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塩川ダムは富士川水系の釜無川支流にある山梨県営の多目的ダム。そのためか電力会社のダムに比べビジターセンターや駐車場も充実しておりアニメ聖地にもなっている(らしい)。ダム湖の「みずがき湖」も趣がある。

場所は国道20号線に並行する富士川支流の釜無川から更に分岐した塩川上流。北杜市という地名が比較的新しくしかも広大なため感覚が鈍る。釜無川は構造線に沿った渓谷で河岸段丘というより崖や台地状の地形が多い。

中規模のダムは逆に立地が難しい。適度に幅と深さがあって地盤が安定した渓谷を見付けなければならない。ここ塩川は中央構造線に沿った東側にあり八ヶ岳山麓。地質も凝って上流には有名なラジウム泉もあるらしい。

護岸がロックフィルで湖面が間近に見えて神秘的。だからダム湖は心霊スポットにもなりやすい。景色は抜群だが釣りはできないようだ。こういう施設が市街地から近い所にあるのは羨ましい。北杜市は最近注目株。

場所は国道20号線に並行する富士川支流の釜無川から更に分岐した塩川上流。北杜市という地名が比較的新しくしかも広大なため感覚が鈍る。釜無川は構造線に沿った渓谷で河岸段丘というより崖や台地状の地形が多い。

中規模のダムは逆に立地が難しい。適度に幅と深さがあって地盤が安定した渓谷を見付けなければならない。ここ塩川は中央構造線に沿った東側にあり八ヶ岳山麓。地質も凝って上流には有名なラジウム泉もあるらしい。

護岸がロックフィルで湖面が間近に見えて神秘的。だからダム湖は心霊スポットにもなりやすい。景色は抜群だが釣りはできないようだ。こういう施設が市街地から近い所にあるのは羨ましい。北杜市は最近注目株。
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昔社員旅行で草津に行く途中、軽井沢に昼食と観光に立ち寄った。その時、会社の先輩女子が「旧軽こそ通の行く所」と自慢気に案内してくれた。もちろん私は興味が無く先輩の命に従って後を付いて歩いていた。

このメインストリートも昔と変わっていないようで激しい既視感が先輩に仕事で怒られたトラウマまで呼び起こされる気がした。十数年も経てばお店や業態も変わっているはずだが軽井沢というブランドに上書きされ流行りのレトロ風情を醸している。昔来た頃はイヤミなくらいセレブな高級志向が尊かった時代でまたそういう価値観に特に若い女子が夢中になった。

昔のことで記憶が定かではないが旧軽にはいわゆるブティックとかアパレル系の他べらぼうに高いレストランや芸能人のお店的なものが並んでいたと思う。アクセやファンシーもあったかもしれない。この商店街を外れると定番のテニスコートや昔からの別荘地など更に伝統的な風景が広がる。

今回ドライバーのB氏が旧碓氷峠を案内してくれたおかげで、なぜこの地域を「旧軽井沢」というのか位置関係がわかった。旧軽井沢に対し国道18号バイパスや上信越道が開通したおかげで開発された新市街があるということか。たぶん70年代から80年代に掛けのレジャーブームやリゾートブームの頃に開発された軽井沢駅周辺は後にバブルの煽りを受けることになる。

新幹線が開通すれば遠方からの利用客が激増するというのが80年代の定説。実際には希望的観測というより幻。軽井沢駅は在来線の廃止もあって駅舎は立派だが利用客は微妙。この駅周辺は浮き沈みが激しく結果的に「旧軽井沢」地域が昔のまま残って「昭和レトロブーム」の今に至る。

このメインストリートも昔と変わっていないようで激しい既視感が先輩に仕事で怒られたトラウマまで呼び起こされる気がした。十数年も経てばお店や業態も変わっているはずだが軽井沢というブランドに上書きされ流行りのレトロ風情を醸している。昔来た頃はイヤミなくらいセレブな高級志向が尊かった時代でまたそういう価値観に特に若い女子が夢中になった。

