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高速道路のSAを下道から利用できる「ぷらっとパーク」はたしかに入口がわかりにくく幹線道路から離れている。だがそれをつなぐいわゆる取り付け道路は適度に道幅があって路面の舗装も良い。おかげで山道にしては快適で気持ちが良い。

路面が良いというのは舗装が新しいだけでなく落ち葉や浮き砂がなく雨天後の流水も少ない事。四輪では気付き難いがバイクは命取りになる。昔からの林道に比べても直線の区間もあり見通しも良い。元々が工事用道路なので多少無理して勾配がキツイ所もあるがそれもコンディションの内。一昔前なら忽ち走り屋やドリフト族のスポットだが今はそんな人もいないおかげで空いて安全に走れる。

ここはテスト走行にも打って付けのコース。原付スクーターは速度計のみだがここなら走行中に見ながら走ることもできる。センタースプリングを加工してから緩い坂でも速度が落ち困っていた。センスプ面取り。この加工をすると出足で変速が僅かに早くなる。後はレートが同じなので普通。つまり低速でハイギアに変速してしまう。その対策としてウエイトを少し軽くした。6個の内3個を1g軽くした。

昔は走る時も工具を持参してこんなパーキング等で分解したこともあった。無論今は自宅でやる。ウエイトは数年前に乗っていた新聞配達用のBA50Nのセッティング用にストックした物。配達区域が山間地だったので登坂を優先にセッティング。そんな経験がこんな時に役に立った。驚く無かれ登り坂でも加速する。

たぶん国道52号線からここネオパーサ清水まで数分速くなっている。…というのはそれほど坂に弱かったということだ。最高速度は到達に僅かに時間が掛かる程度でほぼ変わらない。とりあえず駆動系はこれで終了。あまり分解ばかりしていると他が破損することがある。日中は暖かいが陽が落ちると急に寒くなった。

路面が良いというのは舗装が新しいだけでなく落ち葉や浮き砂がなく雨天後の流水も少ない事。四輪では気付き難いがバイクは命取りになる。昔からの林道に比べても直線の区間もあり見通しも良い。元々が工事用道路なので多少無理して勾配がキツイ所もあるがそれもコンディションの内。一昔前なら忽ち走り屋やドリフト族のスポットだが今はそんな人もいないおかげで空いて安全に走れる。

ここはテスト走行にも打って付けのコース。原付スクーターは速度計のみだがここなら走行中に見ながら走ることもできる。センタースプリングを加工してから緩い坂でも速度が落ち困っていた。センスプ面取り。この加工をすると出足で変速が僅かに早くなる。後はレートが同じなので普通。つまり低速でハイギアに変速してしまう。その対策としてウエイトを少し軽くした。6個の内3個を1g軽くした。

昔は走る時も工具を持参してこんなパーキング等で分解したこともあった。無論今は自宅でやる。ウエイトは数年前に乗っていた新聞配達用のBA50Nのセッティング用にストックした物。配達区域が山間地だったので登坂を優先にセッティング。そんな経験がこんな時に役に立った。驚く無かれ登り坂でも加速する。

たぶん国道52号線からここネオパーサ清水まで数分速くなっている。…というのはそれほど坂に弱かったということだ。最高速度は到達に僅かに時間が掛かる程度でほぼ変わらない。とりあえず駆動系はこれで終了。あまり分解ばかりしていると他が破損することがある。日中は暖かいが陽が落ちると急に寒くなった。
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ビモータBB3はBMW・S1000RRのエンジンを積むスーパーバイクレーサーで世界で20台ほどしか生産されなかったらしい。ドライカーボン製と思われるシンプルな外装はデザインよりも性能や整備性を優先するガチなレーサーの証し。

やはりレーサーレプリカは良い。最近のデザイン過剰なハリボテと違うシンプルな中にカッチリした緊張感が漂う。ムダな外装がなくフレームやエンジンの配置が良くわかって楽しい。クロモリフレームをエンジン前方に設けた支持架に回すのがビモータ流。この部分を固めるのが操安性に影響するという。さらにスイングアーム回りとエンジンハンガーをガゼットで固める。ビモータはたしかに高価なバイクだが走るのに不要な装飾はない。ヘッドライトはGSXRの純正流用のようだ。

