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旅行・ツーリング
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新東名上り線新清水インター付近。ここから見える富士山は抜群に良い。いちおう高速道路上でもあるし駐停車はできないしスマホの操作も禁止なので撮影するなら最寄りの清水パーキングエリアかインターチェンジを降りてからがお勧め。側道にもキレイに見えるスポットがある。

パーキングエリアとインターチェンジが同じ立地のこの場所で富士山が見えるのは偶然ではない。ここは国道52号線を清水区から富士宮市に跨ぐ尾根の分水嶺に当たり、手前が興津川水系、奥側が富士川水系に分かれる。富士川は赤石山脈と富士山麓の間の糸魚川静岡構造線を南下、富士山の外周に沿ってこの辺りから東よりに向きを変えて駿河湾に注ぐ。この富士川のラインは古代の山体崩壊の名残でもある。この構造線に沿った褶曲山脈の南側の縁に当るのがこの地になる。その尾根の一角を高速道路が東西方向に跨ぎ、東京方面に向かって登りが、ここから下り勾配に変わる。

中部横断道と並行する国道52号線も、この付近まで急な登り坂になり、この峠を越す宍原付近から富士川支流の稲瀬川に沿って下りになる。当然のように山の中から富士山が望めるため富士見峠とも呼ばれるが、同じような地名は富士山周辺に散在するため、ここはあまり有名ではない。国道52号線の古道に当る「身延路」には、もっと眺望が良い所もあるらしい。

パーキングエリアとインターチェンジが同じ立地のこの場所で富士山が見えるのは偶然ではない。ここは国道52号線を清水区から富士宮市に跨ぐ尾根の分水嶺に当たり、手前が興津川水系、奥側が富士川水系に分かれる。富士川は赤石山脈と富士山麓の間の糸魚川静岡構造線を南下、富士山の外周に沿ってこの辺りから東よりに向きを変えて駿河湾に注ぐ。この富士川のラインは古代の山体崩壊の名残でもある。この構造線に沿った褶曲山脈の南側の縁に当るのがこの地になる。その尾根の一角を高速道路が東西方向に跨ぎ、東京方面に向かって登りが、ここから下り勾配に変わる。

中部横断道と並行する国道52号線も、この付近まで急な登り坂になり、この峠を越す宍原付近から富士川支流の稲瀬川に沿って下りになる。当然のように山の中から富士山が望めるため富士見峠とも呼ばれるが、同じような地名は富士山周辺に散在するため、ここはあまり有名ではない。国道52号線の古道に当る「身延路」には、もっと眺望が良い所もあるらしい。