火薬御飯

定期研修があった。いつもは講師が講演するところが今回から本社で制作された研修ビデオ。資格を持った講師が項目ごと説明していく。退屈だが講義に無駄が無く指されるて意見を求められる心配がなくて良いと思う。

午後は事案の再発防止に関するディスカッション。これは苦手。各自意見を書き出して集約するのだが論点のボケた曖昧な意見が飛び交い私的な提案など意味がない。こういう水掛け論には関わらず観戦するだけのほうがいい。どうせ講師は過去の判例等から答えを持っている。要するに自分で少し考えろという研修だ。カッコイイ事を言おうとして長々話をする奴や重複した意見がわからなくなる奴。結局は個々人の意思の問題で支社の社員の民度が低いような結論が導き出された。結局のところ個々人の意識を高めなければ組織は良くならず事案もなくならないところに落ち着いた。

他人の仕事に低賃金だ重労働だと懸命に足を引っ張る事業者がいたり仕事もせずにSNSで他人の揚げ足を取るのに躍起な奴もいる。実際地元の民度というのはその程度。そんな奴等と関わっても利益になるものはなく寧ろ敵視されることが信用になっている。そうした中で自分の民度を上げていく。実は昨今の「自分磨き」というのは目下の課題に善戦することに他ならない。金銭的な儲けにはならないが人格を磨き淡々と善行に尽くすことは年配者の使命。研修の内容がそのことを裏打ちしてくれる気がした。

テーマ:研修 - ジャンル:就職・お仕事

日頃からEVには否定的だが、自分では乗りたくないというだけで電気自動車も一つの選択肢ではあると思う。もちろん全部EVにしてレシプロエンジンが消滅するような未来には反対。例えば二輪なら都市部の郵便バイク(BENLY e)のような用途は大いにありと思う。要は共存共栄に期待する。

BYDは中国最大手のEVメーカーというのはつい最近知った。興味無かったから。昔の車やバイクに乗る人間は日本製を絶対視する。私もそうだし実際それは事実だ。中国製といえば偽物や粗悪品と思われてきたが最近は品質も大いに向上しているし国産でも消耗部品や基盤は中国他海外製なのはもはや常識。このBYD“ATTO3”もデザインは凄く良いと思った。逆に最近の国産車は線図に凝り過ぎて複雑すぎるラインで構成された印象に残りにくいデザインが多い気がする。日本車のようにデザインスタディでユーザーの反応を見るよりシンプルで潔いカタチで提示してくれるのが良い。

BYDディーラーはJR静岡駅とセノバの間の辺り、最近「駿河屋」が入ったビルの向かい側にある。繁華街の中でも若者エリア的な場所だ。これから乗用車を買おうとする若者は(我々のような)先入観や偏見もなくこうしたＳＵＶスタイルのＥＶを欲しいと思うのかもしれない。ガソリンエンジンのスポーツカーが車ならＥＶのＳＵＶで創造するライフスタイルもあるだろう。スマホばかりイジってないで車のある生活も創造してほしい。

現実的な問題としてＥＶに乗るなら必要なのが充電設備。アシスト自転車のように家庭用コンセントというわけにはいくまい。残念ながら家の近所にも弊社の駐車場にも急速充電設備はない。それらを克服しても乗りたいと思えるか逆にごく限定的な用途に使うか。田舎にクルマは必需品。私は買えないがEVに興味のあって時間と資金に余裕のある方はぜひご検討を。

テーマ:電気自動車 - ジャンル:車・バイク

10月下旬。2023年もあと２ヶ月。なにかと忙しないがバイクに乗るにもイイ時期。珈琲はホットが良くなる時期にメットインスペースでコンビニ・コーヒーが運べるか？というかなりくだらないことを試している。ハンドル周りにドリンクホルダーを付けるのに適当な場所がなかったからだ。

排気量が少々デカくてもスクーターは暖気が早い。これはウレシイ。この時期に空冷750旧車なんか長めの暖機運転をしなければならない。その間の騒音も気になる。チョークを引いたまま走るとカブってエンストしたり機械にも良くない。ビグスクはオートチョークで短時間で発進。家から近いコンビニを目指す。少し距離がないとコーヒーをこぼさずに運ぶという藤原拓海のような実験の意味がなくなる。片道約1㎞の夜間ツーリング。

裏道といっても旧東海道とJRに挟まれた駅に繋がる道で迷うことはない。学校や神社など心霊スポット的な場所もあるがスクールゾーンのため街灯が多く夜でも明るい。ただ田舎の道で道幅が狭く学校近辺には車止めもあるがおかげで大型バイクは通れなくても250なら通れる。終電が早いため夜は歩く人もなく正にラリーコース独占のような状態。ほぼ学校や神社の私道で起伏があって安全帯やキャッツアイもあるためコーヒーが心配。

