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アニメ・特撮・映画
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ああ…ダメだ、こういうの…。諸事情により2度の公開延期。丸一年待たされた。オープニングの製作会社のロゴを見ただけで号泣する奴がいたらしいが…たしかにそうだった…。ほんとうはそんな先入観抜きで純粋に作品だけ堪能すべきだ。

神懸りな映像美だけでも見る価値は充分以上にあるし 地上波で見たことがない可愛そうな方々にも自信を持って薦められる。ただTV版の一部エピソードの続編となる場面もあるので予備知識があれば より深読みできるのは他作も同じ。その説明的な重複するシーンも挿入されているのは製作側の配慮か。原作は読んだことがないが映像全般に盛り込まれたであろう演出は製作側の腕前が物言うところ。架空とはいえ近世の欧州が舞台の世界観は海外の視聴者にもわかりやすかろう。昨今と同じく情報通信が発達する過渡期に古典的な文字情報がインターフェイスをも越えた人の心を結ぶ手段足り得ることを教えてくれる。あまり深く考えたくないが作者や製作スタッフが傷心の主人公等に込めた思いとか考え始めると(未来を生きる人への手紙とか)暗示的な含みがあって更に涙を禁じ得ない。
ネタバレになるが劇中でバイオレット嬢の結末は語られていない。ただ(中国語の誤訳のような)紫色の永遠の庭園の中で彼女の物語は完結する…と思う。

神懸りな映像美だけでも見る価値は充分以上にあるし 地上波で見たことがない可愛そうな方々にも自信を持って薦められる。ただTV版の一部エピソードの続編となる場面もあるので予備知識があれば より深読みできるのは他作も同じ。その説明的な重複するシーンも挿入されているのは製作側の配慮か。原作は読んだことがないが映像全般に盛り込まれたであろう演出は製作側の腕前が物言うところ。架空とはいえ近世の欧州が舞台の世界観は海外の視聴者にもわかりやすかろう。昨今と同じく情報通信が発達する過渡期に古典的な文字情報がインターフェイスをも越えた人の心を結ぶ手段足り得ることを教えてくれる。あまり深く考えたくないが作者や製作スタッフが傷心の主人公等に込めた思いとか考え始めると(未来を生きる人への手紙とか)暗示的な含みがあって更に涙を禁じ得ない。
ネタバレになるが劇中でバイオレット嬢の結末は語られていない。ただ(中国語の誤訳のような)紫色の永遠の庭園の中で彼女の物語は完結する…と思う。
テーマ:ヴァイオレット・エヴァーガーデン - ジャンル:アニメ・コミック
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アニメ・特撮・映画
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先週「荒野のコトブキ飛行隊」を見に行ったシネシティザート静岡ではハセガワとプラットの飛行機プラモが出迎えてくれたがMOVIX清水では映画「ミッドウェイ」公開記念のタミヤのプラモ展示。ハリウッドはタミヤに感謝しろ。ただし私が見に来たのは「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。負け戦の映画に興味はない。

前作となるチャールトン・ヘストンやヘンリー・フォンダ主演の映画「ミッドウェイ」が公開されたのは合衆国独立200年記念の1976年。テレビの再放送で何度か見たがほぼ同じ時期の「トラ・トラ・トラ!」などとは比べるべくもないお粗末な映画。「トラ・トラ・トラ!」が日米合作で両国の一流俳優と実戦宛ら空前の実機ロケ大作なのに対し(旧)「ミッドウェイ」は記録映画や過去作品の映像を繫ぎ合わせたツギハギだらけの内容。脚本もどうでもイイようなフィクション挿入や米国サイドのご都合主義的な展開など公平に見ても褒められたもんじゃない。それをCGでリメイクしただけなら他の映画を見たほうがいい。まして艦これやアズールレーンのおかげで海戦史に詳しい若いゲーオタが激増した今現在。同盟国を舐めてもらっては困る。ヨークタウン級3隻のウォーターラインを製品に持つタミヤだから出張ってやってるだけでハセガワやアオシマの展示はない。ドーリットル中佐のB25プラモを写真に収めたら上映会場に急いだ。ヴァイオレットちゃんが待っているんだから。

