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火薬御飯

Category :  NEWS
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 今年2月下旬から一か月弱入院を経験した。すでにコロナ禍で面会や外出など厳しく制限され、ずいぶん不自由だった。ただその頃でさえ、今のような入院拒否や自宅待機などという医療崩壊が起ろうとは想像もできなかった。健保制度下で正常に医療行為が受けられないのは、もはや犯罪だ。
病院食静岡赤十字病院 静岡県静岡市葵区追手町8丁目2令和3年2021年2月22日救急搬送視床出血高血圧性脳出血静清リハビリテーション病院 医療法人RO(静岡リウマチ整形外科リハビリ病院・静清リハビリテーション病院・介護老人保健施設エスコートタウン静清・静岡ホームメディカルケアセンター)
 いろいろとお世話になったと思っているが、基本的に入院生活など不自由なことばかり。実際早く退院したかった。良い思い出のはずはないが、入院中の、あの安心感のような感覚は代えがたいものがあった。
 そんな記憶がまだ新しいため、今の首都圏のような要救護者の自宅待機とかタライ回し等とかいう事態は、寒気がする思いで見ている。無論これは体制の不備。現場ではどうすることもできない。その中で実務に当らなければならない関係者の心中も察するに余りある。日常業務その他でも言えることだが、体制の不備や理不尽を百も承知で、目下の仕事で最善を尽くさなければならない。否、それが普通。文句を言ったらキリがない。
 とはいえ、私自身経験した病人とか患者という客体も、黙っていたら放逐され、周囲の環境のイイ様に扱われてしまうことも多い。同情だけで何も進捗が無かったり、中には露骨に嘲り笑う者までいるのが現実。療養者などというものは文豪の晩年のように穏やかなものではない。
 幸いまだ身内や友人知人に感染者は出ていないが、もし療養する知人が出てきたら、SNSでも電話でも使って多少なりとも相談に乗ってやりたいものだ。そんな「大きなお世話」が取り越し苦労になってくれることを心から願う。私も都内に居たことがあるのでわかるが、首都圏は仕事のために転勤する場合が多いので、単身の率が高く孤立しやすい。私はそれを謳歌してきたが、今は事象が全く変わってしまった。その代わり情報伝達の手段はケタ違いに充実した。情報媒体は不安や熱意など時に「心」も伝える。弱者に寄り添うガラではないが、気持ちだけはそうありたい。

テーマ:コロナウィルス感染症 COVID-19 - ジャンル:ニュース

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