これでもビモータではツアラーに分類されるDB8。スーパーバイク仕様の1098エンジンを搭載したDB7を低燃費の耐久性重視に振ったモデルらしい。こちらもフレームやエンジンの造形がよくわかる。同じ対価を払うならハーレーよりこっちが良い。究極とは値段が高いだけでなく機械として美しいモノであってほしい。

やはりレーサーレプリカは良い。最近のデザイン過剰なハリボテと違うシンプルな中にカッチリした緊張感が漂う。ムダな外装がなくフレームやエンジンの配置が良くわかって楽しい。クロモリフレームをエンジン前方に設けた支持架に回すのがビモータ流。この部分を固めるのが操安性に影響するという。さらにスイングアーム回りとエンジンハンガーをガゼットで固める。ビモータはたしかに高価なバイクだが走るのに不要な装飾はない。ヘッドライトはGSXRの純正流用のようだ。

これでもビモータではツアラーに分類されるDB8。スーパーバイク仕様の1098エンジンを搭載したDB7を低燃費の耐久性重視に振ったモデルらしい。こちらもフレームやエンジンの造形がよくわかる。同じ対価を払うならハーレーよりこっちが良い。究極とは値段が高いだけでなく機械として美しいモノであってほしい。
テーマ:イタリアン・モーターサイクル - ジャンル:車・バイク
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今年で第20回だという清水港興津フェア。もう20年もやっているというのに初めて来た。どうも「港」という場所にはトラウマがある。それに地元で知り合いと会うのも何となく抵抗がある。今年はあまり遠くに行けないので近場から攻略しておく。

これがあるから来ている旧車展示。周りの景色に全く違和感がない。これは私の勝手な持論だが畦道を舗装したような田舎道に現行の車は軽自動車でも大き過ぎる。おそらく昭和40年代くらいに区画が確定して宅地化した地方はその当時の規格の普通車がやっと通れる幅しかない。そのくせ交通網が貧弱な田舎に乗用車や軽貨物は日常の脚に不可欠。子供の頃から慣れ親しんだ家財道具だ。

昭和の車はまだ移動の道具の役割が強く昨今のようなデザイン過剰の車より乗る人重視に思える。室内は狭いがそのぶん外が見易く安全性は逆に高い。動力性能は低く運転者に技量を要求するから最近のように老人が勝手に暴走させる様な事故は無かった。ただ古いだけではない。昔のほうが正しい機械だった。

現行のように法規で雁字搦めの世の中では割り切った用途の機械は生き辛い。戦後の復興期のようにモノが不足する中で僅かに残された工業力で必要最低限の運搬器具を作ったのが日本のモータリゼーションの始まり。必要に迫られた機械だから重宝され酷使されてきた。そんな車の背景には昭和の景色がある。

フロンテクーペから派生した初代セルボ。軽自動車のスポーツカーという発想はこの車あたりからだ。いちおう四名乗車。しかもリアエンジン。2サイクル3気筒は同じスズキのGT550と共通な部分も多い。車高が低いが天井も低く運転席でも頭がフロントガラスに付きそうだった。それでも昔の人は見栄っ張りだから「狭い」とか文句を言わなかった。昭和のクルマに気合いで乗るから楽しかった。

これがあるから来ている旧車展示。周りの景色に全く違和感がない。これは私の勝手な持論だが畦道を舗装したような田舎道に現行の車は軽自動車でも大き過ぎる。おそらく昭和40年代くらいに区画が確定して宅地化した地方はその当時の規格の普通車がやっと通れる幅しかない。そのくせ交通網が貧弱な田舎に乗用車や軽貨物は日常の脚に不可欠。子供の頃から慣れ親しんだ家財道具だ。

昭和の車はまだ移動の道具の役割が強く昨今のようなデザイン過剰の車より乗る人重視に思える。室内は狭いがそのぶん外が見易く安全性は逆に高い。動力性能は低く運転者に技量を要求するから最近のように老人が勝手に暴走させる様な事故は無かった。ただ古いだけではない。昔のほうが正しい機械だった。

現行のように法規で雁字搦めの世の中では割り切った用途の機械は生き辛い。戦後の復興期のようにモノが不足する中で僅かに残された工業力で必要最低限の運搬器具を作ったのが日本のモータリゼーションの始まり。必要に迫られた機械だから重宝され酷使されてきた。そんな車の背景には昭和の景色がある。