前作となるチャールトン・ヘストンやヘンリー・フォンダ主演の映画「ミッドウェイ」が公開されたのは合衆国独立200年記念の1976年。テレビの再放送で何度か見たがほぼ同じ時期の「トラ・トラ・トラ!」などとは比べるべくもないお粗末な映画。「トラ・トラ・トラ!」が日米合作で両国の一流俳優と実戦宛ら空前の実機ロケ大作なのに対し(旧)「ミッドウェイ」は記録映画や過去作品の映像を繫ぎ合わせたツギハギだらけの内容。脚本もどうでもイイようなフィクション挿入や米国サイドのご都合主義的な展開など公平に見ても褒められたもんじゃない。それをCGでリメイクしただけなら他の映画を見たほうがいい。まして艦これやアズールレーンのおかげで海戦史に詳しい若いゲーオタが激増した今現在。同盟国を舐めてもらっては困る。ヨークタウン級3隻のウォーターラインを製品に持つタミヤだから出張ってやってるだけでハセガワやアオシマの展示はない。ドーリットル中佐のB25プラモを写真に収めたら上映会場に急いだ。ヴァイオレットちゃんが待っているんだから。
テーマ:戦争映画(第二次世界大戦) - ジャンル:映画
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オートバイ
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なにしろ今年2020年夏はブレーキ関連のトラブルが頻発した。ブレーキの故障はある意味エンジントラブルより怖い。不調に気付いたら早めに修理したい所。だが特にディスクブレーキは専用工具やエアツールが必要になる部分も多い。

あまり勧められないがブレーキが壊れても車両は自走可能な場合はある。ただキャリパーピストンやマスターシリンダーの固着トラブルではブレーキが掛ってしまって走れない。最近のABSを装備した車両の中にはブレーキトラブルを検地して制動状態で固定する機種もある。電制が入るとディーラー以外では修理不能な事が多い。古い機種ならキャリパーやホースを外せば制動は解除できるしパーツだけショップに修理に持ち込むこともできる。が…今年はコロナ禍。店舗に赴くことも憚られた。そこで専用工具が不足擦る中でも自宅で修理する方法を考えた。

固着したキャリパーピストンを抜くにはフルードかエアで加圧するしかない。だがコンプレッサーやエアツールはない。手持ちの空気入れをキャリパーに固定できればエアで加圧できる。そこでこんなモノを自作。市販のエアバルブとバンジョーボルトをエアツール用バンドで固定しただけのモノ。部品はドラスタとDIYで購入。

ニップルが一つしかない4ポッド対向ピストンのキャリパーはFZR250用だがTZRなども同じパーツ。これに足踏み式の空気入れを固定。ゲージ読みで6kg以上加圧できた。左上のタイラップは先に抜けてしまいそうなピストンを固定している。ここまでやったらピストンシールも交換したいが今回は洗浄と注油のみ。ヤマハはキャリパー側にシールがあるタイプなのでメンテも交換も簡単。ピストン側にシールの溝があるとめんどくさい。キャリパーピストンが正常に戻るとパッドの「引きづり」が減って走りも良くなる。などとやっているうちに夏が終わり季節は秋。

あまり勧められないがブレーキが壊れても車両は自走可能な場合はある。ただキャリパーピストンやマスターシリンダーの固着トラブルではブレーキが掛ってしまって走れない。最近のABSを装備した車両の中にはブレーキトラブルを検地して制動状態で固定する機種もある。電制が入るとディーラー以外では修理不能な事が多い。古い機種ならキャリパーやホースを外せば制動は解除できるしパーツだけショップに修理に持ち込むこともできる。が…今年はコロナ禍。店舗に赴くことも憚られた。そこで専用工具が不足擦る中でも自宅で修理する方法を考えた。

固着したキャリパーピストンを抜くにはフルードかエアで加圧するしかない。だがコンプレッサーやエアツールはない。手持ちの空気入れをキャリパーに固定できればエアで加圧できる。そこでこんなモノを自作。市販のエアバルブとバンジョーボルトをエアツール用バンドで固定しただけのモノ。部品はドラスタとDIYで購入。

ニップルが一つしかない4ポッド対向ピストンのキャリパーはFZR250用だがTZRなども同じパーツ。これに足踏み式の空気入れを固定。ゲージ読みで6kg以上加圧できた。左上のタイラップは先に抜けてしまいそうなピストンを固定している。ここまでやったらピストンシールも交換したいが今回は洗浄と注油のみ。ヤマハはキャリパー側にシールがあるタイプなのでメンテも交換も簡単。ピストン側にシールの溝があるとめんどくさい。キャリパーピストンが正常に戻るとパッドの「引きづり」が減って走りも良くなる。などとやっているうちに夏が終わり季節は秋。
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新聞配達ギア
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4stのニュースギアUA06Jは専売店の代車を配達に使ったことはあるが自分で所有したことはない。だから詳細はわからないが 新しいモノ好きの配達オヤジ連中が社有車を奪い合って ああだこうだと言っていたのを覚えている。2ストから乗り換えた配達員がよくやるトラブルが、燃料ポンプの加圧完了のインジケーターが消える前にセルモーターのスイッチを押して始動不良を起こす初歩的ミス。

これをやると燃調が狂って失火。カブリ気味になるので、アクセルを開けた状態でセルを回せば普通に始動できる。一度掛かってしまえば水冷のため温度湿度の影響は2ストより受け難いように思う。また多少走行距離が伸びた車両でオイルに冷却水が混入するトラブルがあったとも聞いた。冷却水ポンプのシールが逝ってしまったのかと思う。逆に冷却水にエアが入ってオーバーヒートもする。初期RZにも同じような症状があった。またインジェクションのため なにかしら電気系トラブルが起こる確率もシンプルな2ストより遥かに高い。4ストはオイル交換が必要だが毎日乗ると月に何度か交換せねばならず以外と面倒だとも聞いた。オイルは銘柄指定があり これを守らず安物を入れてトラブるとクレーム対象外となる。

