで冷たい雨が降り頻っていたため日の出を待って発進することにした。

新東名開通の効果で全く渋滞もないまま各務原に到着。本邦初公開となるKROG会長閣下の新式装備KRR150を謁見。ご友人から偶然にも入手された代物ということだが チーム名に合致した車種は我々にとっても安心要素。もちろん誰が何のバイクに乗ろうが降りようが本人の自由。だが個人的にも同系列のVictor-M(現行:Ninja150SS)に興味あって強力に推す。KDX系に似た2ストローク150ccエンジン搭載で しかも現行機種。流行りの2種上級クラスだが 速さは別格。コレは結果的に非常に賢い選択だと絶賛したい。

バイク関係等ミーティングに長駆飛来する名古屋勢が今回はホスト。コミケでもお世話になっているKANERU-S氏は旅バイク風エリミ250V。VT系よりもエンジンが小振りでサウンドは逆に鼓動感がある大きめなのもイイところ。

去年のNEOPASA清水でのイベントに来てくれた白赤KR地元スペシャル氏となんと鳥取から参戦のKSR氏。今回偶然にも2種~249ccまでの排気量で統一されたのが個人的に嬉しい気分。この日も多数見たが ピチピチに決めたビッグバイクは何かオッサン臭い。車検もなく好き放題やった風がイイ。

見学前に集合写真。私的には記念撮影に写るのが苦手。それに ここ数年ヴァルハラに旅立ってしまう戦友も増えてきた。我々の世代は放蕩息子が多い時代。働いて遊んで好きに生きた連中の残像が この写真にも何人写るかわからない。彼等の弔いのために彼等の分まで今年一年がんばろう。

新東名開通の効果で全く渋滞もないまま各務原に到着。本邦初公開となるKROG会長閣下の新式装備KRR150を謁見。ご友人から偶然にも入手された代物ということだが チーム名に合致した車種は我々にとっても安心要素。もちろん誰が何のバイクに乗ろうが降りようが本人の自由。だが個人的にも同系列のVictor-M(現行:Ninja150SS)に興味あって強力に推す。KDX系に似た2ストローク150ccエンジン搭載で しかも現行機種。流行りの2種上級クラスだが 速さは別格。コレは結果的に非常に賢い選択だと絶賛したい。

バイク関係等ミーティングに長駆飛来する名古屋勢が今回はホスト。コミケでもお世話になっているKANERU-S氏は旅バイク風エリミ250V。VT系よりもエンジンが小振りでサウンドは逆に鼓動感がある大きめなのもイイところ。

去年のNEOPASA清水でのイベントに来てくれた白赤KR地元スペシャル氏となんと鳥取から参戦のKSR氏。今回偶然にも2種~249ccまでの排気量で統一されたのが個人的に嬉しい気分。この日も多数見たが ピチピチに決めたビッグバイクは何かオッサン臭い。車検もなく好き放題やった風がイイ。

見学前に集合写真。私的には記念撮影に写るのが苦手。それに ここ数年ヴァルハラに旅立ってしまう戦友も増えてきた。我々の世代は放蕩息子が多い時代。働いて遊んで好きに生きた連中の残像が この写真にも何人写るかわからない。彼等の弔いのために彼等の分まで今年一年がんばろう。
テーマ:KR250/KR250S/KR-1 - ジャンル:車・バイク
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旅行・ツーリング
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名古屋周辺は少し行かずにいると新しい高速道路がどんどん開通している。だが下道は(縦横でも放射状でもなく)不規則で オマケに意外と渋滞する。事前に検索してみると各務原に行くには東名小牧ICから国道41号を北進するのが無難なコースだが木曽川を渡る橋は少なく渋滞にハマる。

橋を渡ると岐阜県各務原市。岐阜というと聖地巡礼というのが定番だがココも聖地に違いない。ここまで自宅から約200km。先月リアタイヤを交換しハイトを90から70にサイズダウンしたが チェーンを念入りにメンテしたためか燃費は26km/ℓを記録。同じく我流でメンテしたETC機もエラーがなくなり料金所で恥をかかず済んだ。実は人間も軽量化に成功し コンディション上々。
博物館はリニューアルのため閉館中だがそのプレオープンとして分解された状態の三式戦「飛燕」の見学がほぼほぼメイン。いずれまた来たいと思っているが逸る気持ちを押さえられず塀の外から屋外展示のP‐2Jを写真に納めた。原型は戦時中の設計ということで古い爆撃機の様な容姿がイカす。

