Category :
旅行・ツーリング
tag :
tag :
湯治は我が国の伝統的なリラクゼーションだが医学的な根拠はない。でも今は身体に良さそうなことは何でもやっておきたい。医者からもフロはいくら入ってもイイとお墨付きをもらっているし 実際効果あると思う。

昔、純文学の作家が病気療養のため湯治に行く故事に憧れたことがあったが、いざ自分がその立場になるとやはり真剣勝負。早く日常を取り戻したい。休んでいたら実入りがない。費用が発生しているのと同じだ。だからそれに見合う対価を得たい。セコい話だが原価意識とはそんなものだ。
幸いリハビリをさせてくれる医者も見付かった。サボっていたわけではないのに退院後20日もリハビリが空いてしまった。それもこれも結局コロナのせいだった。特に総合病院は専用病床を用意するため外来を渋っているらしい。仕方ないとはいえ私以上に困っている人もいただろう。テレビニュースを見て一喜一憂するタチではないが身につまされる昨今の社会問題。こういう問題を「ガマンしろ」とか聞いた風な常套句で片付けられてしまうのは違うと思う。入院中、院内での入院期間の引き延ばしや今回のような受診拒否で、私自身患者という立場の弱さを思い知らされた。

入院中、看護師さんは親切だったし理学療法士さんは真面目に教えてくれた。でも彼等が真面目であればあるほど、身体が不自由な自分が惨めな気がした。ヒネくれた考えだが、長期入院でメンタルが疲弊して性根が腐ってくると、そんな思いが頭をもたげてくる。親切が重荷になり始める。
うっせえ! うっせえ! うっせえわ! あなたが思うより健康です!
症状としては軽微な部類だったのは不幸中の幸いだが、おかげで健康体のように見えてしまうらしい。一発で死亡や要介護に陥る症例も多いという。でも個人的にはそうとう苦労している。リハビリするには時期も良い。どうせ非常事態宣言で外出自粛。政治家や医師会が悪いと云うかもしれない。だがやはりいちばん大事なのは人の命。そして健康。

昔、純文学の作家が病気療養のため湯治に行く故事に憧れたことがあったが、いざ自分がその立場になるとやはり真剣勝負。早く日常を取り戻したい。休んでいたら実入りがない。費用が発生しているのと同じだ。だからそれに見合う対価を得たい。セコい話だが原価意識とはそんなものだ。
幸いリハビリをさせてくれる医者も見付かった。サボっていたわけではないのに退院後20日もリハビリが空いてしまった。それもこれも結局コロナのせいだった。特に総合病院は専用病床を用意するため外来を渋っているらしい。仕方ないとはいえ私以上に困っている人もいただろう。テレビニュースを見て一喜一憂するタチではないが身につまされる昨今の社会問題。こういう問題を「ガマンしろ」とか聞いた風な常套句で片付けられてしまうのは違うと思う。入院中、院内での入院期間の引き延ばしや今回のような受診拒否で、私自身患者という立場の弱さを思い知らされた。

入院中、看護師さんは親切だったし理学療法士さんは真面目に教えてくれた。でも彼等が真面目であればあるほど、身体が不自由な自分が惨めな気がした。ヒネくれた考えだが、長期入院でメンタルが疲弊して性根が腐ってくると、そんな思いが頭をもたげてくる。親切が重荷になり始める。
うっせえ! うっせえ! うっせえわ! あなたが思うより健康です!
症状としては軽微な部類だったのは不幸中の幸いだが、おかげで健康体のように見えてしまうらしい。一発で死亡や要介護に陥る症例も多いという。でも個人的にはそうとう苦労している。リハビリするには時期も良い。どうせ非常事態宣言で外出自粛。政治家や医師会が悪いと云うかもしれない。だがやはりいちばん大事なのは人の命。そして健康。
Category :
アニメ・特撮・映画
tag :
tag :
鬼滅もエヴァも予定ないけどガルパンは見に行く。しかも今回は4DX版。う~ん…いくらか違うのかな?もともと大音響の映画だし第三話は追撃戦だからよくわからない。それにしても戦車戦なのに凄いスピード感。

