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旅行・ツーリング
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箱根湯元から御殿場に抜ける最短距離に当る 県道734号大涌谷線の脇で山腹が不自然に盛り上がり蒸気を噴き上げていた。例によって硫黄の臭いがする。TVニュースの学者先生のようにはワカラないが倒木や枯草の様子から最近になって水蒸気の噴出が始まったように見える。月並みだが自然の脅威を感じる。

箱根湯元の旅館に勤める友人を訪ねた帰り道。今にも道路側まで崩れてきそうな斜面の彼方此方から煙が立ち昇っている。無論 こんな恐ろしげな自然災害の爪跡を物見遊山でわざわざ見に来るほどの度胸は持ち合わせていない…と思う。 箱根湯元は平日にも関わらず普通に賑ってるように見えたが 客が退いてしまうようなら此処で地熱発電でもできないものなのか。観光業の経験者は思う。

大涌谷は当然通行止。迂回しているらしく通るクルマも疎ら。私も勤続十数年の旅館業経験者だが 温泉地はこうした地象の影響を受け易い。源泉が有るのだから当然。 まして景勝地とは自然の驚異の成せる業。今は風評というが人の噂も七五日とはダテではないと思う。情報の入れ替りもまた早い。

大涌谷から数km下った地点。地盤の露出した谷合から噴煙が上がるのが見える。これはいつもの景色。この時「ドーン」という鈍い音と共に少し揺れたのは少々ビビった。周りのお店や家々は平穏。慣れていらっしゃる。ここから御殿場にはもう一つ峠を越える。カルデラ外輪山の内側なので地形が複雑。

東京圏から近い地の利もあって東海道沿いの宿場町とは別に昭和三十年代から西武・東急・小田急の交通機関のシェア争いが 始まり箱根山戦争と呼ばれた。そのためか 箱根から伊豆半島にかけて90年代まで距離が短く料金が高く しかも迂回路がない有料道路やたらとあった。そんなトラウマも脚を遠退かせていた。今日走ったルートはイニシャルD“Fifth stage”の舞台をトレースしていた。

箱根湯元の旅館に勤める友人を訪ねた帰り道。今にも道路側まで崩れてきそうな斜面の彼方此方から煙が立ち昇っている。無論 こんな恐ろしげな自然災害の爪跡を物見遊山でわざわざ見に来るほどの度胸は持ち合わせていない…と思う。 箱根湯元は平日にも関わらず普通に賑ってるように見えたが 客が退いてしまうようなら此処で地熱発電でもできないものなのか。観光業の経験者は思う。

大涌谷は当然通行止。迂回しているらしく通るクルマも疎ら。私も勤続十数年の旅館業経験者だが 温泉地はこうした地象の影響を受け易い。源泉が有るのだから当然。 まして景勝地とは自然の驚異の成せる業。今は風評というが人の噂も七五日とはダテではないと思う。情報の入れ替りもまた早い。

大涌谷から数km下った地点。地盤の露出した谷合から噴煙が上がるのが見える。これはいつもの景色。この時「ドーン」という鈍い音と共に少し揺れたのは少々ビビった。周りのお店や家々は平穏。慣れていらっしゃる。ここから御殿場にはもう一つ峠を越える。カルデラ外輪山の内側なので地形が複雑。

東京圏から近い地の利もあって東海道沿いの宿場町とは別に昭和三十年代から西武・東急・小田急の交通機関のシェア争いが 始まり箱根山戦争と呼ばれた。そのためか 箱根から伊豆半島にかけて90年代まで距離が短く料金が高く しかも迂回路がない有料道路やたらとあった。そんなトラウマも脚を遠退かせていた。今日走ったルートはイニシャルD“Fifth stage”の舞台をトレースしていた。
テーマ:火山 地震 自然災害 関連のニュース - ジャンル:ニュース