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ミリタリー
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ここは毎年8月の一か月間だけ一般公開する。私的なスケジュール的には少々キビしいものはあったが距離的には充分日帰り圏内。夏も終りになってしまったがココで負けては悔いが残る。相変わらずカネはないが気力体力は充実している。閉館も迫ったが滑り込みで今年も来てしまった(笑)。

国内に実機が現存しなかった陸軍一式戦闘機「隼」が河口湖博物館にⅠ型Ⅱ型の2機体制でお披露目。特にこの無塗装のⅡ型の銀色のボディが美しい。個人的に圧倒的な知名度の「零戦」よりも堅実に終戦まで戦い続けた「隼」のほうが好きだ。零戦よりシンプルでスマートなところも良い。

特に風防の枠が零戦にくらべ少なく近代的に見える。機首の機関砲も零戦のようなバルジを設けずシリンダーの間を通すことで形状を整えている。あまり話題にならないが、零戦は軽量化のため部品が細分化され工数や工賃が掛かったのに比べ、隼は九七戦から改良されたこともあって生産性に優れていたという。零戦に比べ劣る所といえば翼内に武装が積めず火力の強化の限界があったこと。陸軍は銃弾に炸薬を封入して威力を稼いだ。

またⅢ型乙では機種に20㎜機関砲を搭載するなど実は派生型も多い。艦上機の零戦ほど軽量化に腐心しないため防弾や発展性も確保されていた。
実機を見てちょっと思い出されるのは、私が子供の頃、手頃な隼のプラモが無かったのも子供心に悔しい思い出だ。波乱万丈の零戦の歴史に比べ、堅実であるが故に一見地味な隼の生涯が今となって何とも愛おしい。

端的な興味が飛行機なのだが自動車館のコレクションも質量共凄まじい。そのためオタク系のマニアからセレブなエンスーまで客層は広い。中には遠方から観光を兼ねて泊りで来る方もいるそうだ。この博物館の収蔵品には世界レベルの価値がある。こういう施設が近県にあるのは喜ばしい。

国内に実機が現存しなかった陸軍一式戦闘機「隼」が河口湖博物館にⅠ型Ⅱ型の2機体制でお披露目。特にこの無塗装のⅡ型の銀色のボディが美しい。個人的に圧倒的な知名度の「零戦」よりも堅実に終戦まで戦い続けた「隼」のほうが好きだ。零戦よりシンプルでスマートなところも良い。

特に風防の枠が零戦にくらべ少なく近代的に見える。機首の機関砲も零戦のようなバルジを設けずシリンダーの間を通すことで形状を整えている。あまり話題にならないが、零戦は軽量化のため部品が細分化され工数や工賃が掛かったのに比べ、隼は九七戦から改良されたこともあって生産性に優れていたという。零戦に比べ劣る所といえば翼内に武装が積めず火力の強化の限界があったこと。陸軍は銃弾に炸薬を封入して威力を稼いだ。

またⅢ型乙では機種に20㎜機関砲を搭載するなど実は派生型も多い。艦上機の零戦ほど軽量化に腐心しないため防弾や発展性も確保されていた。
実機を見てちょっと思い出されるのは、私が子供の頃、手頃な隼のプラモが無かったのも子供心に悔しい思い出だ。波乱万丈の零戦の歴史に比べ、堅実であるが故に一見地味な隼の生涯が今となって何とも愛おしい。

端的な興味が飛行機なのだが自動車館のコレクションも質量共凄まじい。そのためオタク系のマニアからセレブなエンスーまで客層は広い。中には遠方から観光を兼ねて泊りで来る方もいるそうだ。この博物館の収蔵品には世界レベルの価値がある。こういう施設が近県にあるのは喜ばしい。