二年ほど前に数か月間入院を経験した時「もうバイクやめよう」とか考えていたら本当にバイクに興味が失せてしまった(笑)。まだ県外にバイク関係の友人も多く完全には切れないのだが少なくとも地元のバイク関係者はほとんどキレイサッパリ清算できた。おかげでビッグバイクも乗らなくなった。これは思わぬ福音。バイクに費やした時間を他の事に振り分け新しい友人も増えた。今はこのビグスクで近所を少し走れば満足この上ない。

結果から言うとコーヒーをこぼしたりカップを倒したりせず帰宅できた。収納スペースは底部が平面で中央にバルクヘッドがある。この隅に固定できれば倒れにくい。コースは路面が悪い田舎の裏道。国道を使えばより安定して運べるだろう。フリーウェイはエンジンが水冷で前傾シリンダーのためスペースの温度も一定で冷めることなくコーヒーを持って帰れた。

テーマ:コンビニ - ジャンル:グルメ

数年前には私も友人に誘われてハロウィンイベントにコスプレまでして行った(笑)。コスプレ用品はドンキに行けば安価で手に入る。こういったイベントで中途半端はダメだ。直接参加しないにしてもそういうお祭りがある時期なんだって応援してやるくらいの度量があってもイイと思うぞ。

ハロウィンなんて私が子供の頃は聞いたこともなかったけど自分が経験したことがないからって否定するから世の中に付いて行けなくなる。そりゃ単なるオッサンの上から目線だから。お祭りやイベントは自分が変わる機会にしていかないと中年は脳が古くなるだけ。新しいモノを受け入れてより良い習慣として活かしていけるオトナであるべきだ。だってドコのショッピングモールもこうして盛り上げて商機にしようとしてるわけだから。

テーマ:ハロウィン - ジャンル:学問・文化・芸術

葵区の某所で窃盗事件発生。高齢女性宅で地元の人を招き入れた翌日、時計や貴金属が無くなっているのに気が付いたと。犯人は特定しているそうなので諸手続きの手伝いに行った。私はこの手の犯罪対応に度々付き合わされ慣れているのも有名。それにしても葵区はショボい犯罪が多い(笑)。

窃盗ということで状況証拠も揃って比較的簡単に立件できそうなので刑事手続きを執って盗んだ物を返してくれれば解決にしてやっても良い。犯罪者という奴は仮に刑事告訴しても反省しない場合もあるし民事は警察が執行してくれるわけではない。そういう時は昔なら集団の実力行使で制裁を加えるか今なら犯罪者を公表して社会的に制裁を受けさせる手段もある。今回の場合は直接私が関わる案件ではないし被害者が単身高齢なので安全を確保する必要がある。正規の手続きを進めて後見人になることにする。

葵区のショボい犯罪者の中には隠蔽のため人を頼む奴もいたが残念ながら人生も中堅の私はウソを吐くのが苦手。隠蔽工作を図るような姑息で卑劣な犯罪者にこそ一切の容赦はない。犯罪者が何人集まろうがムダ。見逃すとでも思ったのか。ショボい犯行の刑事告訴が起訴処分までいくのは稀だが通報をしないことは社会悪であり共犯化して同罪とも言える。社会正義は田舎のケチな犯罪者が考えるほど緩くない。些細な身上に情状酌量はなく大人の男として責任を取ることになる。現実はSNSのように甘くない。

テーマ:静岡市　Shizuoka City - ジャンル:地域情報

脳内BGMは髭男の「ホワイトノイズ」。ホンダだしスクーターだからマイキーのディオと同じ「ホーク丸」と命名してやろう。少し遠くまで行こうと思ったが薄手のジャケットが思った以上に風を通して寒かった。旧東海道から国道を走ったら満足。東リベとMFゴーストを見るために帰宅した。

昔「スクーターはバイクじゃない」とか言ってるバイク屋の常連がいた。いわゆるマウントおじ連中だったがそのオジ連中がどうなったかは別としてバイクはそうしたイメージがある乗り物だ。マウントおじは排気量や車格に拘るかもしれないが、古いバイクや車にはライフパスのような染み付いたイメージがある。旧車に乗る若者はその価値観を尊び大枚をはたく。
田舎のマウントオジやそれらがタムろするバイク屋の御意見はさておき、私個人のこのデカスクに対する原体験は平成初め頃の都内で幅を利かせていた「宅配ライダー」の乗り物だ。都内の渋滞で速いだけではない。業務用なりに降車してから荷物を降ろすまでの動作も早い。結果とても便利そうに見えた。当時の私はまだ若く自分の400㏄にゾッコンだったため選択肢に入らなかったが「とても良いバイクだ」という強烈な印象が残った。

