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来年(2019年)は清水港開港120周年という。そのためか今年の清水港はスゴイ。7月に補給艦「はまな」。清水みなと祭りには海自最大・最新鋭の護衛艦「いずも」が臨場。そして8月後半、南極観測船「しらせ」入港だ。

南極観測船は子供の頃、晴海の船の科学館に係留されていた「宗谷」をもたことがある。昔の事でうろ覚えだが、それほど大きな船だった覚えがなくあまり印象に残っていない。単純に比較はできないが砕氷船「宗谷」の排水量を4000tとすると遠洋底曳網漁船でもそのくらいの船はある。地元の清水港でもっと大きい貨物船やコンテナ船も見たことがあったから。

鮮やかなオレンジ色の船体が特徴的だ。用途が同じだと外観は相似形になるが、「ふじ」が6000トン、初代「しらせ」が11000トン、二代目が13000トンと、イージス艦「こんごう」型や補給艦「ましゅう」型にも近い大きさがある。船籍も同じ海上自衛隊で公海上では軍艦に区分される。

当然武装はしておらずレーダーやアンテナは観測用や通信用。後部甲板の格納庫には輸送用ヘリコプター計2機と観測用1機の計3機が搭載可能でこの部分も大きい。船内には乗員175名、観測隊員等約80名と合計1100トンの物資を輸送できる。比較の必要はないが世界屈指の高性能を誇る。

初代砕氷船「宗谷」は旧海軍の特務艦(輸送艦)を、戦艦大和を設計した牧野茂技術佐官が改修設計に当ったのは有名だが、「しらせ」は最早軍艦ではない。海外でも現行の軍艦やフリゲート艦は、防御を警戒探知に頼るため過度な装甲化はしない。逆に砕氷船は艦首や艦底を特に頑丈に作る。

詳細は不明だが ブロック構造の二重船殻構造の外周にステンレスクラッド鋼を貼り付けているという。艦首から船底にかけて厚さ数センチの鋼板が増設されているのがわかる。船体横に並んだ穴は融雪用の散水口。

晩夏、この日もひどく暑く、先週までコミケで酷使していた身体にはひどく堪える。でもこの船は子供の夏休みの自由研究を一発で決めるくらいのボリュームがあった。私は砕氷船を眺めて極寒の地に思いを馳せる。

南極観測船は子供の頃、晴海の船の科学館に係留されていた「宗谷」をもたことがある。昔の事でうろ覚えだが、それほど大きな船だった覚えがなくあまり印象に残っていない。単純に比較はできないが砕氷船「宗谷」の排水量を4000tとすると遠洋底曳網漁船でもそのくらいの船はある。地元の清水港でもっと大きい貨物船やコンテナ船も見たことがあったから。

鮮やかなオレンジ色の船体が特徴的だ。用途が同じだと外観は相似形になるが、「ふじ」が6000トン、初代「しらせ」が11000トン、二代目が13000トンと、イージス艦「こんごう」型や補給艦「ましゅう」型にも近い大きさがある。船籍も同じ海上自衛隊で公海上では軍艦に区分される。

当然武装はしておらずレーダーやアンテナは観測用や通信用。後部甲板の格納庫には輸送用ヘリコプター計2機と観測用1機の計3機が搭載可能でこの部分も大きい。船内には乗員175名、観測隊員等約80名と合計1100トンの物資を輸送できる。比較の必要はないが世界屈指の高性能を誇る。

初代砕氷船「宗谷」は旧海軍の特務艦(輸送艦)を、戦艦大和を設計した牧野茂技術佐官が改修設計に当ったのは有名だが、「しらせ」は最早軍艦ではない。海外でも現行の軍艦やフリゲート艦は、防御を警戒探知に頼るため過度な装甲化はしない。逆に砕氷船は艦首や艦底を特に頑丈に作る。

詳細は不明だが ブロック構造の二重船殻構造の外周にステンレスクラッド鋼を貼り付けているという。艦首から船底にかけて厚さ数センチの鋼板が増設されているのがわかる。船体横に並んだ穴は融雪用の散水口。

晩夏、この日もひどく暑く、先週までコミケで酷使していた身体にはひどく堪える。でもこの船は子供の夏休みの自由研究を一発で決めるくらいのボリュームがあった。私は砕氷船を眺めて極寒の地に思いを馳せる。