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静浜基地航空祭は同基地が元々旧海軍の基地だったことから海軍記念日(五月二十七日=日本海海戦の日)のある5月下旬が通例だ。だが今年は熊本地震の影響で同様のイベントは尽く延期や中止。此方はお祭りのつもりでも自衛隊様はお仕事。なんでも賛成派の私は今回も大喜びで行く。

今回ちょっと期待したRF‐4EJファントムⅡだが…中途半端に天気が良かったため断雲と逆光で度々機影をロスト。安物デジカメではコレが限界。それでも一機は ダークグリーンとサンド、もう一機は鮮やかなシーブルーの美しい機体を目視。空自様のサービス精神に感動も一入だった。すでに戦闘機型は全機退役し偵察型も存在自体が微妙。初飛行から50年。冷戦下の世界中の空に轟いたお馴染のJ79‐IHIターボジェットサウンドもそろそろ聴き納めかと目を凝らし必死に蒼空の「点」を追い掛けた。

「…ワイルドギースよりアイアンマン、アイアンマン、応答せよ…。」 低速飛行…といっても巡航速度500km/hで飛ぶC‐130。いわゆるハーキュリーズ輸送機は災害時や海外派遣でも大活躍。東日本震災時には一部機体で耐用命数が尽き 急遽交代を余儀なくされたほど。旅客機とも違う黒い機体が頭上を過ぎる様はガンシップを思い出し迫力というか恐怖。

戦中この静浜基地の前身となる海軍航空隊藤枝基地やそこに駐屯した芙蓉部隊に関する資料等を読み漁るにつけ妙にプロペラ機が似合う気がして愛おしい。基地のすぐ外では 田んぼのあぜ道に縁台を並べ年寄りが展示飛行を待ってたり何とも長閑。アナウンスにもあったがここ静浜は国内で最も小さな空自基地。BGMの松任谷由実「ひこうき雲」が似合い過ぎる。

その代わりでもないが地上展示の歴代練習機とヘリコプターはかなり充実している。大型ヘリCH‐47Jの公開には長蛇の列。全体に淡色系が航空自衛隊所属。近年多発する自然災害の救助や輸送に大活躍。逆に消耗も激しくメンテナンスもタイヘンだろう。国内にオスプレイが配備されたら真っ先に来てくれることに期待したい。

静浜基地の一角(滑走路反対側)にある県警航空隊ヘリポートから展示飛行に飛び立つアグスタA109イルンド。展示飛行というよりアクロバットに近い派手な空中機動に歓声が上がる。こんな警察を敵に回さないほうがいい。 救難ヘリが多数常駐する県警と自衛隊基地が併設でお祭りまでやってくれる。こんなに安心安全な所は他にない。

あまり目立たないが何れお世話になることもあるかもしれない炊事車。いわゆるフィールドキッチン。このトレーラー1t炊事車で200人分の主食・副食を同時に45分で調理できると説明にある。実演してくれれば少々払ってでも御相伴に預かりたい”究極のミリ飯”。

ちょっと気になったのは滑走路西側にあった古い機体がF-86F一機を残して無くなっていた事。できればキレイに保存して欲しいものだが博物館ではないので処分されても仕方ない。同機(大多数は朝鮮戦争の余剰機)で編成されたブルーインパルスは1964年の東京オリンピックで開会式の空にスモークで五輪を描き、その技量の高さは世界を驚愕させた。

ホビーショーでもお馴染みの87式偵察警戒車。年式がやや古いこともありゴジラなど映画にもよく登場する名優または大道具。運転席にキャノピーが付くと だいぶ雰囲気が変わる。装輪式なのでこのまま高速道路を走って来たそうだ。自衛官殿の説明によればカーナビは無いがETCは装備している。車両の性格上、板妻か滝ヶ原駐屯地所属と思われる。

静浜基地エンブレムを背負った自衛隊仕様のジャイロ・キャノピー。ブルーインパルス・ジュニアのようなイベント用ではなく 基地内の移動に使われている模様… だが注目度バツグン。巷でレプリカが流行りそう。