リニューアル工事中の博物館と屋外展示の対潜哨戒機P-2J。原型機であるP-2V7の(B‐29にも搭載された)ライトR-3350を IHI製ターボプロップに換装する等の改装を行ったのも川崎重工。近隣には同社航空機製造部門の岐阜工場もありカワサキ繋がりで KROGミーティング開催となる。ミーティングや見学の様子は別項として土産など物色しながら夕食会場に向かう。

なぜかスガキヤ。スガキヤは名古屋以西の関西や北陸に店舗が多く 実は関東圏には皆無。静岡にも何軒かあるが ショッピングモールのフードコートにあるため餃子の王将や丸亀製麺に比べてわかりづらい。だから感覚的には立派な御当地グルメ。このお店はイオンモール扶桑にあり長居も好都合。

来月の軽井沢ミーティングの打ち合せ等して三々五々帰路に着く。KROG会長閣下のナビに先導され小牧ICへ。東名高速道路に乗って間もなくオイルインジケーターが点灯した。あわててPAに滑り込んでゲージを覗くが規定まで入っている。往路の高速道路から国道41号の渋滞でオイルの粘度が無くなってしまったらしい。会長にはチギられたがゆっくり帰ることにする。

穏やかなツーリング日和の日中に比べ夜間は凶悪な寒さ。バイクを停めておくとミラーやシールドが霜で曇った。この時期 寒暖差が激しいのは定年のことなので充分装備は持ったが それでも快適とは言い難い。ただ春先くらいに辛い思いをしておくとすると何か吹っ切れてまた旅行に行きたくなる。

橋を渡ると岐阜県各務原市。岐阜というと聖地巡礼というのが定番だがココも聖地に違いない。ここまで自宅から約200km。先月リアタイヤを交換しハイトを90から70にサイズダウンしたが チェーンを念入りにメンテしたためか燃費は26km/ℓを記録。同じく我流でメンテしたETC機もエラーがなくなり料金所で恥をかかず済んだ。実は人間も軽量化に成功し コンディション上々。
博物館はリニューアルのため閉館中だがそのプレオープンとして分解された状態の三式戦「飛燕」の見学がほぼほぼメイン。いずれまた来たいと思っているが逸る気持ちを押さえられず塀の外から屋外展示のP‐2Jを写真に納めた。原型は戦時中の設計ということで古い爆撃機の様な容姿がイカす。

リニューアル工事中の博物館と屋外展示の対潜哨戒機P-2J。原型機であるP-2V7の(B‐29にも搭載された)ライトR-3350を IHI製ターボプロップに換装する等の改装を行ったのも川崎重工。近隣には同社航空機製造部門の岐阜工場もありカワサキ繋がりで KROGミーティング開催となる。ミーティングや見学の様子は別項として土産など物色しながら夕食会場に向かう。

なぜかスガキヤ。スガキヤは名古屋以西の関西や北陸に店舗が多く 実は関東圏には皆無。静岡にも何軒かあるが ショッピングモールのフードコートにあるため餃子の王将や丸亀製麺に比べてわかりづらい。だから感覚的には立派な御当地グルメ。このお店はイオンモール扶桑にあり長居も好都合。

来月の軽井沢ミーティングの打ち合せ等して三々五々帰路に着く。KROG会長閣下のナビに先導され小牧ICへ。東名高速道路に乗って間もなくオイルインジケーターが点灯した。あわててPAに滑り込んでゲージを覗くが規定まで入っている。往路の高速道路から国道41号の渋滞でオイルの粘度が無くなってしまったらしい。会長にはチギられたがゆっくり帰ることにする。

穏やかなツーリング日和の日中に比べ夜間は凶悪な寒さ。バイクを停めておくとミラーやシールドが霜で曇った。この時期 寒暖差が激しいのは定年のことなので充分装備は持ったが それでも快適とは言い難い。ただ春先くらいに辛い思いをしておくとすると何か吹っ切れてまた旅行に行きたくなる。