最終章第二話の続きなので大洗vs知波単の途中から決着までが前半戦。PVにもあった(…からネタバレではない)が特二式内火艇の活躍が印象的。濃いマニアほど「こんな機動はありえない」とか「こんな貫徹力はない」とか現実のスペックにこだわるが、アクション作品は粗探しせずフィクションを百も承知で場面やストーリーを味わったほうがイイと思う。
私的にも旧日本軍の戦車は好きだ。他国と比べるようなものではない。昔の日本のお城のようなデザインも、日本の原風景に馴染むようなカモフラージュも美しいと思う。それが動き回るだけでも楽しいと思う。単純なスペック競争で欧米に敵うはずがない。だからフィクションでいい。もともとこのガルパン自体が異端に対する一種の挑戦のような作品だと思う。

だいたいミリタリーという私の趣味とドストライクというのが異端。戦車は三軍の中でも文字通り最も泥臭いアイテム。ただしいわゆる徴兵制のある国では、一般的に陸軍で期間を過ごすため我が国で思う以上に(学校の教材や備品のように)身近なものだそうだ。そんな偶然の素養が、地味に全世界でヒットする要因になったように思う。これは地元静岡にも好都合。

おそらく日本中でここだけの登場戦車のプラモ展示。宛らホビーショーだ。ガルパンの主要車両はタミヤのプラモをトレースしているようだが、当のタミヤはキャラものには消極的。そこで同じく地元プラモメーカーのプラッツがドラゴンモデルズなどのキットにデカールやパッケージを組み合わせる形で商品化してくれている。ただドラゴンのキットは、タミヤのように誰でも楽しく作れるというわけにはいかない。かなり根性が要る。

それでもガルパンは、史実に沿ったリアリティーが王道だったミリタリープラモ界に、キャラもののような間口の広さや発想の柔軟さという風穴を開けてくれた功績が大きい。道楽なのだから本来そうあるべきだったのだが、保守的な戦車モデラー達は呪縛から逃れることができず自らの首を絞めていた。ガルパンのプラモやフィギュアの気軽さは、逆にキャラものを手間ヒマ掛けて作り込むというモノ作りの楽しさを再定義してくれた。

最終章第二話の続きなので大洗vs知波単の途中から決着までが前半戦。PVにもあった(…からネタバレではない)が特二式内火艇の活躍が印象的。濃いマニアほど「こんな機動はありえない」とか「こんな貫徹力はない」とか現実のスペックにこだわるが、アクション作品は粗探しせずフィクションを百も承知で場面やストーリーを味わったほうがイイと思う。
私的にも旧日本軍の戦車は好きだ。他国と比べるようなものではない。昔の日本のお城のようなデザインも、日本の原風景に馴染むようなカモフラージュも美しいと思う。それが動き回るだけでも楽しいと思う。単純なスペック競争で欧米に敵うはずがない。だからフィクションでいい。もともとこのガルパン自体が異端に対する一種の挑戦のような作品だと思う。

だいたいミリタリーという私の趣味とドストライクというのが異端。戦車は三軍の中でも文字通り最も泥臭いアイテム。ただしいわゆる徴兵制のある国では、一般的に陸軍で期間を過ごすため我が国で思う以上に(学校の教材や備品のように)身近なものだそうだ。そんな偶然の素養が、地味に全世界でヒットする要因になったように思う。これは地元静岡にも好都合。

おそらく日本中でここだけの登場戦車のプラモ展示。宛らホビーショーだ。ガルパンの主要車両はタミヤのプラモをトレースしているようだが、当のタミヤはキャラものには消極的。そこで同じく地元プラモメーカーのプラッツがドラゴンモデルズなどのキットにデカールやパッケージを組み合わせる形で商品化してくれている。ただドラゴンのキットは、タミヤのように誰でも楽しく作れるというわけにはいかない。かなり根性が要る。

