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オートバイ
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FZR250(2KR)の燃料タンクはこのようなインナータンクである。四輪と同様に 外からは見えないから、普通のバイクのように凹んだとか塗装の剥げとかを それほど気にせずにいける。ただ年式的にもサビた個体が多い。
おそらくFZ250フェーザーと共通部品。だとすると容量は12Lくらい。底部に燃料コックがあるが、電磁ポンプ式のためダイヤフラムや負圧パイプはない。持ち上げたり 叩いたりした感じでは鉄板は厚めでゴツい。

なにしろ20年以上前の代物だけに、内部は ごく表面的だが錆びている。一応、カラの状態で保管されていたらしく、沈殿物などはなかった。
自分はかなりアバウトな性格故、多少の錆ならフィルターを付けるだけで誤魔化してしまう事も多い。ただFZは燃料ポンプを使うため純正のフィルターがあっても、多少は神経質にならざるをえない。
そこで補修(錆取り)にかかる。タンクの錆取り剤としては花咲かGやWAKOSピカタンなどがあるが、どちらも5,000円以上する。2~3回は使えるにしても、ちょっと高い。というのも、このFZR250のタンクならヤフオクで2~3,000円も出せば 程度の良い物が何時でも手に入る。送料と降込手数料などを足しても5,000円は掛らない。中古品だから更に補修が必要だったり、要らなくなった側をを処分したりする手間もあるが、どちらが得なのか?少し冷静になって考える。
結局、中古部品を購入するのではなく、今あるタンクをサンポールともう少し安い液状の錆取り剤で処理した。ピカピカとはいかなかったが、普通に使うに問題ない程度には落とせた。〆て3000円くらい。
このレストアを始めてから、このような計算を部品毎にしている。FZRの場合、中古部品がヤフオク等に、比較的多く出展されて
いて しかも単価が安い。つまり不人気で需要が少ないわけだ。因みに 錆の酷かったスイングアームは1,000円で落札。送料を含めても3,000円以下で済んだ。 これは錆を落とした後の塗装(塗料など)の代金を考えると交換したほうが安いと判断したからだ。
また樹脂やゴム類は 中古では代用できない時も多い。そうした時は新品を注文するしかないが、全部新品にしたらキリが無い。カウルは割れ目をプラリペアなどで塞ぐとして、タイヤ等は使用頻度が増えてきたら考えることにする。当然、自己責任でやる。バイク屋さんに言わせれば「絶対薦めない」に違いない。
こんな事をクダクダと考えているのも、かつてレストアに際し部品取り車やストック部品で ゴミの山を作ったことが 何度もあるからだ。「勿体ないから」取って置いても以外と使わない。部品取り車は、「使う部品」より「要らない部品」のほうが多い。修理するより買ったほうが安かったこともあった。 修理しても乗らないことさえあった。…いや、多かった。
全てがムダではなかったにしても、所有欲に任せて目的感があいまいだったのは否めない。 ”若気の至り”を教訓に出来な
ければ、完成車を棺の横に飾ってもらうしかなくなってしまう。
おそらくFZ250フェーザーと共通部品。だとすると容量は12Lくらい。底部に燃料コックがあるが、電磁ポンプ式のためダイヤフラムや負圧パイプはない。持ち上げたり 叩いたりした感じでは鉄板は厚めでゴツい。

なにしろ20年以上前の代物だけに、内部は ごく表面的だが錆びている。一応、カラの状態で保管されていたらしく、沈殿物などはなかった。
自分はかなりアバウトな性格故、多少の錆ならフィルターを付けるだけで誤魔化してしまう事も多い。ただFZは燃料ポンプを使うため純正のフィルターがあっても、多少は神経質にならざるをえない。
そこで補修(錆取り)にかかる。タンクの錆取り剤としては花咲かGやWAKOSピカタンなどがあるが、どちらも5,000円以上する。2~3回は使えるにしても、ちょっと高い。というのも、このFZR250のタンクならヤフオクで2~3,000円も出せば 程度の良い物が何時でも手に入る。送料と降込手数料などを足しても5,000円は掛らない。中古品だから更に補修が必要だったり、要らなくなった側をを処分したりする手間もあるが、どちらが得なのか?少し冷静になって考える。
結局、中古部品を購入するのではなく、今あるタンクをサンポールともう少し安い液状の錆取り剤で処理した。ピカピカとはいかなかったが、普通に使うに問題ない程度には落とせた。〆て3000円くらい。
このレストアを始めてから、このような計算を部品毎にしている。FZRの場合、中古部品がヤフオク等に、比較的多く出展されて
いて しかも単価が安い。つまり不人気で需要が少ないわけだ。因みに 錆の酷かったスイングアームは1,000円で落札。送料を含めても3,000円以下で済んだ。 これは錆を落とした後の塗装(塗料など)の代金を考えると交換したほうが安いと判断したからだ。
また樹脂やゴム類は 中古では代用できない時も多い。そうした時は新品を注文するしかないが、全部新品にしたらキリが無い。カウルは割れ目をプラリペアなどで塞ぐとして、タイヤ等は使用頻度が増えてきたら考えることにする。当然、自己責任でやる。バイク屋さんに言わせれば「絶対薦めない」に違いない。
こんな事をクダクダと考えているのも、かつてレストアに際し部品取り車やストック部品で ゴミの山を作ったことが 何度もあるからだ。「勿体ないから」取って置いても以外と使わない。部品取り車は、「使う部品」より「要らない部品」のほうが多い。修理するより買ったほうが安かったこともあった。 修理しても乗らないことさえあった。…いや、多かった。
全てがムダではなかったにしても、所有欲に任せて目的感があいまいだったのは否めない。 ”若気の至り”を教訓に出来な
ければ、完成車を棺の横に飾ってもらうしかなくなってしまう。