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旅行・ツーリング
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地元の方には悪いが国道141号線はあまり好きではなかった。韮崎から緩い登りが続き単調な直線の続く高原は道端に赤土が落ちていたり路面も良くない。小海に下ると突然始まる渋滞。低年式のバイクや四輪は こういうシチュエーションに弱い。ここを通りたくないばかりにわざわざ中央道を迂回したこともあった。

それが聖地巡礼というだけで ウキウキ出掛けて行くのだからオタクは本当にオメデタイ。141号を小海に下る途中で左折。松原湖畔に近づく頃思い出したことがある。昔この上の小海リエックスに会社の友人とスキーに来たことがあった。その時は一面の雪景色だったはずだが カーステでユーミンとかBGMに雪道の運転は実はヒヤヒヤで景色を眺めている余裕などなかったんだろう。それが苦手になった理由かもしれない。春先の八ヶ岳が美しい。

一般には糸守湖のモデルは諏訪湖と云われているが 小海が新海監督の故郷でもあり コチラの松原湖がモチーフとなっていることを監督自身が後日明かしている。やや急峻な丘陵地の途中に複数の湖沼が浮かぶ不思議な景色。神秘的というなら此方のほうが近い雰囲気。TVドラマ「高原へいらっしゃい」ロケ地も程近いがそちらは(前職なので…)あまり気が進まずパス。

満水状態だが水量が安定して湖水もキレイな風。溜め池のような淀んだ感じがない。静岡なら台風や地震でとっくに決壊しているところだが地形が安定しているように見える。溶岩台地上の堰き止め湖ということで絶えず伏流水が流入し流出しているらしい。丘陵地で高低差が大きいため水力発電の施設もある。冬は氷結して御神渡りが起こるのも諏訪湖と同じだが 湖畔に人影は疎ら。これなら一人「君の名は。ごっこ」を自撮しても恥ずかしくない。

などと名作の監督と同じ景色を眺めていたら凄い着想が浮かばないものかという下心がここに立っている本音。だがジオパーク的な変化に富んだ風景は寧ろブラタモリの世界。観光というのはビジュアル以上に客の想像(妄想)力に寄るところが大きいというのが持論。因みにこの松原湖の形成時期と糸守湖ができる原因となったティアマト彗星の周期はほぼ一致するカルトネタ。

帰路再び141号線。高原を縦断するこの道には適当な迂回路がない。前職を思い出してしまうトレンディードラマのロケ地とか 流行りを過ぎたスキー場とか過去のデートスポットとか 若気の至りから目を背けたかったのがココを避けた理由だったと気付く。それもいずれ 聖地巡礼とか新しいモチベーションが埋め合わせてくれる。これが名監督が若かりし日に眺め癒された景色。

それが聖地巡礼というだけで ウキウキ出掛けて行くのだからオタクは本当にオメデタイ。141号を小海に下る途中で左折。松原湖畔に近づく頃思い出したことがある。昔この上の小海リエックスに会社の友人とスキーに来たことがあった。その時は一面の雪景色だったはずだが カーステでユーミンとかBGMに雪道の運転は実はヒヤヒヤで景色を眺めている余裕などなかったんだろう。それが苦手になった理由かもしれない。春先の八ヶ岳が美しい。

一般には糸守湖のモデルは諏訪湖と云われているが 小海が新海監督の故郷でもあり コチラの松原湖がモチーフとなっていることを監督自身が後日明かしている。やや急峻な丘陵地の途中に複数の湖沼が浮かぶ不思議な景色。神秘的というなら此方のほうが近い雰囲気。TVドラマ「高原へいらっしゃい」ロケ地も程近いがそちらは(前職なので…)あまり気が進まずパス。

満水状態だが水量が安定して湖水もキレイな風。溜め池のような淀んだ感じがない。静岡なら台風や地震でとっくに決壊しているところだが地形が安定しているように見える。溶岩台地上の堰き止め湖ということで絶えず伏流水が流入し流出しているらしい。丘陵地で高低差が大きいため水力発電の施設もある。冬は氷結して御神渡りが起こるのも諏訪湖と同じだが 湖畔に人影は疎ら。これなら一人「君の名は。ごっこ」を自撮しても恥ずかしくない。

などと名作の監督と同じ景色を眺めていたら凄い着想が浮かばないものかという下心がここに立っている本音。だがジオパーク的な変化に富んだ風景は寧ろブラタモリの世界。観光というのはビジュアル以上に客の想像(妄想)力に寄るところが大きいというのが持論。因みにこの松原湖の形成時期と糸守湖ができる原因となったティアマト彗星の周期はほぼ一致するカルトネタ。

帰路再び141号線。高原を縦断するこの道には適当な迂回路がない。前職を思い出してしまうトレンディードラマのロケ地とか 流行りを過ぎたスキー場とか過去のデートスポットとか 若気の至りから目を背けたかったのがココを避けた理由だったと気付く。それもいずれ 聖地巡礼とか新しいモチベーションが埋め合わせてくれる。これが名監督が若かりし日に眺め癒された景色。