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オートバイ
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車両単価が安い原付スクーターを、工数の掛る分解整備までして乗り続けるユーザーは少ないと思う。特に電気系は古くなっても見た目では劣化がわかりにくいし、導通や接点は交換以外に回復させる手段はない。だが低年式とはいえまだ多少の個体数はあるし勉強だと思ってやってみる。
リード90と部品取りのキャビーナ90のフライホイールを外し、部品取りを実験用に様子をみながらジェネレーターを外す。CDI点火で配線やカプラーの互換性を確認しながら分解していく。本体はあくまでリード90だ。

だから今のところリード90のほうが圧倒的に程度が悪い。リード90のクランクケースからジェネレーターを外したところ。ジェネレーターのコイルにオイルが付着している。マフラー付け根の排気漏れがシュラウド内からフライホイールに流れ込んだものと思う。これに冷却ファンが吸い込んだ外気の埃などが絡んでこびり付いてしまっている。フライホイールのサビも汚れを溜め込む一因。普通はここまでスラッジが溜まることはない。

分解のテスト用に外した部品取りキャビーナ90のジェネレーター。リード90が6極のコイルに対しキャビーナは8極。こちらのほうが高年式で強力そうだが、現状を無暗に変えたくないので、とりあえず今付いているリード90のジェネレーターを洗浄して使うつもり。こちらのキャビーナのほうがキレイだが外周のフライホイールとの接触面が腐食しているのは同じ。

キャビーナのクランクケースは予想外にキレイな状態に保たれていた。導風の通路が、ファンが時計周りに回転してシリンダー下側から冷気を送っているのがわかる。クランクケースは8㎜フランジボルトで、内側4本、外側3本で固定されている(たぶん)。クランクケース右側はこれでクリアになったので、左側の駆動系のスタータードリブンギアさえ外れれば(特殊工具・セパレーターが必要)クランクケースを「割る」ことも可能だ。俄然欲が出てきてしまうが…ベアリングとシールの交換も自宅でできるか?
リード90と部品取りのキャビーナ90のフライホイールを外し、部品取りを実験用に様子をみながらジェネレーターを外す。CDI点火で配線やカプラーの互換性を確認しながら分解していく。本体はあくまでリード90だ。

だから今のところリード90のほうが圧倒的に程度が悪い。リード90のクランクケースからジェネレーターを外したところ。ジェネレーターのコイルにオイルが付着している。マフラー付け根の排気漏れがシュラウド内からフライホイールに流れ込んだものと思う。これに冷却ファンが吸い込んだ外気の埃などが絡んでこびり付いてしまっている。フライホイールのサビも汚れを溜め込む一因。普通はここまでスラッジが溜まることはない。

分解のテスト用に外した部品取りキャビーナ90のジェネレーター。リード90が6極のコイルに対しキャビーナは8極。こちらのほうが高年式で強力そうだが、現状を無暗に変えたくないので、とりあえず今付いているリード90のジェネレーターを洗浄して使うつもり。こちらのキャビーナのほうがキレイだが外周のフライホイールとの接触面が腐食しているのは同じ。

キャビーナのクランクケースは予想外にキレイな状態に保たれていた。導風の通路が、ファンが時計周りに回転してシリンダー下側から冷気を送っているのがわかる。クランクケースは8㎜フランジボルトで、内側4本、外側3本で固定されている(たぶん)。クランクケース右側はこれでクリアになったので、左側の駆動系のスタータードリブンギアさえ外れれば(特殊工具・セパレーターが必要)クランクケースを「割る」ことも可能だ。俄然欲が出てきてしまうが…ベアリングとシールの交換も自宅でできるか?