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旅行・ツーリング
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静岡から軽井沢を目的地にして行くと、横川は碓氷峠を隔てて裏側になる。横川おぎのやに寄っても「コレを食べてしまうと夕食が入らなくなる…」等とヘンなところに気に使って抑えていた。ココ数年ご無沙汰だった峠の釜めし。

今年はとうとう1000円の大台に乗った。香物付き味噌汁なし。御当地物が多少高いのは致し方ない。コンビニやファミレスだけでなくB級グルメなどのライバルが群雄割拠の時代。元々「駅弁」なわけで今となっては歴史と伝統を食っているようなもの。此処で釜飯を食べることが何より自慢とステータス。
手持ち無沙汰に釜飯の包み紙や箸袋を眺めながら食べる。おぎのや正面の横川駅と軽井沢が信越本線で継っていた頃の風情を 歴史小説でも読むつもりで目で追いながら食べると1000円も安いとさえ思えてくる。鉄道オタなら廃止される直前が一番旨い所かもしれないが歴オタにはその後が旨い。
ドライブインという呼称が思いっきりレトロ。記憶にある限り 少なくとも20年くらい外観は変わってないが 産業遺産にでも登録されるまでこのまま保存してもらいたいものだ。バブルの頃の単価は確か700円くらい。その頃軽井沢は身体に悪いほど物価高だったので庶民は此処で昼飯を済ませて行った。

「何年前の写真?…」というときクルマの車種を見る。それをブち壊しにしているのが中央に移っている私の会長閣下の愛機。あと10年くらい経っても同じ写真が取れそうで怖い。中古が安かったから買ったのであってコダワリでもプライドでもない。見向きもされなかったポンコツが 古くなるとある時期から急に(世間的)価値が上がってくるのは不思議だ。人間も そうありたい。

今年はとうとう1000円の大台に乗った。香物付き味噌汁なし。御当地物が多少高いのは致し方ない。コンビニやファミレスだけでなくB級グルメなどのライバルが群雄割拠の時代。元々「駅弁」なわけで今となっては歴史と伝統を食っているようなもの。此処で釜飯を食べることが何より自慢とステータス。
手持ち無沙汰に釜飯の包み紙や箸袋を眺めながら食べる。おぎのや正面の横川駅と軽井沢が信越本線で継っていた頃の風情を 歴史小説でも読むつもりで目で追いながら食べると1000円も安いとさえ思えてくる。鉄道オタなら廃止される直前が一番旨い所かもしれないが歴オタにはその後が旨い。
ドライブインという呼称が思いっきりレトロ。記憶にある限り 少なくとも20年くらい外観は変わってないが 産業遺産にでも登録されるまでこのまま保存してもらいたいものだ。バブルの頃の単価は確か700円くらい。その頃軽井沢は身体に悪いほど物価高だったので庶民は此処で昼飯を済ませて行った。

「何年前の写真?…」というときクルマの車種を見る。それをブち壊しにしているのが中央に移っている私の会長閣下の愛機。あと10年くらい経っても同じ写真が取れそうで怖い。中古が安かったから買ったのであってコダワリでもプライドでもない。見向きもされなかったポンコツが 古くなるとある時期から急に(世間的)価値が上がってくるのは不思議だ。人間も そうありたい。