だから今目の前にあるこのビグスクのイメージは「バブル」そのもの。実際当時のホンダはこの新機軸のバイクに四輪セダンのような高級感を演出しようとしていた。80年代からホンダはこうした営業面でのイメージ作りに長け「デート・カー」などというコンセプトを構築してしまった。80年代半ばAE86レビントレノよりバラードスポーツ(初代)CR-Xのほうが若者に人気があった(らしい)。実はまだ免許がなくてデータでしか知らないが。
昭和のホンダはF1でもWGPだけでもない。クルマに興味の薄い層にまで購買欲を駆り立てる商品作りがあった。続きは原稿依頼があったらまた。

テーマ:旧車 - ジャンル:車・バイク

MFゴーストを見ていたら無性にすき家の牛丼が食べたくなった。ちょうど涼しくなって食欲も戻り始めたので夜食は避けていたが久々にすき家に寄ってみた。バカバカしい動機だが食べたいと思った時がいちばんウマイ。

最近のファーストフード系はちょっと寄らずにいるとオーダーや精算の仕方がわからなくなっている。脳内妄想に浸りながら食べるすき家の牛丼サイドメニュー付きはリーズナブルでやっぱりウマかった。MFゴースト作者しげの先生は超マニアックな話に日常的なあるあるネタを混ぜ込むのがウマい。MFゴーストも大観山から鈴廣まで観光地巡りのようなシーンの作り方が巧い。そんなモノに乗せられるオタクもオメデタイが急に寒くなって動けなくなった中年にはちょうどいい指示書のようなもの。誰も見てないからってSNSでウダウダ言ってるだけになったら本当に人間終わってる。

いやホント飯テロは趣味じゃない。貧乏で大したモノ食べてないから。ガソリンも高いがこの時期に外に出ることをケチったら寒さを余計に感じるようになる。夏は暑いから家に居て冬は寒いから家に居るようなヤツはもう一年が終わる。夏に思い切り動けなかった奴が焦燥に駆られて欲求不満の塊りになるのがこの時期。実はこの10月11月は季節的に動きやすく世間も何かと忙しくなる。夏に絞った身体を使うのは今。食欲の秋だし(笑)。

スクーターは燃費が良いがガソリンは相変わらず高いし生活もラクじゃないから外食するほど余裕はない。でもヤリクリして少しは遊ぶ余裕を持ちたい。昨今のように景気が悪く政治も腐敗すると「心」の余裕まで無くなってくる。だからといって匿名で誹謗中傷するバカやSNSで悪口を言い合うようなヤツにはなりたくない。ああせえこうせえと理屈を並べるより苦しい中でも遊んで見せる。私のような年配者がグチを並べるようになったらそれこそオシマイだ。家でパソコンにグチを並べるヒマがあったら外で遊ぶ方法を探して実行。こんな良い季節に家に居るなんてモッタイナイ。

テーマ:丼物 - ジャンル:グルメ

2023年のコスフェスは2023年(令和5年)11月25日㈯26日㈰だそうです。ここ数年なにかと制限が多い中での開催でしたが今年はフルスペックになるでしょう。場所も良くサポートも充実。季節も丁度良く言うことなし。

私の場合、超地元とあってどちらかというと最近マレになってきた痛車見学に時間を使います。コスプレも痛車もアーケード内ということで天候を気にする心配がない。駅も駐車場も近く飲食店も私も普段から利用しておりかなり充実していると思います。地方イベントということで招待プロより地元の若手の参加が多いのも期待通りに転回しているように思います。

以前かけだしのレイヤーさんのお手伝いをしたことがあるが当時に比べても素材やイベントも充実し認知度も上がっているのがわかる。ほんの数年前まで一般の撮影禁止とか条件も厳しかった。とはいえデカいカメラを構えて一心不乱のカメラオヤジになりきれない。自称カメラマンってなんでああオカシなヤツが多いんだろ。まして地元。誰が見てるかわからない。

地元の議員さん。私も地域振興のため日々精進しています。ていか私はビーバップハイスクール世代。それもド真ん中。旧習というか全国的に染み付いた昔のイメージの払拭は喫緊の課題。そのためには継続こそ力。まだ歴史の浅いイベントですがそれゆえ伸びシロも大きい。都市部の大イベントでなくてもSNS発進が地方からもできるこうしたイベントに期待大。