それでもガルパンは、史実に沿ったリアリティーが王道だったミリタリープラモ界に、キャラもののような間口の広さや発想の柔軟さという風穴を開けてくれた功績が大きい。道楽なのだから本来そうあるべきだったのだが、保守的な戦車モデラー達は呪縛から逃れることができず自らの首を絞めていた。ガルパンのプラモやフィギュアの気軽さは、逆にキャラものを手間ヒマ掛けて作り込むというモノ作りの楽しさを再定義してくれた。
テーマ:ガールズ&パンツァー - ジャンル:アニメ・コミック
Category :
NEWS
tag :
tag :
数日前の深夜は寒風吹き荒ぶ中ここで「こと座流星群」を待っていた。この時期特有の昼夜の寒暖差や湿度の差は酷使して疲れ果てた身体にややキツい。それに比べたら今夜は無風。体感的に寒さは緩い。お月見日和。

流星はいくら目を凝らして待っても流れてくれなかった。年甲斐も無く願い事でもするつもりだったと思う。諦めて帰る頃には寒い深夜に夜空を眺める自分に失笑していた。天体の普段にない動きはけして吉兆ではない場合が多い。だがやはり明るい満月は見る者を和ませる。何かと慌ただしく不安が鬱積したような世の中から、軌道を逸れてしまったような自分は満更悪くない御身分ではないかと思い始めた。ウム、たしかに贅沢だ。

流星はいくら目を凝らして待っても流れてくれなかった。年甲斐も無く願い事でもするつもりだったと思う。諦めて帰る頃には寒い深夜に夜空を眺める自分に失笑していた。天体の普段にない動きはけして吉兆ではない場合が多い。だがやはり明るい満月は見る者を和ませる。何かと慌ただしく不安が鬱積したような世の中から、軌道を逸れてしまったような自分は満更悪くない御身分ではないかと思い始めた。ウム、たしかに贅沢だ。
Category :
オートバイ
tag :
tag :
リード90用の部品取りとして気品構造が同じキャビーナ90用エンジン本体を落札したら水没車だったorzというお話。このエンジン少々神経質で後々ベアリングノイズが出ることも珍しくないし、落札価格7,500円(送料別)と安価だし、何度か取引したことのある業者で信用は間違いなく、水没は外見からは分かりにくいのは仕事で経験済みで仕方なかったと思う。

そんな経過をmixiで呟いたらミク友のお一人が供出を申し出て下さったり、つい数ヶ月前にも沼津の友人宅で処分する90エンジンを見せられたばかりだし、同人サークルの方々もストックをお持ちだったり…、身体は不自由で引き取りにも難があるし時間もあるので、まずは目の前のガラクタをバラして使えるパーツを取り出してやろうと思う。その前にリード90との違い等観察してネタ集め。年式的には7~8年差があるかもしれない。

クランクケースのアルミ地金などは高年式なぶんリード90より腐食がすくない。シュラウドの焼けも少なく別物に見えるが形状はたぶん同じ。冷却ファンの上の辺りにエキパイが通る付近に断熱材が貼ってある。後期のリード90とキャビーナ90はブラックボックスがやや大きいCDIを使っているが環境対策品なのか加速が悪くなるらしい。その他、電装系をあまり変更しないのがこの年式のホンダらしい。ヤマハと違って互換性が高い。

リード90とキャビーナ・ジョーカーのエンジンの外見上の違いが駆動系カバーの上、インシュレーター下にあるフタ状の部品。プーリー外側から出る冷却風をインシュレーターやキャブに当てるための穴か?と思うが使われた形跡がない。それよりこの水没車はここの隙間から浸水している可能性が高く駆動系カバーを開けるのが怖い。キックは普通に降りるが。

カプラーはたぶん同じだと思う。ただし水没だとしたらセルモーターなどの作動も怪しい。商品説明では焼き付きは説明されていた。ピストンは使い物にならないがシリンダーは再利用できる範囲。オイルポンプ周りのパイプ類やワイヤーを丁寧に外してあるところが逆に気味が悪い。

フライホイールは完全に終わっているが今回プーラーを購入してフライホイール外しに挑戦してみたいのでコレでイイ。プーラーの適合が不明だったが雑に測ってみると27㎜逆ネジのツールで間違いないと思う。ジェネレーター側のハーネスは以外と単純でシールもしっかりしているので洗浄して使えないものか…と再利用することをまだ考えている往生際が悪さ。

