Category :
旅行・ツーリング
tag :
tag :
今年2020年11月には東名(新東名)~中央道間の全線が開通する予定だった中部横断自動車道は再度延期となり2021年(令和3年)夏頃までズレ込む予想となった。前回は地盤改良のためだったが今回は自然由来の重金属が掘出してしまいその処理に時間を要すという。地質的に非常な難工事になっている模様だ。

地質学的には糸魚川静岡構造線と並行する大地溝帯上にある富士川を跨ぐルート。東側に富士山、西側に南アルプス。その谷間を走る富士川中程にある巨石や岩盤壁を見れば昔から交通の要衝であったのに街道の整備が遅れている理由がわかる。地球規模の大規模な褶曲から変成岩が形成され土壌を複雑化。更にこの一帯を硬い岩盤の上に乗せ一見弱そうで実は安定した地盤を作っている。

建設中の身延山インターチェンジはJR身延駅と同じ富士川東岸。これに対し国道52号線と日蓮宗総本山の身延山久遠寺は富士川西岸に位置する。この中で最も古いのは身延山久遠寺でその立地は風水学上の寺社のあるべき条件に従って建立され国道52号線は過去には駿州往還と呼ばれその参道にも当る。

一方西岸のJR身延線は富士川舟運に並行して下部温泉や身延山に旅客の他セメントや採石を運ぶ貨物として運行を開始。中部横断道の南部~下部早川間も険しい身延山系を避けるように県道(静岡山梨共用)10号線と共に北進。インター出口の案内は少々わかりにくいが右が北で山梨方面。左が南で静岡方面となる。

身延山icからJR身延駅まで1km弱。身延山久遠寺までは更に5kmほどある。山間地のため余計に距離を感じるが離れている理由は以上の通り。その間は市街地で山間地の割に栄えているように見える。そのぶん観光地然といた地域は少なく寄る所に迷う。身延線も観光より通勤通学の脚に見えるのはそのためだ。

地質学的には糸魚川静岡構造線と並行する大地溝帯上にある富士川を跨ぐルート。東側に富士山、西側に南アルプス。その谷間を走る富士川中程にある巨石や岩盤壁を見れば昔から交通の要衝であったのに街道の整備が遅れている理由がわかる。地球規模の大規模な褶曲から変成岩が形成され土壌を複雑化。更にこの一帯を硬い岩盤の上に乗せ一見弱そうで実は安定した地盤を作っている。

建設中の身延山インターチェンジはJR身延駅と同じ富士川東岸。これに対し国道52号線と日蓮宗総本山の身延山久遠寺は富士川西岸に位置する。この中で最も古いのは身延山久遠寺でその立地は風水学上の寺社のあるべき条件に従って建立され国道52号線は過去には駿州往還と呼ばれその参道にも当る。

一方西岸のJR身延線は富士川舟運に並行して下部温泉や身延山に旅客の他セメントや採石を運ぶ貨物として運行を開始。中部横断道の南部~下部早川間も険しい身延山系を避けるように県道(静岡山梨共用)10号線と共に北進。インター出口の案内は少々わかりにくいが右が北で山梨方面。左が南で静岡方面となる。

身延山icからJR身延駅まで1km弱。身延山久遠寺までは更に5kmほどある。山間地のため余計に距離を感じるが離れている理由は以上の通り。その間は市街地で山間地の割に栄えているように見える。そのぶん観光地然といた地域は少なく寄る所に迷う。身延線も観光より通勤通学の脚に見えるのはそのためだ。
テーマ:高速道路・SA・PAなど - ジャンル:車・バイク