UA06Jに乗り始めると皆一様に2ストより「遅い」とボヤく。たしかに出足は少し鈍い気がする。だが実際配達に使ってみると所用時間はほとんど変わらない。登坂時にパワーが足りない感じがあるので、坂が多い区域を配ると多少差が出るかもしれない。ちなみに私が社有のニュースメイト80Vから2ストのUA03Jギアに乗り換えた時は、2時間半弱の配達時間の区域でラクに15分短縮した。その差、約一割。他の配達員でも10~15分は普通に短縮する。この差は大きい。

ただニュースギアはカブ型に比べるとイマイチ小回りが利かず袋小路で切り返しの連続になることがある。これを嫌う配達員はカブやメイトを好む。フロアのフットブレーキも慣れが必要だ。フロアやカウル幅は意外と大きく、幅寄せの目算を誤って縁石などに当てることもある。この辺りはUA06Jで改良され外装の擦る率が低い。仮に破損しても個々の部品が小振りに分割され交換は容易で単価も低い。
また06Jは外装を付けたまま駆動系の分解整備が可能。これは助かる。車重は06Jのほうが重く感じるが重心が低くなった感じもあり、ブレーキの利きは良いほうだと思う。UA03Jのほうが初心者の急発進の飛び出しや握りゴケが多い。

カブ系は燃費が良いとはいっても燃料タンク容量が少ない。配達区域が遠方だった私の場合メイトにほぼ毎日給油しなければならなかった。ギアはメットインを潰して燃料容量が7ℓもあるので(区域にもよるが)一日おきで済んだ。昔はともかく今は店にガソリンの取り置きはできない。ガソリンスタンドが遠かったり閉店が早いと不便も感じるところ。ガススタの閉店や時短が追い討ちを掛ける。ついでにUA06Jは業務用以外はまず乗られないため新聞配達員かピザ屋にしか見えない。
UA06Jは先行のVOX(SA52J)とエンジン周りに互換がある。VOXはノーマルでも60km/hを越える個体もあり UA06Jのノーマルプーリーは外周に使い切ってない部分もあるため加工しだいで多少最高速が伸びると思われる。水冷3バルブのエンジンは実はポテンシャルはそうとう高いのではないか?と思う。

これをやると燃調が狂って失火。カブリ気味になるので、アクセルを開けた状態でセルを回せば普通に始動できる。一度掛かってしまえば水冷のため温度湿度の影響は2ストより受け難いように思う。また多少走行距離が伸びた車両でオイルに冷却水が混入するトラブルがあったとも聞いた。冷却水ポンプのシールが逝ってしまったのかと思う。逆に冷却水にエアが入ってオーバーヒートもする。初期RZにも同じような症状があった。またインジェクションのため なにかしら電気系トラブルが起こる確率もシンプルな2ストより遥かに高い。4ストはオイル交換が必要だが毎日乗ると月に何度か交換せねばならず以外と面倒だとも聞いた。オイルは銘柄指定があり これを守らず安物を入れてトラブるとクレーム対象外となる。

UA06Jに乗り始めると皆一様に2ストより「遅い」とボヤく。たしかに出足は少し鈍い気がする。だが実際配達に使ってみると所用時間はほとんど変わらない。登坂時にパワーが足りない感じがあるので、坂が多い区域を配ると多少差が出るかもしれない。ちなみに私が社有のニュースメイト80Vから2ストのUA03Jギアに乗り換えた時は、2時間半弱の配達時間の区域でラクに15分短縮した。その差、約一割。他の配達員でも10~15分は普通に短縮する。この差は大きい。

ただニュースギアはカブ型に比べるとイマイチ小回りが利かず袋小路で切り返しの連続になることがある。これを嫌う配達員はカブやメイトを好む。フロアのフットブレーキも慣れが必要だ。フロアやカウル幅は意外と大きく、幅寄せの目算を誤って縁石などに当てることもある。この辺りはUA06Jで改良され外装の擦る率が低い。仮に破損しても個々の部品が小振りに分割され交換は容易で単価も低い。
また06Jは外装を付けたまま駆動系の分解整備が可能。これは助かる。車重は06Jのほうが重く感じるが重心が低くなった感じもあり、ブレーキの利きは良いほうだと思う。UA03Jのほうが初心者の急発進の飛び出しや握りゴケが多い。

