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元号が「令和」に代わった最初の静岡ホビーショー。それにしてもこの長蛇の列はいったい何だ?産業館の周りをぐるっと一周回らされる。これじゃまるでコミケだ。元々業者向けの内覧会で、それに一部ミリオタが混じる程度だったのに、ここ数年来場者が激増。まあ経済には良い事だが。

スケールモデルの元となる実車展示はホビーショーの目玉。名古屋のカスタムショップ「リバティーウォーク」のランボルギーニ・アヴェンタドール。オバフェンが同ショップらしいところ。たぶん以前は水色のガルフ仕様だった車両かと思う。どことなく懐かしい雰囲気がセンス良い。

ホビーショーといえば恒例の陸上自衛隊の車両展示。県内には広大な東富士演習場を始め複数の駐屯地がある。これも地の利だ。東富士から東名を走って来たという最新鋭16式機動戦闘車。発射反動が大きいため従来装輪式には搭載が難しかった大口径(74式戦車と同じ)105㎜戦車砲を装備。

ここに展示されるのは単なるイベントではない。主力戦車は履帯があるため専用トレーラーが必要だが、16式は一般道を普通に走って移動する。有事の展開能力は戦車の比ではない。インバウンドに紛れ込んだ敵国に、その広域展開能力と我が国の圧倒的な工業力を見せ付け 静かに威圧する。

戦車やミリタリーの趣味は万国共通語。それを裏付けるように世界的な大ヒットとなったガールズ&パンツァーの映画の公開が決定。それに合わせて実物大のⅣ号戦車H型の大洗女子あんこうチーム仕様がお披露目だ。

実物大ガンダムを初めて見た時と同じ感動に胸が熱くなる。タミヤのⅣ号戦車(当時900円!)を何台も作った者からすれば正夢のような出来事に暫し立ち尽くす。海外の映画の大道具を作る会社に依頼して実現した正夢。

もちろん実車は見たことがないので、実物大ガンダム同様プラモデルを35倍したように見えるのが不思議。タミヤのIV号H型はこのシュルツェン(増加装甲)の裏にエアクリーナーがある。ガルパンでは省略されている。

横型マフラーに砲塔旋回用の発電機、キャタピラの張力調整レバーやブレーキランプまでプラモ通り…と妙な所に関心する。フェンダーはバネで跳ね上げることができるはず。アニメと同じ塗色はイタリア戦線に多いライトアース。ハンブロールやパクトラタミヤを筆で塗ったのを思い出す。

これはその1/35プラモデル。でもタミヤではなくガルパンシリーズとしてプラッツが発売するドラゴンモデルズがベースのキット。タミヤより新しく そうとう意識しているようで精密感は上だが部品点数も圧倒的に多い。私ならデカールを別に購入してタミヤのⅣ号H型を作ることをお勧めする。

プラッツのⅣ号H型に合わせて1/35大洗女子フィギュアも別売されているが通常のフィギュアも各スケールである。これはウェーブの1/8スケールPVC塗装済み完成品フィギュア。実はこうしたフィギュアが静岡ホビーショーに出展されること自体かなり画期的な出来事。これは新しい流れだ。

その新しい潮流のガルパンともう一方の起爆剤になったのがオンラインゲーム「艦これ」。もちろん私も第18番サーバ岩川基地の提督。このゲームの世界的ブームのおかげで不採算だったウォーターラインシリーズの収益性が跳ね上がり新製品の発売が可能になったという。また旧来のスケールモデルとコンテンツ系の垣根が払われ、プラモ(ホビー)の世界観が大きく変わった。固定観念が消え、自由度が増したおかげで客層も広がり来場者も激増。その密かな呼び水を作ったのが無差別メーカーのアオシマだ。

