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新聞配達ギア
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4stのニュースギアUA06Jは専売店の代車を配達に使ったことはあるが自分で所有したことはない。だから詳細はわからないが 新しいモノ好きの配達オヤジ連中が社有車を奪い合って ああだこうだと言っていたのを覚えている。2ストから乗り換えた配達員がよくやるトラブルが、燃料ポンプの加圧完了のインジケーターが消える前にセルモーターのスイッチを押して始動不良を起こす初歩的ミス。

これをやると燃調が狂って失火。カブリ気味になるので、アクセルを開けた状態でセルを回せば普通に始動できる。一度掛かってしまえば水冷のため温度湿度の影響は2ストより受け難いように思う。また多少走行距離が伸びた車両でオイルに冷却水が混入するトラブルがあったとも聞いた。冷却水ポンプのシールが逝ってしまったのかと思う。逆に冷却水にエアが入ってオーバーヒートもする。初期RZにも同じような症状があった。またインジェクションのため なにかしら電気系トラブルが起こる確率もシンプルな2ストより遥かに高い。4ストはオイル交換が必要だが毎日乗ると月に何度か交換せねばならず以外と面倒だとも聞いた。オイルは銘柄指定があり これを守らず安物を入れてトラブるとクレーム対象外となる。

UA06Jに乗り始めると皆一様に2ストより「遅い」とボヤく。たしかに出足は少し鈍い気がする。だが実際配達に使ってみると所用時間はほとんど変わらない。登坂時にパワーが足りない感じがあるので、坂が多い区域を配ると多少差が出るかもしれない。ちなみに私が社有のニュースメイト80Vから2ストのUA03Jギアに乗り換えた時は、2時間半弱の配達時間の区域でラクに15分短縮した。その差、約一割。他の配達員でも10~15分は普通に短縮する。この差は大きい。

ただニュースギアはカブ型に比べるとイマイチ小回りが利かず袋小路で切り返しの連続になることがある。これを嫌う配達員はカブやメイトを好む。フロアのフットブレーキも慣れが必要だ。フロアやカウル幅は意外と大きく、幅寄せの目算を誤って縁石などに当てることもある。この辺りはUA06Jで改良され外装の擦る率が低い。仮に破損しても個々の部品が小振りに分割され交換は容易で単価も低い。
また06Jは外装を付けたまま駆動系の分解整備が可能。これは助かる。車重は06Jのほうが重く感じるが重心が低くなった感じもあり、ブレーキの利きは良いほうだと思う。UA03Jのほうが初心者の急発進の飛び出しや握りゴケが多い。

カブ系は燃費が良いとはいっても燃料タンク容量が少ない。配達区域が遠方だった私の場合メイトにほぼ毎日給油しなければならなかった。ギアはメットインを潰して燃料容量が7ℓもあるので(区域にもよるが)一日おきで済んだ。昔はともかく今は店にガソリンの取り置きはできない。ガソリンスタンドが遠かったり閉店が早いと不便も感じるところ。ガススタの閉店や時短が追い討ちを掛ける。ついでにUA06Jは業務用以外はまず乗られないため新聞配達員かピザ屋にしか見えない。
UA06Jは先行のVOX(SA52J)とエンジン周りに互換がある。VOXはノーマルでも60km/hを越える個体もあり UA06Jのノーマルプーリーは外周に使い切ってない部分もあるため加工しだいで多少最高速が伸びると思われる。水冷3バルブのエンジンは実はポテンシャルはそうとう高いのではないか?と思う。

これをやると燃調が狂って失火。カブリ気味になるので、アクセルを開けた状態でセルを回せば普通に始動できる。一度掛かってしまえば水冷のため温度湿度の影響は2ストより受け難いように思う。また多少走行距離が伸びた車両でオイルに冷却水が混入するトラブルがあったとも聞いた。冷却水ポンプのシールが逝ってしまったのかと思う。逆に冷却水にエアが入ってオーバーヒートもする。初期RZにも同じような症状があった。またインジェクションのため なにかしら電気系トラブルが起こる確率もシンプルな2ストより遥かに高い。4ストはオイル交換が必要だが毎日乗ると月に何度か交換せねばならず以外と面倒だとも聞いた。オイルは銘柄指定があり これを守らず安物を入れてトラブるとクレーム対象外となる。

UA06Jに乗り始めると皆一様に2ストより「遅い」とボヤく。たしかに出足は少し鈍い気がする。だが実際配達に使ってみると所用時間はほとんど変わらない。登坂時にパワーが足りない感じがあるので、坂が多い区域を配ると多少差が出るかもしれない。ちなみに私が社有のニュースメイト80Vから2ストのUA03Jギアに乗り換えた時は、2時間半弱の配達時間の区域でラクに15分短縮した。その差、約一割。他の配達員でも10~15分は普通に短縮する。この差は大きい。

ただニュースギアはカブ型に比べるとイマイチ小回りが利かず袋小路で切り返しの連続になることがある。これを嫌う配達員はカブやメイトを好む。フロアのフットブレーキも慣れが必要だ。フロアやカウル幅は意外と大きく、幅寄せの目算を誤って縁石などに当てることもある。この辺りはUA06Jで改良され外装の擦る率が低い。仮に破損しても個々の部品が小振りに分割され交換は容易で単価も低い。
また06Jは外装を付けたまま駆動系の分解整備が可能。これは助かる。車重は06Jのほうが重く感じるが重心が低くなった感じもあり、ブレーキの利きは良いほうだと思う。UA03Jのほうが初心者の急発進の飛び出しや握りゴケが多い。

カブ系は燃費が良いとはいっても燃料タンク容量が少ない。配達区域が遠方だった私の場合メイトにほぼ毎日給油しなければならなかった。ギアはメットインを潰して燃料容量が7ℓもあるので(区域にもよるが)一日おきで済んだ。昔はともかく今は店にガソリンの取り置きはできない。ガソリンスタンドが遠かったり閉店が早いと不便も感じるところ。ガススタの閉店や時短が追い討ちを掛ける。ついでにUA06Jは業務用以外はまず乗られないため新聞配達員かピザ屋にしか見えない。
UA06Jは先行のVOX(SA52J)とエンジン周りに互換がある。VOXはノーマルでも60km/hを越える個体もあり UA06Jのノーマルプーリーは外周に使い切ってない部分もあるため加工しだいで多少最高速が伸びると思われる。水冷3バルブのエンジンは実はポテンシャルはそうとう高いのではないか?と思う。