カブ系は燃費が良いとはいっても燃料タンク容量が少ない。配達区域が遠方だった私の場合メイトにほぼ毎日給油しなければならなかった。ギアはメットインを潰して燃料容量が7ℓもあるので(区域にもよるが)一日おきで済んだ。昔はともかく今は店にガソリンの取り置きはできない。ガソリンスタンドが遠かったり閉店が早いと不便も感じるところ。ガススタの閉店や時短が追い討ちを掛ける。ついでにUA06Jは業務用以外はまず乗られないため新聞配達員かピザ屋にしか見えない。
UA06Jは先行のVOX(SA52J)とエンジン周りに互換がある。VOXはノーマルでも60km/hを越える個体もあり UA06Jのノーマルプーリーは外周に使い切ってない部分もあるため加工しだいで多少最高速が伸びると思われる。水冷3バルブのエンジンは実はポテンシャルはそうとう高いのではないか?と思う。
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旅行・ツーリング
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毎年記録が更新される猛暑とコロナ禍のダブルパンチの2020夏。こんな時は自粛要請とやらに従って、エアコンの利いた部屋でスマホ見てよがっているのが利口。おかげで大渋滞が当り前の夏の行楽地はガラ空き。天は我々に味方した。バイクならお互い間隔も保てるし換気も問題ない。

このツーリングは私が提案したのだが番狂わせが一つ。開館を公式HPで確認したはずの目的地が直前になって閉館してしまった。なにしろ今年は年中行事や年次イベントが全て中止。観光地も自粛モードでほんとうに腐る。しかも東京五輪が一年延期で来年の予定も怪しい。オマケに遠方の友人と会うことまで自粛しろと。リモートだかテレワークで満足できるヤツは良かろうがアナログ世代はリアルの風がないと身体に悪い。かくして自粛承知で活路を探すツーリングは決行された。

集合場所はOVAゆるキャンΔの聖地の一つ富士山世界遺産センター駐車場。かなりヤケクソな気もするが自粛がなければ素通りする様な定番テーマパーク。こんな時だからゆっくり探訪して大自然の脅威と歴史に思いを馳せた…つもり。

いつもコアな名所を案内してくれる関東勢I氏の新式装備MC51-CBR。偏ったコダワリがなくいつも手堅い車両をチョイスする氏らしい機種。こういう方が一人いてくれるとポンコツ同好会にならずに済む。因みに発起人の私の原チャは鬼不調。

言い訳をすると下界は強烈な湿度を伴った猛暑でメカトラブルの原因は多い。ただ富士五湖周辺は涼しい。例年通りだと富士急ハイランドも近いこの辺りは外国人を含む富士登山客や演習場に移動する自衛隊まで入り乱れて大渋滞する。

天気が「山の天気」で晴れたり降ったり霧が出たり。寒暖差もあるウエット路面を本栖湖まで行軍。二箇所目の聖地「浩庵キャンプ場」到着。ここは天気が良ければ湖越しに富士山の大パノラマだが…厚い雲の中。実はこのロッヂ以上に少し手前にある公衆トイレがアニメ版ゆるキャンΔ冒頭シーンの聖地になっている。

コチラは今だ人気が高く相場も高値安定のMC22(CBR250RR)を駆るKROG会長REDWINGS氏。80年代後半のレーサーレプリカ全盛期に後出しのホンダが放ったクォーターマルチCBRの究極進化系。カムギアトレーンの独特のサウンドが懐かしい。時にこの音というヤツは目で見る以上に古い記憶を呼び覚ましてくれる。

富士山北側の国道138号沿いを行き来するようなツーリングだが実際この周辺には観光名所やテーマパークが山ほどある。またバブル期に拡がった別荘地の廃墟も散見。栄枯盛衰。今が旬のキャンプ場も無数にあるが陸自の野営に巻き込まれた(体験)こともある。更に青木ヶ原樹海など名立たる心霊スポットも多数。

総員傾注。ここらで帰路を計算に入れながら次の目的地を検索。国道52号まで下って甲府経由など検討したが実は全員違う方向に帰るため少々難儀。結局明るい内から二次会場にしけ込みラストオーダーまでノサばる。今年ダメだった目的地は来年の計画まで作ってくれた。来年の今月今夜、同じ場所でまた会おう。

このツーリングは私が提案したのだが番狂わせが一つ。開館を公式HPで確認したはずの目的地が直前になって閉館してしまった。なにしろ今年は年中行事や年次イベントが全て中止。観光地も自粛モードでほんとうに腐る。しかも東京五輪が一年延期で来年の予定も怪しい。オマケに遠方の友人と会うことまで自粛しろと。リモートだかテレワークで満足できるヤツは良かろうがアナログ世代はリアルの風がないと身体に悪い。かくして自粛承知で活路を探すツーリングは決行された。

集合場所はOVAゆるキャンΔの聖地の一つ富士山世界遺産センター駐車場。かなりヤケクソな気もするが自粛がなければ素通りする様な定番テーマパーク。こんな時だからゆっくり探訪して大自然の脅威と歴史に思いを馳せた…つもり。