更に諦めが悪いことにエンジン本体までまだ生き返ると思っている。クランクケース内の洗浄のため2ストオイルとガソリンを流し込んだところ。サビや泥は表面的なものでクランクの回転に引っ掛かりや異音はない。集中豪雨などの冠水による水の浸入ていどならキックで排水すれば始動できたことは何度もあった。昔の国産は想像以上に頑丈にできている。

そんな経過をmixiで呟いたらミク友のお一人が供出を申し出て下さったり、つい数ヶ月前にも沼津の友人宅で処分する90エンジンを見せられたばかりだし、同人サークルの方々もストックをお持ちだったり…、身体は不自由で引き取りにも難があるし時間もあるので、まずは目の前のガラクタをバラして使えるパーツを取り出してやろうと思う。その前にリード90との違い等観察してネタ集め。年式的には7~8年差があるかもしれない。

クランクケースのアルミ地金などは高年式なぶんリード90より腐食がすくない。シュラウドの焼けも少なく別物に見えるが形状はたぶん同じ。冷却ファンの上の辺りにエキパイが通る付近に断熱材が貼ってある。後期のリード90とキャビーナ90はブラックボックスがやや大きいCDIを使っているが環境対策品なのか加速が悪くなるらしい。その他、電装系をあまり変更しないのがこの年式のホンダらしい。ヤマハと違って互換性が高い。

リード90とキャビーナ・ジョーカーのエンジンの外見上の違いが駆動系カバーの上、インシュレーター下にあるフタ状の部品。プーリー外側から出る冷却風をインシュレーターやキャブに当てるための穴か?と思うが使われた形跡がない。それよりこの水没車はここの隙間から浸水している可能性が高く駆動系カバーを開けるのが怖い。キックは普通に降りるが。

カプラーはたぶん同じだと思う。ただし水没だとしたらセルモーターなどの作動も怪しい。商品説明では焼き付きは説明されていた。ピストンは使い物にならないがシリンダーは再利用できる範囲。オイルポンプ周りのパイプ類やワイヤーを丁寧に外してあるところが逆に気味が悪い。

フライホイールは完全に終わっているが今回プーラーを購入してフライホイール外しに挑戦してみたいのでコレでイイ。プーラーの適合が不明だったが雑に測ってみると27㎜逆ネジのツールで間違いないと思う。ジェネレーター側のハーネスは以外と単純でシールもしっかりしているので洗浄して使えないものか…と再利用することをまだ考えている往生際が悪さ。

更に諦めが悪いことにエンジン本体までまだ生き返ると思っている。クランクケース内の洗浄のため2ストオイルとガソリンを流し込んだところ。サビや泥は表面的なものでクランクの回転に引っ掛かりや異音はない。集中豪雨などの冠水による水の浸入ていどならキックで排水すれば始動できたことは何度もあった。昔の国産は想像以上に頑丈にできている。
Category :
NEWS
tag :
tag :
田舎で療養中の私に緊急事態もマンボウも関係ない。どうせ遊びにも行けないし通年イベントは去年ほどではないにせよ今年も開催が怪しい。仕事に行っていたら五輪の派遣要員に入っていたからそろそろ準備している頃。コレを免れただけでも怪我の功名。いや正にラッキー&タイムリー。

他人様の不幸を喜んでいるつもりはないし、友人知人に会えないのはやはり残念でならない。第一、身体が不自由で辛いのは私自信のこと。ただ世間が止まっている時期に、仕事を休んで療養に励めるのは寧ろちょうど良かったのかもしれない。どうせ不自由なことに替わりはないし。
私も病気の辛さは経験してよくわかる。病気に掛かるかもしれないという不安もあるだろう。だからと言って政治家やら専門家先生とかを責めるのも違う気がする。今の自分にできることと言えば不要不急の外出をしない…ことはもうやっている。幸い職場のほうは まだ首が繋がっているし、食べる物も寝る所もまだある。それらに感謝しながら忙しい頃にできなかった事をこなす。時間が余るとグダグダ無駄にしてしまいがちだから。

