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火薬御飯

Category :  旅行・ツーリング
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 去年は臨時閉館だったので、ここに来たのは二年振り。だたその時は本館にあたるこの自動車館には入らなかったので、ここに入るのは…大学の時以来(笑)。大学の合宿で富士五湖周辺の博物館・美術館巡りをした。
河口湖自動車博物館飛行舘(Kawaguchiko Motor Museum Kawaguchiko Fighter Museum)富士五湖ふじてんスノーリゾート道の駅富士吉田富士山レーダードーム館鳴沢氷穴道の駅なるさわ富士山博物館鉱石ミュージアム富士山青木が原樹海〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村富士桜高原内
「何もかもみな懐かしい…」かどうかも実はよく覚えていない。建物は変わっていないが、おそらく内装や展示物は変わっているはず。しかしこの富士山裏側、富士五湖、特に河口湖近辺の(別荘地やゴルフ場に囲まれた)リゾート感は今も健在。往年のスーパーカーや高級外車が似合うわけだ。
河口湖自動車博物館飛行舘Kawaguchiko Motor Museum Kawaguchiko Fighter MuseumシトロエンCitroënモーリスガレージMGダットサンDatsunオオタ自動車工業Ohta JidoshaブガッテーBugattiロールスロイスRolls-Royceベンツ Mercedes-Benz山梨県南都留郡鳴沢村富士桜高原内
 昔から変わっていない建物もレトロ感を煽ってくれる。博物館はまず収蔵品ありき。そこからストーリーを作っていく。入口付近は黎明期だが、この辺りは日本と欧米でモータリゼーションのプロセスがかなり違う。欧米は馬車に動力が付く流れだが、日本は戦後輸入車から急激に普及する。
河口湖自動車博物館飛行舘Kawaguchiko Motor Museum Kawaguchiko Fighter MuseumマツダR360クーペSubaru360スバル360ホンダバイク
 日本は戦後、軍需を禁じられたことで民間向けの小型車(360㏄)が急速に普及。欧州でもバブルカーと呼ばれる超小型車のブームが先行する。戦勝国が冷戦に翻弄される間に敗戦国の自動車が世界を席巻した。それほど昔のことではないので粗略に扱われがちだが工業遺産は見直されつつある。
河口湖自動車博物館飛行舘Kawaguchiko Motor Museum Kawaguchiko Fighter MuseumシトロエンCitroënモーリスガレージMGダットサンDatsunオオタ自動車工業Ohta JidoshaブガッテーBugattiロールスロイスRolls-Royceベンツ Mercedes-Benzスポーツカースーパーカー山梨県南都留郡鳴沢村富士桜高原内
 欧米でモータースポーツが過熱した時期に日本ではスーパーカーブームという社会現象が起こった。マンガから始まってプラモデルやミニカーなど玩具に波及した。そのあたりからなら我々の世代で実体験や思い出も多い。ただ私個人は充分過ぎるほどやったのでもう足を洗いたいところ。
河口湖自動車博物館飛行舘(Kawaguchiko Motor Museum Kawaguchiko Fighter Museum)富士五湖Parts Washers - Tools Equipment溶剤系パーツウォッシャー部品洗浄機
 何気なく置かれた古い洗浄台も立派なディスプレイ。使用中のコレをそのまま置いたら溶剤やサビの酷い臭気が漂うはずだ。そういう油分の臭気が全くしないのもこの施設の行き届いた所。同時にここまでレストアして維持するには膨大な労力と資金、また作業工程の作成などシステマチックな体制作りもを必要になってくるだろう。その労苦を暗に物語っていた。

テーマ:博物館 - ジャンル:学問・文化・芸術

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