いつもコアな名所を案内してくれる関東勢I氏の新式装備MC51-CBR。偏ったコダワリがなくいつも手堅い車両をチョイスする氏らしい機種。こういう方が一人いてくれるとポンコツ同好会にならずに済む。因みに発起人の私の原チャは鬼不調。

言い訳をすると下界は強烈な湿度を伴った猛暑でメカトラブルの原因は多い。ただ富士五湖周辺は涼しい。例年通りだと富士急ハイランドも近いこの辺りは外国人を含む富士登山客や演習場に移動する自衛隊まで入り乱れて大渋滞する。

天気が「山の天気」で晴れたり降ったり霧が出たり。寒暖差もあるウエット路面を本栖湖まで行軍。二箇所目の聖地「浩庵キャンプ場」到着。ここは天気が良ければ湖越しに富士山の大パノラマだが…厚い雲の中。実はこのロッヂ以上に少し手前にある公衆トイレがアニメ版ゆるキャンΔ冒頭シーンの聖地になっている。

コチラは今だ人気が高く相場も高値安定のMC22(CBR250RR)を駆るKROG会長REDWINGS氏。80年代後半のレーサーレプリカ全盛期に後出しのホンダが放ったクォーターマルチCBRの究極進化系。カムギアトレーンの独特のサウンドが懐かしい。時にこの音というヤツは目で見る以上に古い記憶を呼び覚ましてくれる。

富士山北側の国道138号沿いを行き来するようなツーリングだが実際この周辺には観光名所やテーマパークが山ほどある。またバブル期に拡がった別荘地の廃墟も散見。栄枯盛衰。今が旬のキャンプ場も無数にあるが陸自の野営に巻き込まれた(体験)こともある。更に青木ヶ原樹海など名立たる心霊スポットも多数。

総員傾注。ここらで帰路を計算に入れながら次の目的地を検索。国道52号まで下って甲府経由など検討したが実は全員違う方向に帰るため少々難儀。結局明るい内から二次会場にしけ込みラストオーダーまでノサばる。今年ダメだった目的地は来年の計画まで作ってくれた。来年の今月今夜、同じ場所でまた会おう。
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旅行・ツーリング
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都内で営業職だった頃は年中ファミレスに寄っていた。いわゆる外回り特有の休憩場所だったが 最近は一人で寄ることはなくなった。昔のファミレスは騒々しかったのでカウンターで一人で夕食を取って珈琲で時間を潰すのに抵抗なかった。序でに禁煙席なんてケチなものなかったから食後の煙草で更に長居できた。

例によって隣りと間隔を開けながら窓側のテーブル2つ分の席に4人で掛けた頃 この店に以前来たことがあるのを思い出した。たぶん会社の後輩と天神山にスキーの練習に来た時だ。スキーの「練習」というのは近場だったからで「本番」は長野の白樺湖や白馬まで更に大人数で出掛けた。その頃はフジテンやイエティのリフトに行列ができるほど人が溢れ 帰路この辺りも4WDで大渋滞。ブームとはかくも恐ろしい。だから国道300号を下って会社の寮がある焼津に帰った。
客層も(僕等を含め)良くはなかったが不躾者に特有の妙な熱気に満ちていた。天神山がフジロック会場になった頃が最高潮。苗場に移って潮が引いた。今はその頃から知り合いの別の友人等と卓を囲んで昔話。まして今年は例の自粛流行りで夜半の幹線道路は空いている。このガストも時短で午後23時半ラストオーダー。結局オーダーストップまで取り留めのない話が尽きなかったのは昔と同じ。

夜が更けるにつれてここが青木ヶ原樹海の一角であることが度々話題になり始めたことに後悔したりする。このファミレスも24時間営業だったら夜明けまで居たかもしれない。歳を取っても昔からヤルことが変わっていないのは進歩がないと言われそうだが 付き合ってくれる仲間がいることは良いことだと思っている。

例によって隣りと間隔を開けながら窓側のテーブル2つ分の席に4人で掛けた頃 この店に以前来たことがあるのを思い出した。たぶん会社の後輩と天神山にスキーの練習に来た時だ。スキーの「練習」というのは近場だったからで「本番」は長野の白樺湖や白馬まで更に大人数で出掛けた。その頃はフジテンやイエティのリフトに行列ができるほど人が溢れ 帰路この辺りも4WDで大渋滞。ブームとはかくも恐ろしい。だから国道300号を下って会社の寮がある焼津に帰った。
客層も(僕等を含め)良くはなかったが不躾者に特有の妙な熱気に満ちていた。天神山がフジロック会場になった頃が最高潮。苗場に移って潮が引いた。今はその頃から知り合いの別の友人等と卓を囲んで昔話。まして今年は例の自粛流行りで夜半の幹線道路は空いている。このガストも時短で午後23時半ラストオーダー。結局オーダーストップまで取り留めのない話が尽きなかったのは昔と同じ。