テーマ:コミケ・他同人誌イベント - ジャンル:アニメ・コミック

静岡駅北の御幸町マルイ跡にバカでかい駿河屋がオープンした。このエリアは東急スクエアなど妙に若者狙いのアパレルが乱立。渋谷道玄坂を意識して静岡でウマくいくはずもなく閉店が続出。おかげでファッショナブルなエリアのままド真ん中を駿河屋が占拠。正に最高の立地をゲットした。

開店初日から大賑わいで駿河屋マスコット(名前知らない)も忙しそう。実は静岡という所は「ホビーの街」などと言っておきながモノの価値を知らない開き目暗が多く逸品も通販で全国に流出している感があった。私の仲間内でも一時期まで鑑定団が流行っていたが徐々に買取が安く売値が不当に高い(所謂ボッタくり)店と化し足が遠退いた。エーツー(駿河屋母体)はどちらかというと女性向けで清潔で品の良さがある(鑑定団はガラが悪い)。

入口入ってすぐにプラモコーナーがある。原産地で比較的安価な中古品や絶版品を置かれるのは穏やかではないかもしれない。例えば私の経験したバイク業界でも静岡は地域性なのか中古の値付けがおかしく安く買い叩いて異常に高値で売りたがる。この不当な値付がバレるのをおそれて他店と比較されるのをいやがる。だから不良在庫のままホコリをかぶった置物になるがバイク屋の店主は思い入れが増してソレを眺めて悦に入る(笑)。

それに比べるとエーツーは回転が早いので見るのも楽しいし何度も行きたくなる。回転の悪いリサイクルはダメ。コレクションじゃないから。そういう時にモッタイナイ精神を発揮するのは単なる貧乏性。また利益の出ないような品も客引きに置いてほしい。売れないから買い取らないというのは商魂ではなく単なるケチ。私がエーツーで狙っていたのも処分品の単行本や同人誌。そういう所にこそ超レア珍品掘り出し物が眠っていた(笑)。

左側の東急スクエアは閉店。マルイも建物だけで中はガチャショップや英会話学校。アパレルなんてよほどセレブでないと流行らないと思ったらやはりその通りだった。リサイクルやリユースをまだバカにする年配は多いが循環型の見本のようなお店が街の中心部に転回してくれるのは個人的には大歓迎。中古物流は経験があって多少わかる。更なる発展を希望する。

テーマ:アニメ商品 - ジャンル:アニメ・コミック

フリーウェイのフロントタイヤ交換。乗る頻度は少ないしカネもないので新同中古を発注。フリーウェイのフロントタイヤは110/90-10で新聞配達のギアやベンリィのリアと同じサイズ。ギアなら自分で交換したこともあるが取り寄せたタイヤは少し硬く自信がないのでバイク屋に持って行く。

行き付けの杉山輪店様。自分で交換しても廃タイヤが残ってしまう。廃タイヤの処分は厄介で有料でも嫌がられる。処分料は条件にも寄るが時価と考えるべきで交換工賃と合算してもらうのが手っ取り早い。持ち込みの手間と交換工賃を抑えるためホイールだけ外して車に積んで持って行った。

スクーターは原付でもビグスクでも特にリアホイールの取り外しがめんどくさい。実はスクーターのリアは外装やマフラーを外す場合が多く当然工数が余計に掛かる。スクーターの外装は一度外すと組み付けが元通りにいかないことも多い。幸いフリーウェイはマフラーのサイレンサーがエキパイ付近から分割できるため後輪を外すのはそれほど手間は掛からない。

新聞配達ギアの後輪と同じサイズとあって持ち込んだタイヤの荷重指数やパターン等しつこく見られた。付いていたタイヤは46J(170㎏)。持ち込んだタイヤは56J(224㎏)でいちおうクリア。交換は一日待ったが工賃は処分料とエアバルブ交換も込みで税込2000円。予想では交換工賃2500円、廃タイヤ処分料1000円と見積もっていたので約半分で済んだことになる。

タイヤを交換したホイールを取り付けるのだがフリーウェイはフロントがボトムリンクでアクスルシャフトのセンターを出すのが少々メンドくさい。ブレーキディスクやキャリパーの取り付けを緩めてアクスルシャフトが通ったあとで増し締めする。まず押して歩くのが軽くなったのがすぐわかる。走ると路面のデコボコを拾わず安定が増した。期待通りの大成功。

テーマ:タイヤの話 - ジャンル:車・バイク