フロンテクーペから派生した初代セルボ。軽自動車のスポーツカーという発想はこの車あたりからだ。いちおう四名乗車。しかもリアエンジン。2サイクル3気筒は同じスズキのGT550と共通な部分も多い。車高が低いが天井も低く運転席でも頭がフロントガラスに付きそうだった。それでも昔の人は見栄っ張りだから「狭い」とか文句を言わなかった。昭和のクルマに気合いで乗るから楽しかった。
テーマ:静岡市 Shizuoka City - ジャンル:地域情報
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チャラいとかミーハーとか云われても ブームはやはりいちばん盛り上がっている時に乗り込むのが収穫も大きい。写真は2008年秋頃のものだが私が初めて行った痛車イベント「あうとさろーね」が2007年だったので関東圏ではかなり初期の痛車集会。場所はお台場で痛Gが仕切るおそらく最初の大型イベントのはず。

この一角はいわゆる企業ブースでゲームメーカーやアニメ製作会社などのレベルの高いプロモ用デモ車がひしめいていた。当時まだ私は「マブラヴ」を知らず後になって本屋で立ち読みした攻略本のゲーキャラが痛Gの画像と同じものとわかるのに少し時間が掛った。この時はまだキャラよりも車種に注目が行っていた。

ゲームの「マブラヴ」は後に「進撃の巨人」の元ネタになったとも言われるがこの時点ではまだ無名。私的にロボアニは好きだったこともあり何となく「マブラヴ」に惹かれ収集を始める。コミックは初期の学園モノしかなかったがおかげで最初から追えた。その後アニメ版の「君が望む永遠」や「あゆまゆ劇場」まで漁り尽くす。

そして2012年待望の「トータル・イクリプス」。倖田來未が歌うOPはアニソンがまだ珍しい中で紅白出場。「シュヴァルツェスマーケン」の頃には手堅いシリーズものを確立。ゲーム版は新たなステージを転回で不動の地位を得る。痛車ベースとしても御剣冥夜嬢はまだ高い人気を誇る。アニメへの復帰も期待が集まる所。

この一角はいわゆる企業ブースでゲームメーカーやアニメ製作会社などのレベルの高いプロモ用デモ車がひしめいていた。当時まだ私は「マブラヴ」を知らず後になって本屋で立ち読みした攻略本のゲーキャラが痛Gの画像と同じものとわかるのに少し時間が掛った。この時はまだキャラよりも車種に注目が行っていた。

ゲームの「マブラヴ」は後に「進撃の巨人」の元ネタになったとも言われるがこの時点ではまだ無名。私的にロボアニは好きだったこともあり何となく「マブラヴ」に惹かれ収集を始める。コミックは初期の学園モノしかなかったがおかげで最初から追えた。その後アニメ版の「君が望む永遠」や「あゆまゆ劇場」まで漁り尽くす。

そして2012年待望の「トータル・イクリプス」。倖田來未が歌うOPはアニソンがまだ珍しい中で紅白出場。「シュヴァルツェスマーケン」の頃には手堅いシリーズものを確立。ゲーム版は新たなステージを転回で不動の地位を得る。痛車ベースとしても御剣冥夜嬢はまだ高い人気を誇る。アニメへの復帰も期待が集まる所。
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タイヤを交換したらブレーキが故障した…そんなことがあるワケがない!とよく言われる。だが私の場合そんな一見関係ない部品の連続したトラブルがよくある。バイクに限らず古い機械は一部修理して調子が良くなると別の部分が悲鳴を上げることは珍しくない。タイヤを交換してスピードが乗るようになったらブレーキを頻繁に使うようになったと憶測。故障の原因はそんな憶測から探るしかない。

リード90の場合リアはドラムでシューはカブと共通。フロント・ブレーキキャリパーは互換がない専用品。ブレーキは重要保安部品といって自分名義以外の車両を整備資格の無い者が整備することは原則禁止されている。そんなことお構い無しに人様のバイクを整備どころか改造までしてきた私がプロから嫌われるのは仕方ない。ブレーキトラブルの症状はフロントブレーキのレバーをゆっくり握った時にブレーキが利かなくなる。それ以外はふつうに利く。これはちょっと厄介だ。

つまり液圧が掛らなくなることが時々あると。とりあえずマスターシリンダーのレバーを外し液漏れを疑ってみる。防食のためカバーに多少グリスを塗ったことはあるがフルードが漏れた様子はない。漏れていたら滴り落ちるほどの跡が残る。