夜が更けるにつれてここが青木ヶ原樹海の一角であることが度々話題になり始めたことに後悔したりする。このファミレスも24時間営業だったら夜明けまで居たかもしれない。歳を取っても昔からヤルことが変わっていないのは進歩がないと言われそうだが 付き合ってくれる仲間がいることは良いことだと思っている。
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旅行・ツーリング
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たいへん紛らわしいのだが「富士山世界遺産センター」は静岡県と山梨県にそれぞれ1ヶ所ずつ計2ヶ所ある。今回の目的地は勿論ゆるキャンΔOVA2話に登場した山梨県立富士山センターのほう。間違えやすく現に間違えた方もいた。

間違えやすい理由の一つはグーグルが「検索の曖昧さ」に気を利かせ過ぎてくれることにもある。山梨県立のキーワードを入れても手っ取り早く静岡側を先に案内してしまう。外観は静岡県側が科学特捜隊の基地みたいな特徴的外観なのに比べ、山梨県は簡素。静岡は富士宮浅間大社の隣りでゴチャついているが、山梨は新五合目にアクセスする富士スバルライン入口付近にあり中央道河口湖インターにも近い。ただ周りに似たような名前の施設が多く入口も少々わかりにくい。

展示内容は(静岡県側を知らないが)似たようなものだと思う。同じテーマを扱っているから当然だがどちらの県もお互いにライバル視している感もある。私観だが南側の静岡は山岳信仰など宗教色が強く、富士五湖を控える北の山梨県は観光に力が入っている気がする。また富士山西側は主に牧草地。東側は演習場だ。

富士山という名匠の歴史や地質学的な形成過程が解説されるのはどちらも同じ。あとはディスプレイの違いだが実はこれが重要。博物館や美術館は、ただ貴重な品を飾ってあるだけは経営が成り立たない。公費に頼らず集客で賄えることがベスト。そのためには展示方法にもエンターテインメントな要素が必要となる。

今やインターネットがあれば大概の情報は手に入る。ショーケース越しに絵画を眺めるような固定した平面情報ではネットに敵わない。ここは切れ目のない空間に様々な情報が埋め込まれつい立ち止まって眺め回す。なかなか楽しい所だ。

展示の中でかなり詳細に解説されていたのが富士山の火山学的考察。個人的にも興味のある分野で、ここ数年でGPS等を使った測地学の精度が飛躍的に向上。古い火口や溶岩流など今までわからなかった痕跡が次々発見されている。

富士山の山梨県側は静岡県側に比べ溶岩洞窟が多い。これは山体崩壊でなだらかになった静岡県側に対し、小規模な割れ目噴火と火砕流で多数の堰止湖や洞窟が形作られた山梨県側の地形的な違い。鍾乳洞が長期の侵食でできるのに対し溶岩洞窟は一度の噴火で形成。その不思議な景色が信仰の対象だった。

展示の端に置かれた野営のディスプレイ。富士山自体は国立公園の世界遺産でやたらとキャンプはできないが富士五胡周辺から朝霧高原に掛けてにキャンプ場は多数ある。アクセスが良いのも特筆。その他にも安く泊れる民宿からホテルまで季節や気分で自由に選べる。ワケあって来年もまた「八月」に来る予定。

ゆるキャンΔOVAにも登場のエントランスのモニュメント。枯山水風の地産岩石の上に月を模ったような花崗岩らしき円盤が富士山のシルエットで抜かれている。この石材のオブジェが超印象的。奥の本館2階がラウンジで例の富士山カレーが召し上がれるがやはり入場制限があり面倒だったので今回はガマンして帰る。

こちらは行く途中で通ったJR富士宮駅近くにある(静岡県立)富士山世界遺産センター。遠くから見ているが実際かなり大きく高さはガンダム立像くらいあって内部は5階建。ここから山梨県の富士山センターまで40km以上ある。アニメの聖地になるよりはいずれウルトラ怪獣に壊されそうな建造物なので期待して待ちたい。

間違えやすい理由の一つはグーグルが「検索の曖昧さ」に気を利かせ過ぎてくれることにもある。山梨県立のキーワードを入れても手っ取り早く静岡側を先に案内してしまう。外観は静岡県側が科学特捜隊の基地みたいな特徴的外観なのに比べ、山梨県は簡素。静岡は富士宮浅間大社の隣りでゴチャついているが、山梨は新五合目にアクセスする富士スバルライン入口付近にあり中央道河口湖インターにも近い。ただ周りに似たような名前の施設が多く入口も少々わかりにくい。

展示内容は(静岡県側を知らないが)似たようなものだと思う。同じテーマを扱っているから当然だがどちらの県もお互いにライバル視している感もある。私観だが南側の静岡は山岳信仰など宗教色が強く、富士五湖を控える北の山梨県は観光に力が入っている気がする。また富士山西側は主に牧草地。東側は演習場だ。

