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オートバイ
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ごく最近までトラブルもなく片道100kmていどの日帰りツーリングも余裕でこなしてくれたリード90が八月に入って故障が増えた。トラブルが無かったからツーリングにも使っていたわけで年式も古くメカに不安があったら無闇に使いたくはない。

↑これは去年の写真。富士山を一周回ると軽く150kmある。しかも古いクルマやバイクが苦手な長い上り坂や山梨県側は路面も荒れている。2stでも高年式の燃調が薄い機種はオーバーヒートのまま焼き付き(抱き付き)を起こす。私のリード90はスモークが増えるのを承知でオイル吐出量を多目にしている。趣味でもあり日常的にメンテは欠かさないので去年も全くノントラブルで走り続けてくれた。
その健康優良児が今年7月頃エンジンから異音を発し走行不能に陥る。途中バイク屋に寄ろうと思ったが今では廃部品の処分を(もちろん処分料を払うが)頼むだけの私は旧知のバイク屋からも嫌われているらしく嫌味ばかり言われる。店まで行ったが静かに去ることにした。結局炎天下を10kmほど押して実家に戻る。

実家ガレージでエンジンを開けて内心ホッとした。Vベルトの断絶だったからだ。Vベルトは部品取りから中古をストックしたものを使っていたのでコレは仕方ない。むしろ純正ではなくアフターパーツだったため芯が金属ワイヤーでなく樹脂製だったのも幸い。金属のワイヤーが切断して絡まると解くのが厄介でドライブフェイスに傷が付くこともある。樹脂が芯のVベルトなら傷も付かないし金切りハサミで切ることもできる。とりあえずストックと交換して走行可に。早く新品に交換せねば。
続いて八月下旬の富士五湖ツーリングの最中に回転が上がらなくなるトラブルが発生。アイドリングはするし一旦エンジンを切って再始動すると暫らくはフツーに走る。結局この方法でダマシだましツーリングして帰宅後にエンジンを開ける。

フロートチャンバー内に砂状の細かなサビがこびり付いているが此れしきで不調になるほど昔の2ストエンジンはヤワではない。分解中に気付いたのはオートチョークのユニットが止め具のネジが緩んで少し浮いていたこと。原因はそっちだ。チョークが利きっぱなしだったかエアを吸い込んでいたかだ。キャブの地金はアルミのため古くなるとネジが舐めることがある。オーバートルクを意識して多少ネジの締め込みを緩くしていた。一度緩むと振動で緩みが大きくなる。ネジをよく脱脂して締め直す。フロート内のサビは他の車両からガソリンを移す時に携行缶のサビが混入したと思われる。一定期間乗らない車両はガソリンを抜いてリード90に移していた。リード90のタンクは一度交換しておりサビは皆無だし。

もう一点ツーリング中に仲間から指摘されたのがヘッドライドの暗さ。もちろん改造の功罪だ。まず18w×2灯で行灯のように暗いノーマルのデュアルライトをレンズごとホンダAF51タクトのマルチリフレクターを加工したものに交換。更にバルブ(電球)をタクトのPH11からH4球を付けられるようソケットごと交換。PH11はホンダ独自の規格で流通も少なく相場が高かいからだ。もちろんフィラメントの位置は合わせたが逆に暗くなった。発電量が足りない。そこで流通量が多く安価な既存のPH7のソケットを移植した。フィラメントの位置は配光が広がるように合せたが被視認性は良くなかったらしい。それでもリード90ノーマルよりは明るいはずだ。

この頃PH11の安価な在庫も増えてるので別のAF51タクト用ヘッドライトレンズを落札して作り直す。リード90のヘッドライトカウルにAF51タクトのライトレンズを埋め込むのは偶然サイズや角度が合ったのだがこの形状が気に入っている。レンズの左右をカットするだけなのでもう少し涼しくなったら。夕方が明るいうちに。

↑これは去年の写真。富士山を一周回ると軽く150kmある。しかも古いクルマやバイクが苦手な長い上り坂や山梨県側は路面も荒れている。2stでも高年式の燃調が薄い機種はオーバーヒートのまま焼き付き(抱き付き)を起こす。私のリード90はスモークが増えるのを承知でオイル吐出量を多目にしている。趣味でもあり日常的にメンテは欠かさないので去年も全くノントラブルで走り続けてくれた。
その健康優良児が今年7月頃エンジンから異音を発し走行不能に陥る。途中バイク屋に寄ろうと思ったが今では廃部品の処分を(もちろん処分料を払うが)頼むだけの私は旧知のバイク屋からも嫌われているらしく嫌味ばかり言われる。店まで行ったが静かに去ることにした。結局炎天下を10kmほど押して実家に戻る。

実家ガレージでエンジンを開けて内心ホッとした。Vベルトの断絶だったからだ。Vベルトは部品取りから中古をストックしたものを使っていたのでコレは仕方ない。むしろ純正ではなくアフターパーツだったため芯が金属ワイヤーでなく樹脂製だったのも幸い。金属のワイヤーが切断して絡まると解くのが厄介でドライブフェイスに傷が付くこともある。樹脂が芯のVベルトなら傷も付かないし金切りハサミで切ることもできる。とりあえずストックと交換して走行可に。早く新品に交換せねば。
続いて八月下旬の富士五湖ツーリングの最中に回転が上がらなくなるトラブルが発生。アイドリングはするし一旦エンジンを切って再始動すると暫らくはフツーに走る。結局この方法でダマシだましツーリングして帰宅後にエンジンを開ける。

フロートチャンバー内に砂状の細かなサビがこびり付いているが此れしきで不調になるほど昔の2ストエンジンはヤワではない。分解中に気付いたのはオートチョークのユニットが止め具のネジが緩んで少し浮いていたこと。原因はそっちだ。チョークが利きっぱなしだったかエアを吸い込んでいたかだ。キャブの地金はアルミのため古くなるとネジが舐めることがある。オーバートルクを意識して多少ネジの締め込みを緩くしていた。一度緩むと振動で緩みが大きくなる。ネジをよく脱脂して締め直す。フロート内のサビは他の車両からガソリンを移す時に携行缶のサビが混入したと思われる。一定期間乗らない車両はガソリンを抜いてリード90に移していた。リード90のタンクは一度交換しておりサビは皆無だし。

もう一点ツーリング中に仲間から指摘されたのがヘッドライドの暗さ。もちろん改造の功罪だ。まず18w×2灯で行灯のように暗いノーマルのデュアルライトをレンズごとホンダAF51タクトのマルチリフレクターを加工したものに交換。更にバルブ(電球)をタクトのPH11からH4球を付けられるようソケットごと交換。PH11はホンダ独自の規格で流通も少なく相場が高かいからだ。もちろんフィラメントの位置は合わせたが逆に暗くなった。発電量が足りない。そこで流通量が多く安価な既存のPH7のソケットを移植した。フィラメントの位置は配光が広がるように合せたが被視認性は良くなかったらしい。それでもリード90ノーマルよりは明るいはずだ。

この頃PH11の安価な在庫も増えてるので別のAF51タクト用ヘッドライトレンズを落札して作り直す。リード90のヘッドライトカウルにAF51タクトのライトレンズを埋め込むのは偶然サイズや角度が合ったのだがこの形状が気に入っている。レンズの左右をカットするだけなのでもう少し涼しくなったら。夕方が明るいうちに。