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オートバイ
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まさか…KRがプラモ化される日がくるとは。こういう激レアなオートバイを出してくれるのはアオシマしかない。ZやCBなんてマンネリの定番名車にはもう飽きた。マニアに語り継がれるのは珍発明やトンデモ兵器だ。

KR250はとにかくシルエットが抜群にカッコイイ。初年度の1984年はフルカウルの認可が下りた直後で、各社続々とカウル付きマシーンを登場させたが、その中でも群を抜いてカッコ良く、またカワサキらしいアイデンティティーに溢れていた。後のレーサーレプリカのようなハリボテの巨大な風防ではなく、フレームに沿ってスリムなフェアリングは、分割が上手く整備性も良い。独特な形状のエンジンを細部まで見せることもできた。

アオシマの巧いのはここからだ。一見部品点数が増えそうな外装類を実車と同じく丁寧に分割し細部まで再現している。特に複雑になりがちな燃料やオイルのラインも省略せずに作り込んでいる。おかげでユニークなタンデムツインの仕組みがよくわかる。タンクやカウルを外したストリップは実車と見紛うばかりだ。パーツの一つ一つまでよく吟味されクーラントやオイルタンクの質感も良い。こんなメカはもう二度と登場しないのだ。

成型色が車体色の他、フレームやシートなど材質毎に分けられ、一部塗装してデカールを貼ればライムグリーンの名車が出来上がる。もちろん凝って他のツートンカラーに塗っても良いしディテールアップに時間を割くのも良い。実車を所有して維持するとなると相応の金と手間が必要になる。若い世代にプラモで熱き昭和を感じてもらうのも良いのではないか。

KR250はとにかくシルエットが抜群にカッコイイ。初年度の1984年はフルカウルの認可が下りた直後で、各社続々とカウル付きマシーンを登場させたが、その中でも群を抜いてカッコ良く、またカワサキらしいアイデンティティーに溢れていた。後のレーサーレプリカのようなハリボテの巨大な風防ではなく、フレームに沿ってスリムなフェアリングは、分割が上手く整備性も良い。独特な形状のエンジンを細部まで見せることもできた。

アオシマの巧いのはここからだ。一見部品点数が増えそうな外装類を実車と同じく丁寧に分割し細部まで再現している。特に複雑になりがちな燃料やオイルのラインも省略せずに作り込んでいる。おかげでユニークなタンデムツインの仕組みがよくわかる。タンクやカウルを外したストリップは実車と見紛うばかりだ。パーツの一つ一つまでよく吟味されクーラントやオイルタンクの質感も良い。こんなメカはもう二度と登場しないのだ。

成型色が車体色の他、フレームやシートなど材質毎に分けられ、一部塗装してデカールを貼ればライムグリーンの名車が出来上がる。もちろん凝って他のツートンカラーに塗っても良いしディテールアップに時間を割くのも良い。実車を所有して維持するとなると相応の金と手間が必要になる。若い世代にプラモで熱き昭和を感じてもらうのも良いのではないか。