次にブレーキキャリパーのシール破損を疑う。キャリパーシールが破損して漏れたり滲んだりすればすぐにわかるが一応シールを新品に交換するつもりで用意した。シールがピストン側に組むタイプだとピストンの挿入時にシールの角が引っ掛かって面倒だがキャリパー側に溝があるニッシンは押し込むのが比較的容易。

古いシールを抜いて驚く。大小2種類のシールが入っているはずのキャリパーの溝に同じ形状のシールが3枚入っていた。こんなひどい整備をするのは私しかいない。配管用のパッキンを代用していたのだ。たぶん純正品が高価でDIYで同じ径のモノを買ってきた。もちろん今回は車種専用の純正規格の社外品を使う。

再びマスターシリンダーに戻る。シリンダーピストンは去年シールを交換しているので疑わなかったがやはりマスターが怪しい。因みにマスター内のピストンへのフルードの導入口をカバーする金属片がコレでは逆に入っている。これはフルードの噴出を抑えるためのもので故障の原因にはならない。そこでピストンのシールを再び交換することにした。部品はシール2個とカバーの計3点で900円ほど。

純正品はアッセンで3~4000円ほどもするが社外ならシールだけでも出る。径は11Φ。ところで最近の四輪はブレーキの電制ユニットに暗証番号のようなものが設定されており それを入力しないとメンテ後に正常に作動しないらしい。つまりディーラー以外では整備ができないようにしてある。これだから高年式は嫌い。

ピストンシールを交換する時になって気付いたのはシールの欠損。フチにあたる部分のゴムが欠けていた。ここはフルードに浸ってしまうため拭き取らないとよく見えない。交換時に引っ張ったら千切れてしまった。原因として考えられるのは防食のためブレーキレバーやマスターに塗ったグリスが侵入してしまったこと。
古いバイクやクルマばかり整備しているとやたらとグリスアップするのがクセになっていた。私はモリブデン系グリスをよく使うのだがこのブレーキ系の一部にリチウムグリスを使ってしまったらしい。リチウム系はゴム類を侵すことがある。

車種は違うがソレをやらかしてしまったマスターシリンダーが下2つ。フタの腐食がひどく少量のグリスを塗ったらダイヤフラムがふやけて大きくなっている(笑)。ゴム製シール類に注油するならシリコン系の潤滑剤が良いそうだ。今回の教訓。純正ではアッセンしか出なかったシール類の社外品が出るようになって助かる。

リード90の場合リアはドラムでシューはカブと共通。フロント・ブレーキキャリパーは互換がない専用品。ブレーキは重要保安部品といって自分名義以外の車両を整備資格の無い者が整備することは原則禁止されている。そんなことお構い無しに人様のバイクを整備どころか改造までしてきた私がプロから嫌われるのは仕方ない。ブレーキトラブルの症状はフロントブレーキのレバーをゆっくり握った時にブレーキが利かなくなる。それ以外はふつうに利く。これはちょっと厄介だ。

つまり液圧が掛らなくなることが時々あると。とりあえずマスターシリンダーのレバーを外し液漏れを疑ってみる。防食のためカバーに多少グリスを塗ったことはあるがフルードが漏れた様子はない。漏れていたら滴り落ちるほどの跡が残る。

次にブレーキキャリパーのシール破損を疑う。キャリパーシールが破損して漏れたり滲んだりすればすぐにわかるが一応シールを新品に交換するつもりで用意した。シールがピストン側に組むタイプだとピストンの挿入時にシールの角が引っ掛かって面倒だがキャリパー側に溝があるニッシンは押し込むのが比較的容易。

古いシールを抜いて驚く。大小2種類のシールが入っているはずのキャリパーの溝に同じ形状のシールが3枚入っていた。こんなひどい整備をするのは私しかいない。配管用のパッキンを代用していたのだ。たぶん純正品が高価でDIYで同じ径のモノを買ってきた。もちろん今回は車種専用の純正規格の社外品を使う。

再びマスターシリンダーに戻る。シリンダーピストンは去年シールを交換しているので疑わなかったがやはりマスターが怪しい。因みにマスター内のピストンへのフルードの導入口をカバーする金属片がコレでは逆に入っている。これはフルードの噴出を抑えるためのもので故障の原因にはならない。そこでピストンのシールを再び交換することにした。部品はシール2個とカバーの計3点で900円ほど。