富士山という名匠の歴史や地質学的な形成過程が解説されるのはどちらも同じ。あとはディスプレイの違いだが実はこれが重要。博物館や美術館は、ただ貴重な品を飾ってあるだけは経営が成り立たない。公費に頼らず集客で賄えることがベスト。そのためには展示方法にもエンターテインメントな要素が必要となる。

今やインターネットがあれば大概の情報は手に入る。ショーケース越しに絵画を眺めるような固定した平面情報ではネットに敵わない。ここは切れ目のない空間に様々な情報が埋め込まれつい立ち止まって眺め回す。なかなか楽しい所だ。

展示の中でかなり詳細に解説されていたのが富士山の火山学的考察。個人的にも興味のある分野で、ここ数年でGPS等を使った測地学の精度が飛躍的に向上。古い火口や溶岩流など今までわからなかった痕跡が次々発見されている。

富士山の山梨県側は静岡県側に比べ溶岩洞窟が多い。これは山体崩壊でなだらかになった静岡県側に対し、小規模な割れ目噴火と火砕流で多数の堰止湖や洞窟が形作られた山梨県側の地形的な違い。鍾乳洞が長期の侵食でできるのに対し溶岩洞窟は一度の噴火で形成。その不思議な景色が信仰の対象だった。

展示の端に置かれた野営のディスプレイ。富士山自体は国立公園の世界遺産でやたらとキャンプはできないが富士五胡周辺から朝霧高原に掛けてにキャンプ場は多数ある。アクセスが良いのも特筆。その他にも安く泊れる民宿からホテルまで季節や気分で自由に選べる。ワケあって来年もまた「八月」に来る予定。

ゆるキャンΔOVAにも登場のエントランスのモニュメント。枯山水風の地産岩石の上に月を模ったような花崗岩らしき円盤が富士山のシルエットで抜かれている。この石材のオブジェが超印象的。奥の本館2階がラウンジで例の富士山カレーが召し上がれるがやはり入場制限があり面倒だったので今回はガマンして帰る。

こちらは行く途中で通ったJR富士宮駅近くにある(静岡県立)富士山世界遺産センター。遠くから見ているが実際かなり大きく高さはガンダム立像くらいあって内部は5階建。ここから山梨県の富士山センターまで40km以上ある。アニメの聖地になるよりはいずれウルトラ怪獣に壊されそうな建造物なので期待して待ちたい。
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オートバイ
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ごく最近までトラブルもなく片道100kmていどの日帰りツーリングも余裕でこなしてくれたリード90が八月に入って故障が増えた。トラブルが無かったからツーリングにも使っていたわけで年式も古くメカに不安があったら無闇に使いたくはない。

↑これは去年の写真。富士山を一周回ると軽く150kmある。しかも古いクルマやバイクが苦手な長い上り坂や山梨県側は路面も荒れている。2stでも高年式の燃調が薄い機種はオーバーヒートのまま焼き付き(抱き付き)を起こす。私のリード90はスモークが増えるのを承知でオイル吐出量を多目にしている。趣味でもあり日常的にメンテは欠かさないので去年も全くノントラブルで走り続けてくれた。
その健康優良児が今年7月頃エンジンから異音を発し走行不能に陥る。途中バイク屋に寄ろうと思ったが今では廃部品の処分を(もちろん処分料を払うが)頼むだけの私は旧知のバイク屋からも嫌われているらしく嫌味ばかり言われる。店まで行ったが静かに去ることにした。結局炎天下を10kmほど押して実家に戻る。

実家ガレージでエンジンを開けて内心ホッとした。Vベルトの断絶だったからだ。Vベルトは部品取りから中古をストックしたものを使っていたのでコレは仕方ない。むしろ純正ではなくアフターパーツだったため芯が金属ワイヤーでなく樹脂製だったのも幸い。金属のワイヤーが切断して絡まると解くのが厄介でドライブフェイスに傷が付くこともある。樹脂が芯のVベルトなら傷も付かないし金切りハサミで切ることもできる。とりあえずストックと交換して走行可に。早く新品に交換せねば。
続いて八月下旬の富士五湖ツーリングの最中に回転が上がらなくなるトラブルが発生。アイドリングはするし一旦エンジンを切って再始動すると暫らくはフツーに走る。結局この方法でダマシだましツーリングして帰宅後にエンジンを開ける。

フロートチャンバー内に砂状の細かなサビがこびり付いているが此れしきで不調になるほど昔の2ストエンジンはヤワではない。分解中に気付いたのはオートチョークのユニットが止め具のネジが緩んで少し浮いていたこと。原因はそっちだ。チョークが利きっぱなしだったかエアを吸い込んでいたかだ。キャブの地金はアルミのため古くなるとネジが舐めることがある。オーバートルクを意識して多少ネジの締め込みを緩くしていた。一度緩むと振動で緩みが大きくなる。ネジをよく脱脂して締め直す。フロート内のサビは他の車両からガソリンを移す時に携行缶のサビが混入したと思われる。一定期間乗らない車両はガソリンを抜いてリード90に移していた。リード90のタンクは一度交換しておりサビは皆無だし。

