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新聞配達ギア
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5月2日午前3時30分、静岡を出発。目的地はとりあえず横川の「おぎのや」。渋滞を避けることよりも、今回ツーリングに使うバイクが仕事中にしか見えないような代物なので人目を忍んで暗いうちに出撃。なにしろ4月末退職なので業務用のまま。これじゃツーリングというより夜逃げだ。
原付なのでバイパスは通れないが、面倒臭いので惚けて乗ってしまう。降りた所で給油。ギアはトリップがないのでオド換算。現在29010km。再びバイパスに乗って国道52号線に入る。 GW初日だが、早朝とあって道は空いていて快調。だが小河内を過ぎた辺りで気が付いた。「寒い!」

道路標識の表示には気温5度とあった。平地は10度くらいだが山間地なので致し方ない。天気が良い(快晴!)なのが せめてもの救いだが日が登るのを待つしかない。カッパ以外の持っている物は全て着込んで凌ぐ。

国道52号線沿いの中部横断道の増穂IC付近から国道140号線に入る。時間はちょうど6時、オドは29,096kmなので、家を出て80km、2時間半掛った事になる。このまま140号沿いに行けば 秩父に抜けられるはず。

甲府市内の国道20号を横切る。山の中だが静岡市より都会に見える。以前、韮崎から国道141号線を使ったが今回は雁坂トンネルを使うつもり。10年ほど前、クルマで通ったことがあったが原付で走るのは初めて。笛吹川沿いの雁坂みち(秩父往還・彩甲斐街道)を秩父山地に登って行く。

この道沿いには山梨県側だけで2箇所の道の駅(花かげの郷まきおか、みとみ)があって何かと便利。更に埼玉県側には秩父周辺だけでも3~4箇所もある。無料(たぶん税金)で便利なものはドンドン使わせてもらおう。田舎の貧乏臭いオヤジほど政治談議をしたがるものだが公共事業云々でなく人の創りしものに率直に感動できる時がある。なぜかダムが好きだ。

石を積み上げたような中央遮水壁型ロックフィルダム式の広瀬ダム。ダムがある所は比較的道が良い。大型の建設器材などを通すための道路規格が必要だからだ。そのため140号も三桁国道のわりに走りやすい。長らく地図上の点線国道だったが雁坂トンネルの開通でやっと繋がった。

標高が高いため山の木々に葉がない冬景色のまま。朝8時くらいだが対向車線はツーリングの集団とよくすれ違った。さすがに原付は見掛けなかったが、いちおう通行可。料金は軽自動車等が560円もするのに、原付は70円(普通車の10分の1!)というのは、ハナから料金収入として(原付で走る奴に)期待していなかったのだろう。なにせ対面1車線で全長6kmもある。

いや~長かった。これがワタシの全力全開!60km/h+で ブっ飛ばしたつもりだったが 案の定ミニバンに後ろに付かれ後続がダンゴになった。ドノーマルのギアの最高速度は55km/h止まりだから、かなり速くなっているのだが、今のミニバンというヤツは図体デカくてもムダに速い。それでも交通量が少なくて助かる。GWの高速道路は大渋滞が始まっている時間。

期待外れなほど渋滞が無いので、度々止まっては無駄に写真を撮り捲る。この”ムダ撮り”も、デジカメでこそできる技だ。48枚撮りフィルムを現像に出している頃はフィルムがもったいなくてとてもできなかった。 この先になにかと有名な滝沢ダムとループ橋(雷電廿六木橋:らいでんとどろきばし)がある。

以前通った時は大滝村や荒川村だったが、合併で秩父市になったらしい。ここ数年、仕事が忙しく なかなかツーリングや遠出が叶わなかったのだが、その間に新しい道路の開通ならまだ良いのだが、地名が変わってしまった地域があって混乱する。古い地図などを使い続けているとエラい目に合ってしまう。今回は高速道路のサービスエリアで配布しているガイドマップが重宝した。