純正品はアッセンで3~4000円ほどもするが社外ならシールだけでも出る。径は11Φ。ところで最近の四輪はブレーキの電制ユニットに暗証番号のようなものが設定されており それを入力しないとメンテ後に正常に作動しないらしい。つまりディーラー以外では整備ができないようにしてある。これだから高年式は嫌い。

ピストンシールを交換する時になって気付いたのはシールの欠損。フチにあたる部分のゴムが欠けていた。ここはフルードに浸ってしまうため拭き取らないとよく見えない。交換時に引っ張ったら千切れてしまった。原因として考えられるのは防食のためブレーキレバーやマスターに塗ったグリスが侵入してしまったこと。
古いバイクやクルマばかり整備しているとやたらとグリスアップするのがクセになっていた。私はモリブデン系グリスをよく使うのだがこのブレーキ系の一部にリチウムグリスを使ってしまったらしい。リチウム系はゴム類を侵すことがある。

車種は違うがソレをやらかしてしまったマスターシリンダーが下2つ。フタの腐食がひどく少量のグリスを塗ったらダイヤフラムがふやけて大きくなっている(笑)。ゴム製シール類に注油するならシリコン系の潤滑剤が良いそうだ。今回の教訓。純正ではアッセンしか出なかったシール類の社外品が出るようになって助かる。
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昔 近所の交番のオマワリがこのDJ1Lで巡回に回っていた。当時少々いじったカブ90に乗っていた私はこのスクーターを原付(60km/h以上出ない)と思い込んで ほぼ直線の田舎道で振り切ろうとしたが…追い付けれ「確保」。手錠を掛けられ交番に連行されて3時間くらい説教を喰らった(昔のオマワリは乱暴だった)。

当時原付スクーターはヤングに大ブレイク。そのぶん取り締まりもきびしい。いっけんふつうのDJ1に見えるが出足の加速は到底カブなんぞの比ではない。更に最高速が伸びたら敵うはずもない。当時のスクーターは安全など二の次。むしろパワーを抑えることに腐心するほどスペック至上主義の古き良き時代だった。
二十数年前我輩を撃墜してくれた敵戦闘機と御殿場フリマで再開を果す。今見ると紅白餅の如き御目出度いカラーだが、当時は若者に大人気のDJ1とその発展型DJ1Rの狭間で、どちらかというと地味な存在だった。その後にDJ1RRのハイスペックも登場したが80年代後半からはメットインが絶対条件になりつつあった。

ホンダは塗装や樹脂が何故か脆い時期があった。キレイな赤シートは貴重。このネーミングには諸説があるが、昭和末期は いまだラジオがサブカルの一翼を担っていたのがわかる。今と違って、原付二種しかも排気量56ccなどという 中途半端な一人乗りの認知度はその頃は随分低く、現存する個体もそうとう少ないのではないかと思う。マイナーな派生型としても貴重な昭和のスクーター。
とはいえ、前述のマッドマックスのような経験を その後も繰り返した私は この色のDJ1に ひどいトラウマを持つようになってしまった。そのオマワリには 巡回中に私の自宅を発見され「交機はどうだ?」とか就職まで斡旋された…。 (行くか!)

当時原付スクーターはヤングに大ブレイク。そのぶん取り締まりもきびしい。いっけんふつうのDJ1に見えるが出足の加速は到底カブなんぞの比ではない。更に最高速が伸びたら敵うはずもない。当時のスクーターは安全など二の次。むしろパワーを抑えることに腐心するほどスペック至上主義の古き良き時代だった。
二十数年前我輩を撃墜してくれた敵戦闘機と御殿場フリマで再開を果す。今見ると紅白餅の如き御目出度いカラーだが、当時は若者に大人気のDJ1とその発展型DJ1Rの狭間で、どちらかというと地味な存在だった。その後にDJ1RRのハイスペックも登場したが80年代後半からはメットインが絶対条件になりつつあった。