昔のことで記憶が定かではないが旧軽にはいわゆるブティックとかアパレル系の他べらぼうに高いレストランや芸能人のお店的なものが並んでいたと思う。アクセやファンシーもあったかもしれない。この商店街を外れると定番のテニスコートや昔からの別荘地など更に伝統的な風景が広がる。

今回ドライバーのB氏が旧碓氷峠を案内してくれたおかげで、なぜこの地域を「旧軽井沢」というのか位置関係がわかった。旧軽井沢に対し国道18号バイパスや上信越道が開通したおかげで開発された新市街があるということか。たぶん70年代から80年代に掛けのレジャーブームやリゾートブームの頃に開発された軽井沢駅周辺は後にバブルの煽りを受けることになる。

新幹線が開通すれば遠方からの利用客が激増するというのが80年代の定説。実際には希望的観測というより幻。軽井沢駅は在来線の廃止もあって駅舎は立派だが利用客は微妙。この駅周辺は浮き沈みが激しく結果的に「旧軽井沢」地域が昔のまま残って「昭和レトロブーム」の今に至る。
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オンラインだリモートだと引きこもりみたいなこと言ってたのは遥か昔。日常を取り戻すには外に出て人と会うのがイチバン。実は去年も来てるが今年は世の中が出遅れているためか然程渋滞せずに到着。正に旅行日和。

今年2023年はB氏の車に同乗させて頂いたおかげで各地を観光しながらも予想より早くチェックイン。よく手入れされて昔から変わらないシルバーストーンの景色にはなぜか無性に「懐かしい」という感覚が込み上げる。

いやホント不思議なくらい昔と変わっていない景色。オーナー夫妻に比べたら遥かに若い我々でさえもう既に何人か鬼籍に入っているのに、本当に好く維持されたこのインテリア。珈琲を頂きながら暫しの感傷に耽る。

ほどなく夕食の時間。若い頃はコチラの上品な夕食が量的に足りず食後の買い出し等が恒例になっていた。ドリンクもおかわりをしてもっと飲んだが今は適度な間隔で出てくるコース料理がちょうど良い。無論皆完食。

強調したいのは平成初め頃まで軽井沢はボッタくりホテルばかりで客層もガラが悪いのが多かった。その当時からシルバーストーンは今まで変わらず寧ろ安いくらいで迎えてくれたこと。若輩の我々には有り難かった。

恒例の買い出しに出掛ける。繰り返すがバブルの頃はここ国道18号線も走り屋や暴走族で深夜まで渋滞していた。並行するJRも信越本線の夜行列車などが走った。1997年に信越本線は廃止され以降ヘンに静かになった。

高原のため夜は少し寒い。コンビニまで国道沿いに約1㎞。大勢で買い出しに行くという典型的な部屋飲みフラグ。ドリンク類とおつまみを各自で購入。他の客もだいたい同じような感じの旅人風。良い子は夜外に出ない。

深夜になると目が冴える。昔から夜に強いうえ仕事柄夜型。まして今日は人様の車に乗せてもらって疲れが少ない。途中風呂を借りたりしながら深夜まで飲んで話し込む。無論他のお客さんの迷惑にならないていどに。

良く寝たのかわからないうちに朝になって朝食。当然だが夜更かしの宿泊客が悪い。連泊でゆっくり観光したい。寝ぼけてると朝なにを食べたか覚えていないので写真に収める。また来年も皆で此処に集まれるように。

今年2023年はB氏の車に同乗させて頂いたおかげで各地を観光しながらも予想より早くチェックイン。よく手入れされて昔から変わらないシルバーストーンの景色にはなぜか無性に「懐かしい」という感覚が込み上げる。

いやホント不思議なくらい昔と変わっていない景色。オーナー夫妻に比べたら遥かに若い我々でさえもう既に何人か鬼籍に入っているのに、本当に好く維持されたこのインテリア。珈琲を頂きながら暫しの感傷に耽る。

