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オートバイ
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アニメ「スーパーカブ」で礼子の愛読書「地平線への旅」に登場するのがこのTW200改だ。ヤマハが冒険家の風間深志氏の意向に沿って開発したスペシャルマシン。その同じ本が今でも入手可能というのはちょっと感動した。仕事で東京に居た頃、よく立ち寄った渋谷のマクドナルド近くにあった書店で購入したのだが、その書店はすでに閉店してしまったらしい。

本来ならヤマハ本社(コミュニケーションプラザ)に保管されてもよさそうなマシンだが、風間氏の出身地である山梨県内(また山梨県!)の道の駅に定期的に展示されていた。氏はこのマシンを駆って北極点到達に成功しているが、同じく南極点到達に使われた「OU70ウィスパーダンサー」とは別の車両。一部サイトでは同じ個体のような記述があるが、私はこちらの北極仕様のほうが好きなので、オリジナルが現存していることが嬉しい。

冒険などとあたかもゲーキャラの如く一言で語ってしまうのは簡単だが、書物から読み解くしかない悪戦苦闘は文字通り筆舌に尽くし難いものだったろう。もっとも極点など素人がおいそれと行ける場所でもなく、本を読んで、そのロマンの部分だけ拝借して胸を高鳴らせていた。今その登場人物の一人(TW)と語らいながら珈琲を頂いている。本読みの特権だ。

本来ならヤマハ本社(コミュニケーションプラザ)に保管されてもよさそうなマシンだが、風間氏の出身地である山梨県内(また山梨県!)の道の駅に定期的に展示されていた。氏はこのマシンを駆って北極点到達に成功しているが、同じく南極点到達に使われた「OU70ウィスパーダンサー」とは別の車両。一部サイトでは同じ個体のような記述があるが、私はこちらの北極仕様のほうが好きなので、オリジナルが現存していることが嬉しい。

冒険などとあたかもゲーキャラの如く一言で語ってしまうのは簡単だが、書物から読み解くしかない悪戦苦闘は文字通り筆舌に尽くし難いものだったろう。もっとも極点など素人がおいそれと行ける場所でもなく、本を読んで、そのロマンの部分だけ拝借して胸を高鳴らせていた。今その登場人物の一人(TW)と語らいながら珈琲を頂いている。本読みの特権だ。