ホンダは塗装や樹脂が何故か脆い時期があった。キレイな赤シートは貴重。このネーミングには諸説があるが、昭和末期は いまだラジオがサブカルの一翼を担っていたのがわかる。今と違って、原付二種しかも排気量56ccなどという 中途半端な一人乗りの認知度はその頃は随分低く、現存する個体もそうとう少ないのではないかと思う。マイナーな派生型としても貴重な昭和のスクーター。
とはいえ、前述のマッドマックスのような経験を その後も繰り返した私は この色のDJ1に ひどいトラウマを持つようになってしまった。そのオマワリには 巡回中に私の自宅を発見され「交機はどうだ?」とか就職まで斡旋された…。 (行くか!)
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アニメ・特撮・映画
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9月に入って自粛要請がやや緩和され始めると延期されていた映画の上映再開が立て続けに始まった。その手始めに見に行ったのが「荒野のコトブキ飛行隊 完全版」。コロナ禍の自粛の腹癒せのように館内一目立った派手なディスプレイの映画登場機プラモデル展示は宛ら静岡ホビーショー。静岡に住む者の役得。

本来なら5月の静岡ホビーショーで展示されるはずだったであろうコトブキ飛行隊のプラモ達。スケールモデルのメーカーでありながらキャラクター商品にも熱心なハセガワとガルパン戦車プラモで地位を気付いたプラッツの1/48~1/144スケール。ジオラマやフィギュアも織り交ぜた展示が楽しく何より機数が膨大。

プラッツの1/144中島重爆撃機「富嶽」。一昔前は都市伝説のような存在でマニアでも知る人は少なかった。実機はB29より二回りほど大きくコンベアB36と同じくらい。1/72では置き場に困るほど大きい。敵ラスボス的メカだったのが惜しい。

テレビ版では小破離脱した試作戦闘機「震電」が映画ではジェット化された「震電改」となって戻ってくる。実機が完成し初飛行まで漕ぎ着けているため知名度も人気も高い(実物大レプリカも存在)。そのためプラモも昔からあったが終戦直前の試作機のため塗装は地味。架空戦記ならではの奇抜なカラーリングが映える。

大洗女子あんこうチーム仕様の一式戦。まったく違和感がない。監督は同じ方でミリタリーに新しい方向性を開いてくれた功績は大きい。コトブキはガルパンに比べると応用の範囲が少し狭くなるのは致し方ない。ただいわゆる空中戦は戦争映画からスペースオペラまでメカアクションの花形。銀幕の迫力はまた格別だ。

劇中でちょっと異彩を放ったF-86Dセイバードッグ。対爆撃機用要撃機のため機関砲はなく武装はMk4 FFARマイティマウス無誘導ロケット弾のみ。数年前まで静浜基地にエンジンを外した機体が1機あったが撤去されてしまった。他と同じあまり有名でない戦後の自衛隊機の登場に監督の親心と作品への思いを感じる。

本来なら5月の静岡ホビーショーで展示されるはずだったであろうコトブキ飛行隊のプラモ達。スケールモデルのメーカーでありながらキャラクター商品にも熱心なハセガワとガルパン戦車プラモで地位を気付いたプラッツの1/48~1/144スケール。ジオラマやフィギュアも織り交ぜた展示が楽しく何より機数が膨大。

プラッツの1/144中島重爆撃機「富嶽」。一昔前は都市伝説のような存在でマニアでも知る人は少なかった。実機はB29より二回りほど大きくコンベアB36と同じくらい。1/72では置き場に困るほど大きい。敵ラスボス的メカだったのが惜しい。

テレビ版では小破離脱した試作戦闘機「震電」が映画ではジェット化された「震電改」となって戻ってくる。実機が完成し初飛行まで漕ぎ着けているため知名度も人気も高い(実物大レプリカも存在)。そのためプラモも昔からあったが終戦直前の試作機のため塗装は地味。架空戦記ならではの奇抜なカラーリングが映える。

大洗女子あんこうチーム仕様の一式戦。まったく違和感がない。監督は同じ方でミリタリーに新しい方向性を開いてくれた功績は大きい。コトブキはガルパンに比べると応用の範囲が少し狭くなるのは致し方ない。ただいわゆる空中戦は戦争映画からスペースオペラまでメカアクションの花形。銀幕の迫力はまた格別だ。

劇中でちょっと異彩を放ったF-86Dセイバードッグ。対爆撃機用要撃機のため機関砲はなく武装はMk4 FFARマイティマウス無誘導ロケット弾のみ。数年前まで静浜基地にエンジンを外した機体が1機あったが撤去されてしまった。他と同じあまり有名でない戦後の自衛隊機の登場に監督の親心と作品への思いを感じる。
テーマ:プラモデル・飛行機模型 - ジャンル:趣味・実用
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新聞配達ギア
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去年(2019年)の暮れに7500円で購入したギアC。今年2月頃ナンバーを取得すると間もなく世間はコロナ禍の外出自粛に突入。もちろん一人乗りの原付なのでお構いなしに走り回る。おかげで既存のニュースギアとの違いがわかってきた。