ほどなく夕食の時間。若い頃はコチラの上品な夕食が量的に足りず食後の買い出し等が恒例になっていた。ドリンクもおかわりをしてもっと飲んだが今は適度な間隔で出てくるコース料理がちょうど良い。無論皆完食。

強調したいのは平成初め頃まで軽井沢はボッタくりホテルばかりで客層もガラが悪いのが多かった。その当時からシルバーストーンは今まで変わらず寧ろ安いくらいで迎えてくれたこと。若輩の我々には有り難かった。

恒例の買い出しに出掛ける。繰り返すがバブルの頃はここ国道18号線も走り屋や暴走族で深夜まで渋滞していた。並行するJRも信越本線の夜行列車などが走った。1997年に信越本線は廃止され以降ヘンに静かになった。

高原のため夜は少し寒い。コンビニまで国道沿いに約1㎞。大勢で買い出しに行くという典型的な部屋飲みフラグ。ドリンク類とおつまみを各自で購入。他の客もだいたい同じような感じの旅人風。良い子は夜外に出ない。

深夜になると目が冴える。昔から夜に強いうえ仕事柄夜型。まして今日は人様の車に乗せてもらって疲れが少ない。途中風呂を借りたりしながら深夜まで飲んで話し込む。無論他のお客さんの迷惑にならないていどに。

良く寝たのかわからないうちに朝になって朝食。当然だが夜更かしの宿泊客が悪い。連泊でゆっくり観光したい。寝ぼけてると朝なにを食べたか覚えていないので写真に収める。また来年も皆で此処に集まれるように。
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実家へお土産は名物「横川の釜めし」。私は軽井沢駅前で購入するつもりだったが車が止められないということで横川の「ドライブインおぎのや」まで行ってもらう。帰路の長野側の渋滞を避けたかったのもあるらしい。

去年はRED-WINGS氏に誘われるまま軽井沢からバスで横川に下り信越本線の横川駅から列車で高崎に向かう行程だったがドライブインの混雑ぶりは変わっていないように見える。もっともコロナ禍でディスタンスを保てるバイクは寧ろ推奨されていたからかも。幸い私も感染せずに済んだ。

釜めし一人前がテイクアウトもイートインでも1,200円はたしかに高い。値段的にはバブルの頃の倍近い。だがおそらく日本一と思われるお土産としての知名度とブランド力は圧倒的。四の五の言いながらも買って帰る。

店内のレイアウトが来る度に変わっているような気がする。イートインは二階。益子焼の容器はもらって帰っても以外と使い道がなく家に溜まってしまうが逆に釜飯の御土産の証拠と思い出はいつまでも残ることになる。

イニシャルDは私も単行本買ってた。90年代半ばくらいから連載されて大ヒット。聖地モノではないがその歴史は古い。このコラボは何かとクレームを付けたがるヤツがいそうだが、作者の郷土愛を感じる良作だと思う。

連休でバイクも多い。この先で碓氷峠はバイパスと旧道に分かれる。急な登りの高速コーナーかヘアピンのつづら折りの何方を攻めるか此処で決める。信越本線が廃止されて久しいが観光スポットとしても此処は健在。

去年はRED-WINGS氏に誘われるまま軽井沢からバスで横川に下り信越本線の横川駅から列車で高崎に向かう行程だったがドライブインの混雑ぶりは変わっていないように見える。もっともコロナ禍でディスタンスを保てるバイクは寧ろ推奨されていたからかも。幸い私も感染せずに済んだ。

釜めし一人前がテイクアウトもイートインでも1,200円はたしかに高い。値段的にはバブルの頃の倍近い。だがおそらく日本一と思われるお土産としての知名度とブランド力は圧倒的。四の五の言いながらも買って帰る。

店内のレイアウトが来る度に変わっているような気がする。イートインは二階。益子焼の容器はもらって帰っても以外と使い道がなく家に溜まってしまうが逆に釜飯の御土産の証拠と思い出はいつまでも残ることになる。

