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オートバイ
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コミケの原稿を書く時期でもあるし一応下書きだけしとく。今のところ新規のネタになるのはフリーウェイ250(以下HF03と略)。平成初め爆発的にブレイクしたビッグスクーターの元祖でもある。ブームは過熱すればするほど終って後始末がタイヘン。平成という時代は正にそんな時代だった。

HF03の発売は1989年6月。89年というのが微妙な年で昭和64年として始まり10日後には平成元年になっていた。だからHF03は80年代には入るのだが全車「平成」年式。ところが私的にはどうも昭和臭を感じる。けして嫌いではないが、それはこのHF03のシルエットが昭和から平成に掛けて若者に大ヒットしたホンダの(メットイン)原付スクーター(タクトフルマーク、リード90他)のラインをしっかりトレースしているためだと思う。
1984年8月発売された初代スペイシー250フリーウェイ(HF01)が当時の乗用車風のラインで描かれたのに対し原付スクーターのシルエットと統一性を持たせる。また80年代の四輪デザインが直線的だったのに対し、流面形とかオーガニックフォルムと呼ばれる曲面デザインがトレンドになった。

もう一つY2Kを感じるのがこの「色」。パープルというかバイオレットというか典型的な族車カラー(笑)。でも純正色でカタログではキャンディーラズベリーレッドという。見方によってはツートンにも見えるメタリックの中間色がバブル期のトレンド。平成に入るとツーコートのパールマイカやマジョーラなどソリッドよりもメタル中間色のほうが高級感があった。ツートンも四輪のハイグレードに採用されラグジュアリー&スポーティーを演出。当時はまだジャストオンタイムのような受注生産でなかったためメーカーが予め決めたカラバリで一定数を出荷。だからカラーリングで年式がわかることもある。カラーオーダーが本格化したのは2000年以降だ。
1999年10月にHF03は生産終了。1997年から発売されたフォーサイト250(MF04)に後継を譲るがフォーサイトはY2K直前に起こった「ビッグスクーターブーム」に乗り切れず2000年3月登場のフォルツァに後を託す。

フォルツァのオーナーの友人には申し訳ないが、なんでこんなハリボテがヤングにバカウケだったのか今となってはナゾ。平成はビジュアル系が尊い。ガラケーが動画再生できるほどスペックがなかったからだろう。昭和のホンダは「先ずエンジン有りき」の内燃機屋で初代フリーウェイ(HF01)から6年後のHF03はエンジンを完全新設計。フォルツァは年を経るごとに巨大化するが、エンジン自体はHF03からほとんど変わっていない。結局、何をヤリたいのかわからず、気ばかり急いて空回りが熱かったのが平成。

HF03の発売は1989年6月。89年というのが微妙な年で昭和64年として始まり10日後には平成元年になっていた。だからHF03は80年代には入るのだが全車「平成」年式。ところが私的にはどうも昭和臭を感じる。けして嫌いではないが、それはこのHF03のシルエットが昭和から平成に掛けて若者に大ヒットしたホンダの(メットイン)原付スクーター(タクトフルマーク、リード90他)のラインをしっかりトレースしているためだと思う。
1984年8月発売された初代スペイシー250フリーウェイ(HF01)が当時の乗用車風のラインで描かれたのに対し原付スクーターのシルエットと統一性を持たせる。また80年代の四輪デザインが直線的だったのに対し、流面形とかオーガニックフォルムと呼ばれる曲面デザインがトレンドになった。

もう一つY2Kを感じるのがこの「色」。パープルというかバイオレットというか典型的な族車カラー(笑)。でも純正色でカタログではキャンディーラズベリーレッドという。見方によってはツートンにも見えるメタリックの中間色がバブル期のトレンド。平成に入るとツーコートのパールマイカやマジョーラなどソリッドよりもメタル中間色のほうが高級感があった。ツートンも四輪のハイグレードに採用されラグジュアリー&スポーティーを演出。当時はまだジャストオンタイムのような受注生産でなかったためメーカーが予め決めたカラバリで一定数を出荷。だからカラーリングで年式がわかることもある。カラーオーダーが本格化したのは2000年以降だ。
1999年10月にHF03は生産終了。1997年から発売されたフォーサイト250(MF04)に後継を譲るがフォーサイトはY2K直前に起こった「ビッグスクーターブーム」に乗り切れず2000年3月登場のフォルツァに後を託す。

フォルツァのオーナーの友人には申し訳ないが、なんでこんなハリボテがヤングにバカウケだったのか今となってはナゾ。平成はビジュアル系が尊い。ガラケーが動画再生できるほどスペックがなかったからだろう。昭和のホンダは「先ずエンジン有りき」の内燃機屋で初代フリーウェイ(HF01)から6年後のHF03はエンジンを完全新設計。フォルツァは年を経るごとに巨大化するが、エンジン自体はHF03からほとんど変わっていない。結局、何をヤリたいのかわからず、気ばかり急いて空回りが熱かったのが平成。