積載性は新聞配達用のニュースギアよりも良い。ご覧の通りレッグスペースが平面なおかげでココに荷物が載ってしまう。ニュースギアやギアSTはフロアにフットブレーキやパーキングブレーキのペダルが飛び出しているため物を置くことはできない。ギアCはバーハンドルでブレーキレバーやハンドルの角度などの調整やメンテが格段に容易。またハンドルバーにホルダーなど付けることもできる。
ただ発売当時(2005年頃)大流行だったミニメーターは今見ると安っぽく小さすぎて見難い。ニュースギアはハンドルをカバーするカウルに手元灯や(カッコ良くないが)純正ナックルガードやグリップヒーターも標準で冬はありがたい。いくら高機能素材のブ厚いグローブをしても安いハンドルカバーの防寒性に敵わない。

動力系は基本同じ…と思ったがニュースギアよりやや加速にムラがあり坂に弱い気がした。その代わり最高速は2~3km/hほど伸びるがそんなものは個体差の範囲。調べてみるとウェイトが違うらしい。ニュースギアが1個6gなのに対しギアCは7.5g。1個あたり1.5gの差は大きい。プーリーはUA-03J系共通の専用のもの(?だと思う)で出足重視。JOG系などのアフターパーツに交換すると加速が鈍るので純正加工で使いたい。また耐久性も所詮メーカー純正品には敵わない。だからウエイトローラーも純正の程度の良いものをストックして使っている。

平坦な場所ではほとんどわからないが少しの勾配でも速度が落ちる。変速点がトルクバンド合わないとエンジンに負担になって不調の原因になる。新聞用のセッティングが良い。今の時点ではハイプリ加工とセンタースプリングの面取りだけだが腰上O/Hを兼ねてポート加工の予定。ちなみにニュースギアで65ccくらいのボアアップ・キットを組んだことがあったがコンペンセイターのためか良いセッティングが出なかった。細かい所でフロントフェンダーが小さいためニュースギアよりハンドルが軽い。フロント12インチの安定感も良好。地味にかなり理想的原付。

積載性は新聞配達用のニュースギアよりも良い。ご覧の通りレッグスペースが平面なおかげでココに荷物が載ってしまう。ニュースギアやギアSTはフロアにフットブレーキやパーキングブレーキのペダルが飛び出しているため物を置くことはできない。ギアCはバーハンドルでブレーキレバーやハンドルの角度などの調整やメンテが格段に容易。またハンドルバーにホルダーなど付けることもできる。
ただ発売当時(2005年頃)大流行だったミニメーターは今見ると安っぽく小さすぎて見難い。ニュースギアはハンドルをカバーするカウルに手元灯や(カッコ良くないが)純正ナックルガードやグリップヒーターも標準で冬はありがたい。いくら高機能素材のブ厚いグローブをしても安いハンドルカバーの防寒性に敵わない。

動力系は基本同じ…と思ったがニュースギアよりやや加速にムラがあり坂に弱い気がした。その代わり最高速は2~3km/hほど伸びるがそんなものは個体差の範囲。調べてみるとウェイトが違うらしい。ニュースギアが1個6gなのに対しギアCは7.5g。1個あたり1.5gの差は大きい。プーリーはUA-03J系共通の専用のもの(?だと思う)で出足重視。JOG系などのアフターパーツに交換すると加速が鈍るので純正加工で使いたい。また耐久性も所詮メーカー純正品には敵わない。だからウエイトローラーも純正の程度の良いものをストックして使っている。

平坦な場所ではほとんどわからないが少しの勾配でも速度が落ちる。変速点がトルクバンド合わないとエンジンに負担になって不調の原因になる。新聞用のセッティングが良い。今の時点ではハイプリ加工とセンタースプリングの面取りだけだが腰上O/Hを兼ねてポート加工の予定。ちなみにニュースギアで65ccくらいのボアアップ・キットを組んだことがあったがコンペンセイターのためか良いセッティングが出なかった。細かい所でフロントフェンダーが小さいためニュースギアよりハンドルが軽い。フロント12インチの安定感も良好。地味にかなり理想的原付。