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火薬御飯

Category :  オートバイ
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 「こんな事をして何の意味があるのだろう?そこに一体何があるというのだ…」
1987年3月 北極海 …という添え書きが印象的なTW200改は冒険家 風間深志氏が北極点到達に実際に使ったマシン。本物のアドベンチャースペシャルだ。
TW200改TY250R 風間深志 ヤマハ 北極点到達スペシャル 山梨県観光大使  風魔プラス1 FUMA‐X 『地平線への旅バイクでやったぜ北極点』(文藝春秋,1989年)道の駅みとみ山梨市三富川浦国道140号線
風間氏は1991年TWを更に発展させた南極仕様「ウィスパーダンサー」で南極点の到達にも成功している。初期型TWにTY250のエンジンやフロント周りを移植することに風間氏はノーマルを崩してしまうので多少抵抗があったらしい。寒冷地対策の他にも排気や音量など環境にも配慮した設計に先見性が伺える。1986年パリダカール・ラリーで優勝したホンダNXR750などとは また違ったコンセプトで練り上げられた究極のオフローダー進化系。そこらのストリートカスタムとは違う。
レッドホライゾン 風魔プラス1 風間深志 red horizon (モンベルmont-bell)
北極仕様の装備品は日常にもフィードバックされる。今はモンベルに統一されたが 私も風魔プラスワン世田谷店で買ったレッド・ホライゾンの自立型テントを今だに使っている。むしろそのテントを早く使ってみたくて一泊でツーリングに出掛けたことさえあった。逸品とは作り手の意思まで使う者に伝え駆り立ててくれる。
TW200改TY250R YAMAHA North-Pole special 風間深志 北極点到達スペシャル 山梨県観光大使  風魔プラス1 FUMA‐X 『地平線への旅バイクでやったぜ北極点』(文藝春秋,1989年)道の駅みとみ山梨市三富川浦国道140号線
TY250Rの空冷2ストロークエンジンに換装。キャブレターにマフラーから余熱を送るパイプが設けられている。樹脂類やオイルが極寒では凍ったり脆くなるため見た目以上に材質の改良に手間が掛かっているという開発秘話を著書「地平線への旅 バイクでやったぜ北極点」で既読。開発や現地サポートに常に労いを掛ける。冒険や挑戦をする方には皆そんな一面がある。
道の駅みとみ 山梨県 山梨市三富川浦1822-1風間深志バイク博物館 Roadside station Yamanashi Prefecture
風間深志氏は山梨市出身ということで県と市の観光大使でもある。北極やヒマラヤではないがそれ等バイクや冒険に関する展示は 周辺の景色に何となく似合っている気がした。 周辺は雁坂峠に至る西沢渓谷など雄大な自然美が思わずその気にさせてくれる。立ち止まってノンビリ眺めるに良い所だが国道140号沿いは廃道やダムマニアにもウケそうな物件も多数あった。

テーマ:TW225 - ジャンル:車・バイク

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