基地内の殺風景な売店が大混雑。今回も自衛隊銘菓を大人買い。過去にはTV番組「トリビアの泉」に取り上げられるほど知名度が低かったらしいが私が買って帰って近所に配るから問題ない。お値段手頃で味も普通だがパッケージのインパクトは圧倒的なので絶対に買ったほうがイイ。

今回ちょっと期待したRF‐4EJファントムⅡだが…中途半端に天気が良かったため断雲と逆光で度々機影をロスト。安物デジカメではコレが限界。それでも一機は ダークグリーンとサンド、もう一機は鮮やかなシーブルーの美しい機体を目視。空自様のサービス精神に感動も一入だった。すでに戦闘機型は全機退役し偵察型も存在自体が微妙。初飛行から50年。冷戦下の世界中の空に轟いたお馴染のJ79‐IHIターボジェットサウンドもそろそろ聴き納めかと目を凝らし必死に蒼空の「点」を追い掛けた。

「…ワイルドギースよりアイアンマン、アイアンマン、応答せよ…。」 低速飛行…といっても巡航速度500km/hで飛ぶC‐130。いわゆるハーキュリーズ輸送機は災害時や海外派遣でも大活躍。東日本震災時には一部機体で耐用命数が尽き 急遽交代を余儀なくされたほど。旅客機とも違う黒い機体が頭上を過ぎる様はガンシップを思い出し迫力というか恐怖。

戦中この静浜基地の前身となる海軍航空隊藤枝基地やそこに駐屯した芙蓉部隊に関する資料等を読み漁るにつけ妙にプロペラ機が似合う気がして愛おしい。基地のすぐ外では 田んぼのあぜ道に縁台を並べ年寄りが展示飛行を待ってたり何とも長閑。アナウンスにもあったがここ静浜は国内で最も小さな空自基地。BGMの松任谷由実「ひこうき雲」が似合い過ぎる。

その代わりでもないが地上展示の歴代練習機とヘリコプターはかなり充実している。大型ヘリCH‐47Jの公開には長蛇の列。全体に淡色系が航空自衛隊所属。近年多発する自然災害の救助や輸送に大活躍。逆に消耗も激しくメンテナンスもタイヘンだろう。国内にオスプレイが配備されたら真っ先に来てくれることに期待したい。

静浜基地の一角(滑走路反対側)にある県警航空隊ヘリポートから展示飛行に飛び立つアグスタA109イルンド。展示飛行というよりアクロバットに近い派手な空中機動に歓声が上がる。こんな警察を敵に回さないほうがいい。 救難ヘリが多数常駐する県警と自衛隊基地が併設でお祭りまでやってくれる。こんなに安心安全な所は他にない。

あまり目立たないが何れお世話になることもあるかもしれない炊事車。いわゆるフィールドキッチン。このトレーラー1t炊事車で200人分の主食・副食を同時に45分で調理できると説明にある。実演してくれれば少々払ってでも御相伴に預かりたい”究極のミリ飯”。

ちょっと気になったのは滑走路西側にあった古い機体がF-86F一機を残して無くなっていた事。できればキレイに保存して欲しいものだが博物館ではないので処分されても仕方ない。同機(大多数は朝鮮戦争の余剰機)で編成されたブルーインパルスは1964年の東京オリンピックで開会式の空にスモークで五輪を描き、その技量の高さは世界を驚愕させた。

ホビーショーでもお馴染みの87式偵察警戒車。年式がやや古いこともありゴジラなど映画にもよく登場する名優または大道具。運転席にキャノピーが付くと だいぶ雰囲気が変わる。装輪式なのでこのまま高速道路を走って来たそうだ。自衛官殿の説明によればカーナビは無いがETCは装備している。車両の性格上、板妻か滝ヶ原駐屯地所属と思われる。

静浜基地エンブレムを背負った自衛隊仕様のジャイロ・キャノピー。ブルーインパルス・ジュニアのようなイベント用ではなく 基地内の移動に使われている模様… だが注目度バツグン。巷でレプリカが流行りそう。

基地内の殺風景な売店が大混雑。今回も自衛隊銘菓を大人買い。過去にはTV番組「トリビアの泉」に取り上げられるほど知名度が低かったらしいが私が買って帰って近所に配るから問題ない。お値段手頃で味も普通だがパッケージのインパクトは圧倒的なので絶対に買ったほうがイイ。