他人様の不幸を喜んでいるつもりはないし、友人知人に会えないのはやはり残念でならない。第一、身体が不自由で辛いのは私自信のこと。ただ世間が止まっている時期に、仕事を休んで療養に励めるのは寧ろちょうど良かったのかもしれない。どうせ不自由なことに替わりはないし。
私も病気の辛さは経験してよくわかる。病気に掛かるかもしれないという不安もあるだろう。だからと言って政治家やら専門家先生とかを責めるのも違う気がする。今の自分にできることと言えば不要不急の外出をしない…ことはもうやっている。幸い職場のほうは まだ首が繋がっているし、食べる物も寝る所もまだある。それらに感謝しながら忙しい頃にできなかった事をこなす。時間が余るとグダグダ無駄にしてしまいがちだから。
テーマ:コロナウイルス感染症 - ジャンル:ニュース
Category :
アニメ・特撮・映画
tag :
tag :
アニメはタイミングが悪く見ていなかったが、ちょうどラブライブ・サンシャインと同じ時期だったと思う。ラブライブは放送前から聖地巡礼に何度も行った。紅白出場も期待していたが同年公開の映画「君の名は。」に全て持って行かれた。というのは2016年の話だから、もう5年も前。

何年前云々よりこの作品をほんとうに好きな人が愛し続けているのが尊いことだと思う。皆がヒット作のみに集ってしまうだけではおもしろくない。視聴率や興行収入だけが良作の尺度ではない。少々粗の目立つ漫画やアニメでも予想外に話題になることもある。見た本人が感動したり満たされるのが大事。その熱意が後年何かに具現化されたら、良い影響がより長く続いていることになる。聖地の伊東は伊豆地域では比較的高単価の古くからの名勝。こういう再発見的なコラボや新しい試みは鋭意応援すべき。

何年前云々よりこの作品をほんとうに好きな人が愛し続けているのが尊いことだと思う。皆がヒット作のみに集ってしまうだけではおもしろくない。視聴率や興行収入だけが良作の尺度ではない。少々粗の目立つ漫画やアニメでも予想外に話題になることもある。見た本人が感動したり満たされるのが大事。その熱意が後年何かに具現化されたら、良い影響がより長く続いていることになる。聖地の伊東は伊豆地域では比較的高単価の古くからの名勝。こういう再発見的なコラボや新しい試みは鋭意応援すべき。
Category :
オートバイ
tag :
tag :
FZ250(1HX)からFZR250(3HX)はインナータンク式でサイドカウルやダミーのタンクカバーに覆われているおかげで、外観的なリペアがしやすい反面インナータンク特有の弱点にも悩まされる。このタンク内部の腐食が異常に早く、中古の内部は必ず錆だらけ。穴が空いたことも何度かある。

この燃料タンクは中古で3つ目だったと思う。中古で一万円以下で在庫もまだ多いが内部がサビだらけなのは大差がない。前半のエアクリーナーボックスも数百円から多数ある。ファンネルやインシュレーターもまだある。むしろエレメントのほうが高価で、ペーパーフィルターは洗浄して再使用できないため、私は汎用フィルター生地をカットして使っている。
FZRはダミーのタンクカバーを外せば、このようなメンテナンス状態になるが、FZ250フェーザーはフロント一体のサイドカウルを燃料注入口リッドやフロントアンダーカバーと共に慎重に外さなければならない。このフロント・サイドカウルは部材が大きく、センターカウルとステーを介した左右分割式のため、外す時は養生をしたほうが良い。特に右カウルはハンドル下付近にクラックが入りやすいため、まともな中古がすくない。

フューエルコックも何度か分解メンテしているが冬場の寒暖差からかガソリンが滲み出している。今回はコック本体よりもタンクとの合わせ面からの滲みが全体に回ってしまっているようなので液体パッキンだけでなくシールも交換しなければならなくなった。幸いこのシールは新品が出る。

