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火薬御飯

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 クリエイター関係の友人等から「写真の勉強をしたことがあるか?」と聞かれたことがある。もちろん「ない」。独学でも専門学校等でも、写真撮影やカメラの事を学んだことはない。ただ幸運なことに大学在学中の学生部と時の春休み中、聖教新聞社のカメラマンの助手のアルバイトしたことがあった。機材を担ぐだけだったし、学生のアルバイトなどさぞやご迷惑だったろうと反省すること頻りだが、信心の拙い私にも、聖教新聞社のプロのカメラマン氏の言々句々は今でも耳朶に残るものがあった。
2022年テーマ「青年・飛躍の年」創価学会清水平和会館Soka Gakkai International.創価学会静岡文化会館静岡葵文化会館清水平和会館聖教新聞静岡支局通信員ホテルマン渡邊靖之(火薬御飯)焼津観光ホテルアンビ・ア松風閣
 また私は通信員に属していたこともない。通信員という制度もよく知らなかったが、男子部や女子部でこの通信員になった者の中には、妙にいそいそと通信員会を楽しみに出掛けて行く者もいた。境涯が高かったのだろう。昔はいわゆる人材グループや行事の運営等をお手伝いさせていただく集りが、それこそ無数にあった。その中で私のような(幹部によく言われたが)信心の弱い人間は、例えば人手が足りない所や、応急的な運営組織など、急ごしらえの所によく回された。その中で、支局で会合が行われたグループもあったが、趣旨に対して案を持ち寄って討議するような少人数の会合だったと思う。そうしたグループを複数掛け持ちで行き来して多忙極まりなかったことも、今では資料も残っていないが、良い思い出だった。

 私が写真を撮るようになったのも、そんな多忙な日常の一コマを、周囲に問題のない範囲で記録に留めておきたいと思ったからだ。日記を付ける柄でもなかったし、メモや資料は残らないが、写真は一枚でも意外と大事に取っておくものだ。私の大学生活などは、ほとんど学会活動で終わってしまったが、それでも大学祭や部活の合宿など、僅かな合間だったかもしれないが、写真として残っている。初めの頃は一眼レフも使ったかもしれないが、持ち歩きに不便で、就職してからは当時全盛期だったいわゆる使い捨てカメラを多用。特に外出先や屋外では、その手軽さが重宝した。

 私は通信員になったこともないし、何をするのかもよく知らないが、学会指導の中からそれについての行を拾うなら、「陰で労苦する同志に光を当て、顕彰する」ことだと思う。自分のことはいつでもできる。また貴重な会合の時間を、拙い話で潰すのも心苦しい。そんな時に、活動や設営の様子を撮ったアルバムなどを回し見してもらったこともあった。撮影者は自分なので、自分が写る時は記念撮影くらいだった。ところがそんな形式的な写真が、妙に皆楽しげに生き生きとした表情で写っていて(皆活動家だから)誰からも評価が高かった。これは撮影者ではなく被写体が良かったのだが、元来がお調子者の私は、褒められると自分の事と勘違いしてまたやりたくなる。昔は写真など暗い趣味だと思っていたが、そんな周りからの推しもあって、いつの間にかカメラを持ち歩くようになっていた。
2022年テーマ「青年・飛躍の年」創価学会清水平和会館Soka Gakkai International.創価学会静岡文化会館静岡葵文化会館清水文化会館聖教新聞静岡支局通信員ホテルマン渡邊靖之(火薬御飯)焼津観光ホテルアンビ・ア松風閣
 当然のことだが、会社の同僚や趣味の仲間と撮った写真も、膨大な量になり、また「焼き増し」して配るのも面倒になってきた。この手間を一気に解決してくれたのがホームページだった。もちろん始めはまだデジカメはなく、紙焼きの写真をスキャナーで読み込んでアップロードしていたが、自室で時間を気にせずメリットは大きかった。その後もどんどんスキルアップを重ね、今に至るわけだが、通信員の中には(ベテランの御意見なのか)私のような素人の趣味に批判的な方も多い。詳細を聞こうとしても釈然とせず、お返事が返ってきた試しがないので、後は現場の評価にお任せしよう。無論、褒められたいわけではない。自分の仕事の正当な評価がほしいだけだ。

テーマ:仏教・佛教 - ジャンル:学問・文化・芸術

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