イニシャルDは私も単行本買ってた。90年代半ばくらいから連載されて大ヒット。聖地モノではないがその歴史は古い。このコラボは何かとクレームを付けたがるヤツがいそうだが、作者の郷土愛を感じる良作だと思う。

連休でバイクも多い。この先で碓氷峠はバイパスと旧道に分かれる。急な登りの高速コーナーかヘアピンのつづら折りの何方を攻めるか此処で決める。信越本線が廃止されて久しいが観光スポットとしても此処は健在。
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ホテルマンなどという職歴とは関係ないが、ちょうど退職して失業保険もらって遊んでいた頃「高原へいらっしゃい」というトレンディードラマを見ていた。平成のリメイク版で昭和版も再放送で見たと思う。その両方でロケ地となった「八ヶ岳高原ホテル」に密かに行ってみたいと思った。

前職に未練などないしトレンディードラマとしてもそれほどヒットしたわけではない。ただ八ヶ岳を背景にしたホテルの景色が美しく、実際の職場を経験して擦れた若造には妙に揺さぶられるものがあった。いや…実際は労基もコンプラもない時代にこんな僻地に配属されたらロクに休みも無く24時間コキ使われたに違いない。だからドラマだったわけで、そんなものに憧れを抱いてホテル業界に入って来る新入社員が本当に不憫に思えた。

都内にあった古い邸宅を移築したもので梁などが異様に太い。頭をブツけそうとか昨今のような些細なクレームなど意に介さない質実剛健な作り。建築としては丈夫そうだが消防法等は大丈夫か?などと目算するのは職業病。シッカリ通常営業していた。エントランスにメニューが出ているのをみると予約なしのフリー客にも対応しているらしい。ちょっと安心した。

ここ数年、旅行需要の変化やコロナの影響もあってホテル業界は厳しい状態。客入りの良い宿泊施設が急に閉店することも珍しくない。観光業はトレンドに左右され風評に弱い。安定した集客が見込めないと親会社に切られてしまう例も多い。一見チャラい業界だが気合や感情論は通用しない。

昭和の頃見たテレビドラマの景色が今もそのまま残っているのは不思議でさえある。因みに1976年放送の初代連ドラはホテルの再建に成功するハッピーエンドだったが、2003年放送のリメイク版はその当時を反映して閉館してしまうオチ。90年代から大ヒット連発のトップアイドルだった浜崎あゆみが歌うエンディングテーマ「forgiveness」が物悲しく印象的だった。

前職に未練などないしトレンディードラマとしてもそれほどヒットしたわけではない。ただ八ヶ岳を背景にしたホテルの景色が美しく、実際の職場を経験して擦れた若造には妙に揺さぶられるものがあった。いや…実際は労基もコンプラもない時代にこんな僻地に配属されたらロクに休みも無く24時間コキ使われたに違いない。だからドラマだったわけで、そんなものに憧れを抱いてホテル業界に入って来る新入社員が本当に不憫に思えた。

都内にあった古い邸宅を移築したもので梁などが異様に太い。頭をブツけそうとか昨今のような些細なクレームなど意に介さない質実剛健な作り。建築としては丈夫そうだが消防法等は大丈夫か?などと目算するのは職業病。シッカリ通常営業していた。エントランスにメニューが出ているのをみると予約なしのフリー客にも対応しているらしい。ちょっと安心した。

ここ数年、旅行需要の変化やコロナの影響もあってホテル業界は厳しい状態。客入りの良い宿泊施設が急に閉店することも珍しくない。観光業はトレンドに左右され風評に弱い。安定した集客が見込めないと親会社に切られてしまう例も多い。一見チャラい業界だが気合や感情論は通用しない。

昭和の頃見たテレビドラマの景色が今もそのまま残っているのは不思議でさえある。因みに1976年放送の初代連ドラはホテルの再建に成功するハッピーエンドだったが、2003年放送のリメイク版はその当時を反映して閉館してしまうオチ。90年代から大ヒット連発のトップアイドルだった浜崎あゆみが歌うエンディングテーマ「forgiveness」が物悲しく印象的だった。