荒川…といえば東京と埼玉の県境にあって河川敷で野球などをする都内を流れる河を思い出すが、その源流が秩父山地から始まっている。 道の駅あらかわは、その周辺の風景が実家を思い出させる(ようするに田舎!)。ちょっと道草を食い過ぎたので、ここからペースを上げた。140号で花園まで出て、国道254号で北上、富岡から並行して走る国道18号に渡る。安中で給油。正午になっていた。

オド29284km。満タンで6.41ℓ入った。ここまでの距離は274km。8時間半。燃費を計算すると、1ℓ=42.7km!となる。多少の誤差はあっても、1ℓで40kmは走っていることになる。スクーターでの街乗りなら、20~30kmは走るから妥当とも云えるが、嬉しい誤算。満タン(8ℓ)で300kmは行ける!計算。群馬県に入ると見覚えのある景色になってきた。国道18号に沿って集合場所おぎのやへ。

毎年GWには大渋滞のはずの国道18号線が、ウソみたいに空いていた。おかげで速く着いてしまったが、やはり景気が悪いのか?巣篭もり消費というやつか?…全く、お出掛けには絶好の時期だね。ここまでの交通費はガソリン代846円+有料道路70円≒1,000円以下で済んでいるのだから。その分は土産に回す。

下仁田で国道18号線はバイパスと旧道碓井峠に分岐するがもちろん原付は旧道。もっとも250やビッグバイクでもほぼ旧道を使う。名物はやはり碓氷第三橋梁・通称「めがね橋」。長野新幹線開通に伴い廃線になった信越本線の名残。レンガ作りで雰囲気抜群だ。遊歩道があるらしいが入口がどこかわからない。

軽井沢を見下ろす碓井峠頂上付近。群馬県と長野県の県境でもある。ここらでちょうど自宅から300kmくらい。よほど交通量が少ないのか碓氷峠はセンターラインまで砂が浮いていた。 バブルの頃はここ旧道もバイパスも大渋滞だった。

カーブ毎に番号を付けた例の看板も減った。そういえば 猿も見なかった?このあと市街地を抜けKROGの本隊と再度合流すべく ペンション・シルバーストーンに直行。たぶんそのまま夕食&宴会突入になるだろう。今日はよく走った。
原付なのでバイパスは通れないが、面倒臭いので惚けて乗ってしまう。降りた所で給油。ギアはトリップがないのでオド換算。現在29010km。再びバイパスに乗って国道52号線に入る。 GW初日だが、早朝とあって道は空いていて快調。だが小河内を過ぎた辺りで気が付いた。「寒い!」

道路標識の表示には気温5度とあった。平地は10度くらいだが山間地なので致し方ない。天気が良い(快晴!)なのが せめてもの救いだが日が登るのを待つしかない。カッパ以外の持っている物は全て着込んで凌ぐ。

国道52号線沿いの中部横断道の増穂IC付近から国道140号線に入る。時間はちょうど6時、オドは29,096kmなので、家を出て80km、2時間半掛った事になる。このまま140号沿いに行けば 秩父に抜けられるはず。

甲府市内の国道20号を横切る。山の中だが静岡市より都会に見える。以前、韮崎から国道141号線を使ったが今回は雁坂トンネルを使うつもり。10年ほど前、クルマで通ったことがあったが原付で走るのは初めて。笛吹川沿いの雁坂みち(秩父往還・彩甲斐街道)を秩父山地に登って行く。

この道沿いには山梨県側だけで2箇所の道の駅(花かげの郷まきおか、みとみ)があって何かと便利。更に埼玉県側には秩父周辺だけでも3~4箇所もある。無料(たぶん税金)で便利なものはドンドン使わせてもらおう。田舎の貧乏臭いオヤジほど政治談議をしたがるものだが公共事業云々でなく人の創りしものに率直に感動できる時がある。なぜかダムが好きだ。

石を積み上げたような中央遮水壁型ロックフィルダム式の広瀬ダム。ダムがある所は比較的道が良い。大型の建設器材などを通すための道路規格が必要だからだ。そのため140号も三桁国道のわりに走りやすい。長らく地図上の点線国道だったが雁坂トンネルの開通でやっと繋がった。