もう一点ツーリング中に仲間から指摘されたのがヘッドライドの暗さ。もちろん改造の功罪だ。まず18w×2灯で行灯のように暗いノーマルのデュアルライトをレンズごとホンダAF51タクトのマルチリフレクターを加工したものに交換。更にバルブ(電球)をタクトのPH11からH4球を付けられるようソケットごと交換。PH11はホンダ独自の規格で流通も少なく相場が高かいからだ。もちろんフィラメントの位置は合わせたが逆に暗くなった。発電量が足りない。そこで流通量が多く安価な既存のPH7のソケットを移植した。フィラメントの位置は配光が広がるように合せたが被視認性は良くなかったらしい。それでもリード90ノーマルよりは明るいはずだ。

この頃PH11の安価な在庫も増えてるので別のAF51タクト用ヘッドライトレンズを落札して作り直す。リード90のヘッドライトカウルにAF51タクトのライトレンズを埋め込むのは偶然サイズや角度が合ったのだがこの形状が気に入っている。レンズの左右をカットするだけなのでもう少し涼しくなったら。夕方が明るいうちに。

↑これは去年の写真。富士山を一周回ると軽く150kmある。しかも古いクルマやバイクが苦手な長い上り坂や山梨県側は路面も荒れている。2stでも高年式の燃調が薄い機種はオーバーヒートのまま焼き付き(抱き付き)を起こす。私のリード90はスモークが増えるのを承知でオイル吐出量を多目にしている。趣味でもあり日常的にメンテは欠かさないので去年も全くノントラブルで走り続けてくれた。
その健康優良児が今年7月頃エンジンから異音を発し走行不能に陥る。途中バイク屋に寄ろうと思ったが今では廃部品の処分を(もちろん処分料を払うが)頼むだけの私は旧知のバイク屋からも嫌われているらしく嫌味ばかり言われる。店まで行ったが静かに去ることにした。結局炎天下を10kmほど押して実家に戻る。

実家ガレージでエンジンを開けて内心ホッとした。Vベルトの断絶だったからだ。Vベルトは部品取りから中古をストックしたものを使っていたのでコレは仕方ない。むしろ純正ではなくアフターパーツだったため芯が金属ワイヤーでなく樹脂製だったのも幸い。金属のワイヤーが切断して絡まると解くのが厄介でドライブフェイスに傷が付くこともある。樹脂が芯のVベルトなら傷も付かないし金切りハサミで切ることもできる。とりあえずストックと交換して走行可に。早く新品に交換せねば。
続いて八月下旬の富士五湖ツーリングの最中に回転が上がらなくなるトラブルが発生。アイドリングはするし一旦エンジンを切って再始動すると暫らくはフツーに走る。結局この方法でダマシだましツーリングして帰宅後にエンジンを開ける。

フロートチャンバー内に砂状の細かなサビがこびり付いているが此れしきで不調になるほど昔の2ストエンジンはヤワではない。分解中に気付いたのはオートチョークのユニットが止め具のネジが緩んで少し浮いていたこと。原因はそっちだ。チョークが利きっぱなしだったかエアを吸い込んでいたかだ。キャブの地金はアルミのため古くなるとネジが舐めることがある。オーバートルクを意識して多少ネジの締め込みを緩くしていた。一度緩むと振動で緩みが大きくなる。ネジをよく脱脂して締め直す。フロート内のサビは他の車両からガソリンを移す時に携行缶のサビが混入したと思われる。一定期間乗らない車両はガソリンを抜いてリード90に移していた。リード90のタンクは一度交換しておりサビは皆無だし。

もう一点ツーリング中に仲間から指摘されたのがヘッドライドの暗さ。もちろん改造の功罪だ。まず18w×2灯で行灯のように暗いノーマルのデュアルライトをレンズごとホンダAF51タクトのマルチリフレクターを加工したものに交換。更にバルブ(電球)をタクトのPH11からH4球を付けられるようソケットごと交換。PH11はホンダ独自の規格で流通も少なく相場が高かいからだ。もちろんフィラメントの位置は合わせたが逆に暗くなった。発電量が足りない。そこで流通量が多く安価な既存のPH7のソケットを移植した。フィラメントの位置は配光が広がるように合せたが被視認性は良くなかったらしい。それでもリード90ノーマルよりは明るいはずだ。

この頃PH11の安価な在庫も増えてるので別のAF51タクト用ヘッドライトレンズを落札して作り直す。リード90のヘッドライトカウルにAF51タクトのライトレンズを埋め込むのは偶然サイズや角度が合ったのだがこの形状が気に入っている。レンズの左右をカットするだけなのでもう少し涼しくなったら。夕方が明るいうちに。