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火薬御飯

Category :  オートバイ
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 CBXといえば 今をときめく超人気沸騰中の400cc。私達の世代にとっては教習車として誰もが一度は乗った高性能マシーン。感動の初体験でした。再びブレイクしたのは氣志團か特攻の拓が影響したかは知りませんが …首都高の青い鳥や裏六甲のウンチーニになりきりっ子だったヤツにはシンパシーさえ感じます。
CBXミーティングin浜名湖ガーデンパーク 2012年11月4日 CBX400F ビートダイシン
 ダイシンは後方排気など、手の凝んだチューンを得意としたショップ。右は皆の憧れビートの定番で武装。「当時はこんなンだった」と言いたくなるのも人情ですが、実際には コレを目指しながら 三種の神器(セパハン・バックステップ・集合管)で峠を攻める内に コケまくって跡形も無くなってしまったものです。

 70~80年代はサーキットやレースが今では想像も付かないほどステータスだった時代。そのレプリカを作る、それっぽく改造することに誰もが夢中でした。若者らしい単純な動機ですが、改造車への取締や偏見もまた異常な程でした。
CBXミーティングin浜名湖ガーデンパーク 2012年11月4日 CBX400F RSC F-3レーサー
 だから ノービスやFー3は憧れの的。これはレプリカでしょうが、HRCの前身RSCって…今では知っている人も少ないでしょう。当時のレギュレーションでカウル前端が フロント・アクスルシャフトだったので、こんな丸っこい形になります。キャブも足回りもほぼノーマルですが これでも当時のサーキット仕様。

 昔の人はブランドにこだわりがあって、「スズキはヨシムラじゃなきゃダメだ」とか、「ホンダはモリワキだ」という約束事がありました。更にレプリカのヘルメットやツナギまで揃えるので、スペンサー・レプリカのCBXが 峠に氾濫することになります。 走り屋や暴走族が良かったとは言いませんが、ある意味で健康的に発散する場所があって熱意を共有できる仲間がいたことは悪くなかったと思います。
CBXミーティングin浜名湖ガーデンパーク 2012年11月4日 CBX400F ビート・アルフィンカバー&エアロテール 紀ノ国屋
 ビートは私もバックファイヤーⅡ(中古)を付けてました。流行りのアルフィンカバーは冷却効果があると謳われてました。金色のポイントカバーはカッコ良イと思いました。奥側の車両のマフラーは 紀ノ国屋。CBXは RPM管など少し細めのサイレンサーが似合った気がします。エアロシャーク・フェンダーはインボードディスクのCBXやVTに付けて意味があったかはワカリマセン。

 CBXのプロトタイプ または増加試作型と呼ばれる個体。グラブバーやヘッドカバーなどに 量産型と違いがあるといいます。こればかりは、乗り回すものではなく、大事に保管すべきでしょう。カラーリングも何となくアンティークな雰囲気。
CBXミーティングin浜名湖ガーデンパーク 2012年11月4日 CBX400F プロトタイプ
 CBXは元々、空冷6気筒1000ccの輸出専用車の車名。それがアメリカンやDOHC125ccにまで拡がります。 当初、400はニ気筒で充分と豪語したホンダが、バカ売れしたZ400FXに対抗して 急遽作ったバイク。それをココまで名車にしたのは やはり多くのライダーに愛された事に寄ると思います。

 インテグラのバカデカいカウルやイエローのヘッドライトが懐かしい。カウルの認可が下りたばかりの時期でした。その前はVT250Fで、「メーター・バイザー」と呼称し、オイル・クーラーは「オイル・リザーブ・タンク」と呼ばれていました。
CBXミーティングin浜名湖ガーデンパーク 2012年11月4日 CBX400F インテグラ 
 インボードがダブルになっているのは550でしょうか? やはりココは外せませんね。80年代にここまで改造していたら、たちまち交機に切符を切られ、ノーマルに戻して見せに行かなければなりませんでした。さもなくば没収。かなりコソコソやってましたネ。真っ昼間に堂々とイベントが出来るのってすごく幸せなことです。

テーマ:旧車 - ジャンル:車・バイク

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