標高が高いため山の木々に葉がない冬景色のまま。朝8時くらいだが対向車線はツーリングの集団とよくすれ違った。さすがに原付は見掛けなかったが、いちおう通行可。料金は軽自動車等が560円もするのに、原付は70円(普通車の10分の1!)というのは、ハナから料金収入として(原付で走る奴に)期待していなかったのだろう。なにせ対面1車線で全長6kmもある。

いや~長かった。これがワタシの全力全開!60km/h+で ブっ飛ばしたつもりだったが 案の定ミニバンに後ろに付かれ後続がダンゴになった。ドノーマルのギアの最高速度は55km/h止まりだから、かなり速くなっているのだが、今のミニバンというヤツは図体デカくてもムダに速い。それでも交通量が少なくて助かる。GWの高速道路は大渋滞が始まっている時間。

期待外れなほど渋滞が無いので、度々止まっては無駄に写真を撮り捲る。この”ムダ撮り”も、デジカメでこそできる技だ。48枚撮りフィルムを現像に出している頃はフィルムがもったいなくてとてもできなかった。 この先になにかと有名な滝沢ダムとループ橋(雷電廿六木橋:らいでんとどろきばし)がある。

以前通った時は大滝村や荒川村だったが、合併で秩父市になったらしい。ここ数年、仕事が忙しく なかなかツーリングや遠出が叶わなかったのだが、その間に新しい道路の開通ならまだ良いのだが、地名が変わってしまった地域があって混乱する。古い地図などを使い続けているとエラい目に合ってしまう。今回は高速道路のサービスエリアで配布しているガイドマップが重宝した。

荒川…といえば東京と埼玉の県境にあって河川敷で野球などをする都内を流れる河を思い出すが、その源流が秩父山地から始まっている。 道の駅あらかわは、その周辺の風景が実家を思い出させる(ようするに田舎!)。ちょっと道草を食い過ぎたので、ここからペースを上げた。140号で花園まで出て、国道254号で北上、富岡から並行して走る国道18号に渡る。安中で給油。正午になっていた。

オド29284km。満タンで6.41ℓ入った。ここまでの距離は274km。8時間半。燃費を計算すると、1ℓ=42.7km!となる。多少の誤差はあっても、1ℓで40kmは走っていることになる。スクーターでの街乗りなら、20~30kmは走るから妥当とも云えるが、嬉しい誤算。満タン(8ℓ)で300kmは行ける!計算。群馬県に入ると見覚えのある景色になってきた。国道18号に沿って集合場所おぎのやへ。

毎年GWには大渋滞のはずの国道18号線が、ウソみたいに空いていた。おかげで速く着いてしまったが、やはり景気が悪いのか?巣篭もり消費というやつか?…全く、お出掛けには絶好の時期だね。ここまでの交通費はガソリン代846円+有料道路70円≒1,000円以下で済んでいるのだから。その分は土産に回す。

下仁田で国道18号線はバイパスと旧道碓井峠に分岐するがもちろん原付は旧道。もっとも250やビッグバイクでもほぼ旧道を使う。名物はやはり碓氷第三橋梁・通称「めがね橋」。長野新幹線開通に伴い廃線になった信越本線の名残。レンガ作りで雰囲気抜群だ。遊歩道があるらしいが入口がどこかわからない。

軽井沢を見下ろす碓井峠頂上付近。群馬県と長野県の県境でもある。ここらでちょうど自宅から300kmくらい。よほど交通量が少ないのか碓氷峠はセンターラインまで砂が浮いていた。 バブルの頃はここ旧道もバイパスも大渋滞だった。

カーブ毎に番号を付けた例の看板も減った。そういえば 猿も見なかった?このあと市街地を抜けKROGの本隊と再度合流すべく ペンション・シルバーストーンに直行。たぶんそのまま夕食&宴会突入になるだろう。今日はよく走った。