だから新品シールだけ注文すれば良いのだが、それだけではおもしろくない。互換性を見るため高年式の別の機種(YBR125)のコックを落札し部品取りにしてみた。合わせ面のシールの形状は同じ。コック内の回転弁は径が違うため流用できない。実はコックの固着が酷く、走行中はほとんど使ったことがない。もともとタンク容量が少ない(実質10ℓ程度)ためリザーブを使う頃には手遅れの可能性も高い。タンク内のサビを吸い込むリスクも大きいため給油は早めにしている。乗らない時は燃料を抜き取るし。

ここまで分解したらキャブレターと点火系もメンテしたい。サイドカバー前端から上に向って飛び出しているホースが新設したブローバイ通路だがここも少し改良しておきたい所。このエンジン周りのパーツが中古や汎用品で比較的安価で流通しているのが助かる所。1HX系エンジンはこの上から全体を覗けることでメンテや改造の誘惑がある楽しいエンジンだ。

この燃料タンクは中古で3つ目だったと思う。中古で一万円以下で在庫もまだ多いが内部がサビだらけなのは大差がない。前半のエアクリーナーボックスも数百円から多数ある。ファンネルやインシュレーターもまだある。むしろエレメントのほうが高価で、ペーパーフィルターは洗浄して再使用できないため、私は汎用フィルター生地をカットして使っている。
FZRはダミーのタンクカバーを外せば、このようなメンテナンス状態になるが、FZ250フェーザーはフロント一体のサイドカウルを燃料注入口リッドやフロントアンダーカバーと共に慎重に外さなければならない。このフロント・サイドカウルは部材が大きく、センターカウルとステーを介した左右分割式のため、外す時は養生をしたほうが良い。特に右カウルはハンドル下付近にクラックが入りやすいため、まともな中古がすくない。

フューエルコックも何度か分解メンテしているが冬場の寒暖差からかガソリンが滲み出している。今回はコック本体よりもタンクとの合わせ面からの滲みが全体に回ってしまっているようなので液体パッキンだけでなくシールも交換しなければならなくなった。幸いこのシールは新品が出る。

だから新品シールだけ注文すれば良いのだが、それだけではおもしろくない。互換性を見るため高年式の別の機種(YBR125)のコックを落札し部品取りにしてみた。合わせ面のシールの形状は同じ。コック内の回転弁は径が違うため流用できない。実はコックの固着が酷く、走行中はほとんど使ったことがない。もともとタンク容量が少ない(実質10ℓ程度)ためリザーブを使う頃には手遅れの可能性も高い。タンク内のサビを吸い込むリスクも大きいため給油は早めにしている。乗らない時は燃料を抜き取るし。

ここまで分解したらキャブレターと点火系もメンテしたい。サイドカバー前端から上に向って飛び出しているホースが新設したブローバイ通路だがここも少し改良しておきたい所。このエンジン周りのパーツが中古や汎用品で比較的安価で流通しているのが助かる所。1HX系エンジンはこの上から全体を覗けることでメンテや改造の誘惑がある楽しいエンジンだ。
Category :
旅行・ツーリング
tag :
tag :
コロナと五輪のせいでコミケが2回もトンでしまった。今年の冬コミのために気合を入れて原稿を書き貯めようと思ったのだが、久々過ぎて本題のネタが浮かばない。そこで最近利用する機会が多い公共交通機関(バス・電車)に振ってみようと思う。ディープな世界だが始めなければ始まらない。

だがここは天下の大通り・新幹線も並行する東海道本線。たぶんレア度は低く、それらしいマニアの姿もない。通勤通学の乗降客が多いから下手にカメラを構えたら誤解を招く…と言いながら線路の写真を撮ってみた。
地元にはカメラマンと名乗りながら、このスマホやデジカメが氾濫する中で古い光学カメラで悦に入ってる奴もいる。そういう撮影技術云々と口角泡を飛ばす評論屋と作品で勝負してみたいものだ。フィルムの時代と違ってほぼ無限に撮影できる。画像の編集や修正も簡単。公開も自由だ。

