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火薬御飯

Category :  ミリタリー
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 空自の退役したF-86Fは相当数現存しているらしい。今と違って装備品の民間放出がまだ緩かった、または米軍の供与だったのでスクラップとして払下げがラクだったのかもしれない。おかげで多数の現存する機体が残されたのは好ましい事だ。おそらく個人所有だが大事にしてほしいものだ。
F-86 セイバー(North American F-86 Sabre )航空自衛隊主力戦闘機F-86F-40「旭光」ブルーインパルス(Blue Impulse)河口湖自動車博物館・飛行舘(Kawaguchiko Motor Museum Kawaguchiko Fighter Museum)
 この個体は実際にブルーインパルスに在籍した機体で、シリアルナンバーは“02-7962”。浜松広報館に屋内展示されている“02-7960”となぜか同じ機体番号になっている。修復待ちの機体だろう。因みに静岡市内の某S医院の屋上に展示されているF-86は機番「516」が描かれているが、こちらはレプリカと思われる。手入れされているらしく状態はかなり良い。
F-86Fセイバー(North American F-86 Sabre )航空自衛隊主力戦闘機F-86F-40「旭光」ブルーインパルス(Blue Impulse)河口湖自動車博物館・飛行舘(Kawaguchiko Motor Museum Kawaguchiko Fighter Museum)
 F-86Fの原型はノースアメリカン社の傑作機P-51ムスタングの主翼や尾翼を流用、単発のジェットエンジンを搭載したXFJ-1フューリーに遡る。
 XFJ-1は少数の生産に終わるが、これに戦後齎された新技術の後退翼を装備したものがF-86の原型機となる。堅実な設計のF-86Fは折からの朝鮮戦争に大量に投入され、その後再建当時の空自にも400機以上配備された。
F-86Fセイバー(North American F-86 Sabre )航空自衛隊主力戦闘機F-86F-40「旭光」ブルーインパルス(Blue Impulse)河口湖自動車博物館・飛行舘Kawaguchiko Motor Museum Kawaguchiko Fighter Museum
 F-86Fのブルーインパルスは1964年の東京オリンピックで空に五輪を描き有名になった。空自のF-86Fは230機がライセンス生産、70機がノックダウン生産され、米軍から余剰機100機以上が供与された。用途廃止後は多数が民間に放出され分解状態等で各地に散在していると思われる。

テーマ:航空祭 - ジャンル:趣味・実用

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