自らを「プラモ界の狂犬」と豪語するアオシマは、老舗のタミヤやコンテンツ系のバンダイのような流儀がない。むしろタブーを是認することで大手の隙間に食い込む展開を得意としてきた。若気の至りを古き良きノスタルジーに写し代えるような戦略はある意味プラモデルの使命でもある。

スケールモデルの元となる実車展示はホビーショーの目玉。名古屋のカスタムショップ「リバティーウォーク」のランボルギーニ・アヴェンタドール。オバフェンが同ショップらしいところ。たぶん以前は水色のガルフ仕様だった車両かと思う。どことなく懐かしい雰囲気がセンス良い。

ホビーショーといえば恒例の陸上自衛隊の車両展示。県内には広大な東富士演習場を始め複数の駐屯地がある。これも地の利だ。東富士から東名を走って来たという最新鋭16式機動戦闘車。発射反動が大きいため従来装輪式には搭載が難しかった大口径(74式戦車と同じ)105㎜戦車砲を装備。

ここに展示されるのは単なるイベントではない。主力戦車は履帯があるため専用トレーラーが必要だが、16式は一般道を普通に走って移動する。有事の展開能力は戦車の比ではない。インバウンドに紛れ込んだ敵国に、その広域展開能力と我が国の圧倒的な工業力を見せ付け 静かに威圧する。

戦車やミリタリーの趣味は万国共通語。それを裏付けるように世界的な大ヒットとなったガールズ&パンツァーの映画の公開が決定。それに合わせて実物大のⅣ号戦車H型の大洗女子あんこうチーム仕様がお披露目だ。

実物大ガンダムを初めて見た時と同じ感動に胸が熱くなる。タミヤのⅣ号戦車(当時900円!)を何台も作った者からすれば正夢のような出来事に暫し立ち尽くす。海外の映画の大道具を作る会社に依頼して実現した正夢。

もちろん実車は見たことがないので、実物大ガンダム同様プラモデルを35倍したように見えるのが不思議。タミヤのIV号H型はこのシュルツェン(増加装甲)の裏にエアクリーナーがある。ガルパンでは省略されている。

横型マフラーに砲塔旋回用の発電機、キャタピラの張力調整レバーやブレーキランプまでプラモ通り…と妙な所に関心する。フェンダーはバネで跳ね上げることができるはず。アニメと同じ塗色はイタリア戦線に多いライトアース。ハンブロールやパクトラタミヤを筆で塗ったのを思い出す。

これはその1/35プラモデル。でもタミヤではなくガルパンシリーズとしてプラッツが発売するドラゴンモデルズがベースのキット。タミヤより新しく そうとう意識しているようで精密感は上だが部品点数も圧倒的に多い。私ならデカールを別に購入してタミヤのⅣ号H型を作ることをお勧めする。

プラッツのⅣ号H型に合わせて1/35大洗女子フィギュアも別売されているが通常のフィギュアも各スケールである。これはウェーブの1/8スケールPVC塗装済み完成品フィギュア。実はこうしたフィギュアが静岡ホビーショーに出展されること自体かなり画期的な出来事。これは新しい流れだ。

その新しい潮流のガルパンともう一方の起爆剤になったのがオンラインゲーム「艦これ」。もちろん私も第18番サーバ岩川基地の提督。このゲームの世界的ブームのおかげで不採算だったウォーターラインシリーズの収益性が跳ね上がり新製品の発売が可能になったという。また旧来のスケールモデルとコンテンツ系の垣根が払われ、プラモ(ホビー)の世界観が大きく変わった。固定観念が消え、自由度が増したおかげで客層も広がり来場者も激増。その密かな呼び水を作ったのが無差別メーカーのアオシマだ。

自らを「プラモ界の狂犬」と豪語するアオシマは、老舗のタミヤやコンテンツ系のバンダイのような流儀がない。むしろタブーを是認することで大手の隙間に食い込む展開を得意としてきた。若気の至りを古き良きノスタルジーに写し代えるような戦略はある意味プラモデルの使命でもある。