例えばティックトックに撮影の技能が必要のか。たぶん撮影技術と云われているのはマニュアル操作できる範囲の露出や被写体深度のことだろうか。意図的に調整したいのでなければ、これら操作は今はオートで賄い、他のポイントに集中できる。平たく言えば構図や被写体の醜美よりも見る側の印象の問題。ウケ狙いならピューリッツァー賞のような報道写真と同じ括りになるだろう。もう少し深い部分に訴えるなら感性の仕事か。芸術分野の感性は後天的に育てることは難しいらしいが模倣なら少しは追い付けるかもしれない。知識では経験の長いオタクには敵わない。写真や風景を題材にした同人もあることだし、そっち方面で勝負してみるか。

だがここは天下の大通り・新幹線も並行する東海道本線。たぶんレア度は低く、それらしいマニアの姿もない。通勤通学の乗降客が多いから下手にカメラを構えたら誤解を招く…と言いながら線路の写真を撮ってみた。
地元にはカメラマンと名乗りながら、このスマホやデジカメが氾濫する中で古い光学カメラで悦に入ってる奴もいる。そういう撮影技術云々と口角泡を飛ばす評論屋と作品で勝負してみたいものだ。フィルムの時代と違ってほぼ無限に撮影できる。画像の編集や修正も簡単。公開も自由だ。

例えばティックトックに撮影の技能が必要のか。たぶん撮影技術と云われているのはマニュアル操作できる範囲の露出や被写体深度のことだろうか。意図的に調整したいのでなければ、これら操作は今はオートで賄い、他のポイントに集中できる。平たく言えば構図や被写体の醜美よりも見る側の印象の問題。ウケ狙いならピューリッツァー賞のような報道写真と同じ括りになるだろう。もう少し深い部分に訴えるなら感性の仕事か。芸術分野の感性は後天的に育てることは難しいらしいが模倣なら少しは追い付けるかもしれない。知識では経験の長いオタクには敵わない。写真や風景を題材にした同人もあることだし、そっち方面で勝負してみるか。
Category :
旅行・ツーリング
tag :
tag :
地元の古老達は国道52号線を「新道」と呼ぶのに対し、この身延路を「旧道」と呼んでいた。国道52号線という名称が制定されたのが1963年(昭和38年)でそれ以前には未舗装の区間もあり旧身延道は近年まで主要道路として稼働していたらしい。その起点が興津中町西交差点付近だ。

身延路起点には石碑があったが身延の開祖日蓮大聖人の生誕800年に当りリニューアルされた。旧称に駿州往還や甲州往還とあるように駿河と甲州を結ぶ脇道だが身延山の参詣に利用された。富士川に沿った富士川街道のほうが峠越えが少ないが距離が若干長い。また武田信玄の駿河攻略時には更に西寄りの富士宮に駐屯したとする記録もある。この身延路と国道52号線はほぼ並行し時々交差しながら山梨県まで続く。その途中には私の生家もあり思い出の多い地域。旧身延路は現在の生活道路と重なって不明な所も多かったが情報が持ち寄られる形でその姿が明らかになりつつある。

身延路起点には石碑があったが身延の開祖日蓮大聖人の生誕800年に当りリニューアルされた。旧称に駿州往還や甲州往還とあるように駿河と甲州を結ぶ脇道だが身延山の参詣に利用された。富士川に沿った富士川街道のほうが峠越えが少ないが距離が若干長い。また武田信玄の駿河攻略時には更に西寄りの富士宮に駐屯したとする記録もある。この身延路と国道52号線はほぼ並行し時々交差しながら山梨県まで続く。その途中には私の生家もあり思い出の多い地域。旧身延路は現在の生活道路と重なって不明な所も多かったが情報が持ち寄られる形でその姿が明らかになりつつある。
Category :
旅行・ツーリング
tag :
tag :
何年ぶりかで草薙駅で下車して駅舎が新しくなっているのに気が付いた。当然バス停も変わっていてわからない。駅員に尋ねると常葉大学方面には北口からという。私が大学の頃はなかった北口は最近できたらしい。草薙とは古事記や日本書紀にも登場する日本で最も古く由緒ある地名。

