火薬御飯

　医療崩壊を声高に叫び続け不安を煽ってきた医師会連中がこの一週間でほぼ姿を消した。医療現場の疲弊は改善されず、感染が止まらないどころか、入院拒否のまま自宅で死亡に至る最悪の事態が起こっているからだ。

　臨終に立ち会う医療現場の方々の苦悩は察するに余りある。翻って、この運営に責任を取らなければならない各医師会と感染拡大の爆心地となっている東京都の小池百合子の無能振りに国民の怒りが集まっている。海外に比べ、飛び抜けて充実した医療体制と、国民のモラルの高さに頼った低い感染率。これに胡坐をかいてバカの一つ覚えの会見に終始しているのが医師会と小池百合子だ。だが日本の医療制度を支えているのは、国民皆保険制度により齎される潤沢な資金力に寄るところが大きい。国民は貧富や貴賤の差なく、平等に医療を受けられるとする世界に冠たる制度だ。むろん医師の高額な報酬も大半がここから出ている。ところがこの制度を棚に上げ、感染を半ば国民のせいにし続けた医師会と小池百合子に糾弾の矢が向き始めている。お願いはもういい。自ら泥を被って国民に奉仕しろ。

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