常葉大学が国一沿いに移転したのに伴いペデストリアンデッキ等と共に駅前も整備された。確かに電車が着く度に学生がぞろぞろ降りてくる。女子が多いが教員養成系だからあまりケバいのはいない。男子も地味。私がいた頃とほとんど変わらないローセンス。いかにも大学生らしい。だが我々が学生の頃より遥かに勤勉そうに見える。本校がこちらに移ってしまったから瀬名校の生徒は減ってバスの便数も減った。大学は既に過疎対策にはならない。生徒が大学を選ぶようになって中途半端な学校は定員割れを起こして更にレベルが下がる。おまけに学歴などほとんど役に立たない。私もずいぶん苦労して卒業したが今は学生全体がたいへんな時代。

むろん我々の時代にも苦労はあった。一言でいうなら“受験戦争”、“校内暴力”の時代。初期の金八先生みたいな日常がほんとうにあった!と言っても今では信じられないだろう。校内暴力は中学から酷くなり高校進学時に一度篩いに掛けられる。高校からは大学受験が厳しくなりノイローゼになる奴もいた。ある意味で厳しい生存競争だったが、悪党にも人情家が多くいて立場の弱い者にもフォローがあった。ケンカの強い奴ほど「弱い者イジメ」や卑怯なマネを嫌う。だからネットで匿名で悪口を書くような奴は、たいがいその頃からドロップアウトしていた奴等。昔はニートは生きることも許されなかった。“働かざるもの食うべからず”が徹底されていた。
今は社会の要求レベルが高く、そのため専門性が求められる。あまり小競合いしているヒマもないし、歳を取ってもスキルアップや修練がいるようになった。また情報伝達や記録媒体が爆発的に発展したので、ウソを吐く者や無責任なヤツは生きられなくなったということだろう。

妙な郷愁に駆られているのは久しぶりにバスや電車に乗ったからだろうか。こんな私でも大学在学中はずいぶん勉強したしPCはなかったからレポートなどもたくさん書いた。徹夜も度々。若い頃は遊んでいたから懐かしいのではない。いつもハングリーだったが充実していた思いが懐かしい。

常葉大学が国一沿いに移転したのに伴いペデストリアンデッキ等と共に駅前も整備された。確かに電車が着く度に学生がぞろぞろ降りてくる。女子が多いが教員養成系だからあまりケバいのはいない。男子も地味。私がいた頃とほとんど変わらないローセンス。いかにも大学生らしい。だが我々が学生の頃より遥かに勤勉そうに見える。本校がこちらに移ってしまったから瀬名校の生徒は減ってバスの便数も減った。大学は既に過疎対策にはならない。生徒が大学を選ぶようになって中途半端な学校は定員割れを起こして更にレベルが下がる。おまけに学歴などほとんど役に立たない。私もずいぶん苦労して卒業したが今は学生全体がたいへんな時代。

むろん我々の時代にも苦労はあった。一言でいうなら“受験戦争”、“校内暴力”の時代。初期の金八先生みたいな日常がほんとうにあった!と言っても今では信じられないだろう。校内暴力は中学から酷くなり高校進学時に一度篩いに掛けられる。高校からは大学受験が厳しくなりノイローゼになる奴もいた。ある意味で厳しい生存競争だったが、悪党にも人情家が多くいて立場の弱い者にもフォローがあった。ケンカの強い奴ほど「弱い者イジメ」や卑怯なマネを嫌う。だからネットで匿名で悪口を書くような奴は、たいがいその頃からドロップアウトしていた奴等。昔はニートは生きることも許されなかった。“働かざるもの食うべからず”が徹底されていた。
今は社会の要求レベルが高く、そのため専門性が求められる。あまり小競合いしているヒマもないし、歳を取ってもスキルアップや修練がいるようになった。また情報伝達や記録媒体が爆発的に発展したので、ウソを吐く者や無責任なヤツは生きられなくなったということだろう。

妙な郷愁に駆られているのは久しぶりにバスや電車に乗ったからだろうか。こんな私でも大学在学中はずいぶん勉強したしPCはなかったからレポートなどもたくさん書いた。徹夜も度々。若い頃は遊んでいたから懐かしいのではない。いつもハングリーだったが充実していた思いが懐かしい。